On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-05-14 06:09:50
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【推敲し、書き足しました】 変異株について、シンプルに医師、医学者、ウイルス学者とこの頃、話していること

▼ウイルスが変異するとき、その宿主に入り込みやすくするだけではなく、宿主との共存を狙っているのが、本来の姿です。
 それは当たり前で、ウイルスは単独では生きられない。 ( ウイルスは生物と非生物の境界線上に存在しますが、便宜的に、生きる、生きられないという表現を使います )
 宿主と共存してこそ初めて、生きられる、自分たちの存在を繋ぐことができる。
 現に、動物にはウイルスと一緒に生きているものが居るわけです。

▼それなのに、この武漢熱ウイルスは、変異することによって、宿主としての人間の重症化を招く。致死率も悪化させる。
 本来の目的からすると、真逆に近いですね。

▼ぼくは当初からずっと、中国の武漢病毒研究所を中心に、人の手で創られた人工ウイルスの疑いを調べ、調べるだけではなく発信してきました。 ( 中国語の『病毒』とは病の毒ではなく、すばり、ウイルスのことです )
 その疑いを強めざるを得ません。

▼ただし公平に申しておきたいですが、ウイルスの漏洩がもしもあったとしても、それが今回、意図的とは考えていません。
 ウイルスを自国で漏洩させることは基本的にないです。自国の経済を少なくともいったんは大きく破壊しますから。
 事故は事故でしょう。しかしその事故情報を正当に開陳せず、今もまったく開示していない。
 さらには、開示していないのに、中国は「開示した」、それも「初期段階からすべて開示してきた」と事実に反する説明を繰り返しています。

▼ワクチンの接種が進めば、武漢熱は先が見えてきます。
 接種の極端な遅れは、明らかに失政であるということは変わりません。
 しかし武漢熱の先行きは、オールドメディアの報道ぶりとはまったく違って、実は先の見通しが立ち始めている現状です。
 ワクチンを持病などで打てないかた、あるいはご自分の信念や懸念で打たないかた、いずれのかたがたにとっても、社会で、特に今回はmRNA型のワクチンの投与が進展することは、事態を改善させます。
 mRNAワクチンを接種したひとは他人にうつす、感染させる確率が大きく下がることが疫学的に確認されているからです。

▼たった今、苦しみ続けるひと、さらには命の危機に晒されるひと、そして万人にとってたったひとつしかない命を奪われてしまうひとが、いらっしゃいます。
 だから安易なことは決して申せません。
 また命を奪われるひとにとっては、先の見通しも何も奪われてしまいます。
 もちろんぼく自身も、そのリスクは同じです。
 ただ、すべて絶望しかないかのようなオールドメディアの報じぶりは、今に始まったことではありませんが、たとえば武漢熱による鬱を実際に悪化させることを思えば、ふだんよりさらに実害が深いです。

▼そのうえで、武漢熱がいずれ収束したその先も既に考えておかねばならない時機が、始まっています。
 最大の懸念は、この武漢熱で世界が破壊されたことが生みだした膨大な情報です。
 克明に、テロリスト集団、テロ国家に収集されていると考えねばなりません。
 懸念するだけではなく、国家危機管理の専門家のひとりとして、今から対応を始めています。





 
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