On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-04-10 18:42:22
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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天の時はわれらにあり 時代が欲するのは誰か それは実は少数派のぼくらです

 ぼくらが生きている、この時代の日本には、信じがたいことが山のようにあります。
 そのひとつが、たとえば警察庁には、実は担当大臣がいない!
( 国家公安委員長は、担当大臣とは性格が違います )
 なぜか。
 警察を所管していた内務省がGHQによって解体されたままだからです。すなわち内務大臣がいないのです。

 この一例が示すのは、GHQの占領が終わって69年目になってもなお、国の中枢であればあるほど精神の深い部分で、いまだに被占領状態にあることです。
 ぼくらの祖国はいまだ、独立を回復していない。

 ところが、これは絶望どころか、ほんとうは滅茶苦茶に面白い話、わくわくする時代だということなんです。
 新しい国造りを自分たちでやれるんだから。
 アメリカのように若い国なら、いつだってあり得る。
 しかし日本は、アメリカのおよそ10倍もの長い歴史を持つ邦です。そんな古きも古い国で、新しい国作りをやれる時代に生きているなんて、なんという幸運でしょうか。

 ぼくらはまったくの少数派、ところがなぜ、自由民主党のなかで、護る会(日本の尊厳と国益を護る会)が65人もの衆参両院議員を集めるのか。
 尖閣諸島を護るために、GHQのもとで作られた海上保安庁法は改正しようと考える議員は少数派なのに、なぜ自由民主党から総理に出した提言に、法改正の必要性が盛り込まれたのか。

 時代が欲しているのは、こちら側、日本独立派だからです。
 幕末そっくりです。
 討幕派は少数だったうえに戦術も何度も間違えたのに、なぜ明治維新は実現したのか。
 時代が欲していたからです。

 それに、民主主義に基づく新しい『内務省』の創建は、安倍内閣の時代に秘かに検討されたことがあります。
 ぼくは夢物語を話しているのじゃない。
 あなたの決意次第で、実現する話を見てください。

 ぜひとも、どうしても、ここを視てください。








 
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