On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-03-23 16:23:11
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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来るだろうなぁと思う反応は必ず、来るものです その反応を頂いてこそ、一緒に考えることができます

「青山さんは記者出身だから思い入れがあって新聞に生き残って欲しいだろうけど、われわれは新聞なんか誰も読まないので、早く無くなって欲しい」
 言葉通りではありません。趣旨です。こういう反応がありました。反応していただいて、うれしいです。

 そのうえで、ちょっと聴いてください。

 ぼくは新聞に生き残って欲しいと申しているのではなくて、主権者が良質な情報を得られるように、現場の記者から生き方を変えていって欲しいという考えを提示しています。

 売ることが何より先決の情報、売ることが絶対の優先なのに正義と善の仮面を被って提供される情報、また、しんどい、エネルギーを夥 ( おびただ ) しく費やす確認作業をあらかじめ省いた情報、それらに良質なものはありません。

 たとえば、週刊文春とネットニュースに支配された「疑似情報社会」の日本を、記者諸君は黙ってみているのかということです。
 それ以前に、このふたつを元に日々、国費を費やす国会議員は論外ですが。

 ちなみに、ぼくは新聞記者というものはやったことがありません。
 19年近く務めたのは通信社の記者です。
 そのほうが、記者を辞めたあとに情報に関わる仕事をするうえでは、客観的にふりかえって、良かったと考えています。この件はまた、別途。







 
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