On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-04-05 05:43:33
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【かなり書き加えました】一致点を探す現場にて その3 ミニ・クイズあり



▼参議院の総務委員会 ( 3月30日 ) で、質問中の不肖ぼくが、前田NHK会長の答弁を聴いている場面ですね。

 国会での質疑は、質問の内容、そして問いかけるときの語り方がもっとも大切なのは言うまでもありません。
 しかし、義務として答弁なさるかたの答えぶりをしっかり聴いて、その機微を摑むことも、とてもとても重要です。

▼この日も、NHKの官僚組織が用意した紙を読む前田晃伸会長が、民間のバンカー出身らしく、わずかにご自分の自由意志を示そうとされているところを公平に把握することに努めました。
 そして、把握したことに応じて、質問の内容や話し方を咄嗟 ( とっさ ) に変え、まさしく臨機応変に、かつきっちり質問時間内に収まるように質問を続けることに集中します。

 事前に決められている質問時間内に、正確に収めるのは、与党の議員としては極めて基本的な義務です。
 この日の総務委員会は「往復形式」と言いまして、ぼくに与えられた持ち時間には、答弁される側が消費する時間も含めます。
 答弁する側がどれぐらい時間を費やしてお答えになるかは、まったく分かりませんから、時間内で聴くべきことをすべて聴くのは、そう簡単ではありません。

( これと対照的なのは、「片道形式」です。質問時間には、答弁の時間を含めません。質問する議員の費やす時間だけで計算します。予算委員会の一部の審議はこれです。
 残念ながら、野党側が審議の引き延ばしに利用することが絶えません。答弁する政府側に、すでにある法律の条文を延々と読み上げさせて、審議時間を徒に引き延ばす、こうしたことを常套手段にしている野党議員も居ます )

▼この日も、前田会長は最後に、民間出身者としてのいわば生き方を問うたぼくの質問に対し、紙をもはや手にされずに答弁に立たれ、「NHKには理解できないところも多々ある」という趣旨を答弁されました。
 その部分を公式な議事録から転載すると、以下の通りです。

「○参考人(前田晃伸君) お答え申し上げます。
私も会長になって一年になります。全く違う世界に入りまして、いろいろ本当に理解できないようなこともたくさんございました」

 議事録は、参議院の公式ホームページから誰でもご覧になれます。 ( いま見てみましたが、まだ3月30日の分は正式にはアップされていないようです。ぼくの手元にあるのは、最終確認前の仮のバージョンですね )

▼さて、そのうえで、答弁を聴いている時ではなく、質問に立っている時のぼくの目線は、どこに向かっているでしょうか。
 これをちょっと、みなさん、考えてみてくださいますか ?

 このブログは地味なブログですが、もうすこし色んなことをやってみたいです。
 たとえば、このエントリーのようにクイズっぽい問いかけ、あるいは、新しい物語 ( 小説 ) の連載 ( これはまだ考え中の段階です ) などなど。






 
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