On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-06-03 04:56:18
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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みなさんに驚きました

 きょうも野戦の日々の朝が来ました。

 ぼくの願いは、みなさんには決して野戦など存在せず、気持ちを楽々と日々を過ごしてもらうことに尽きます。
 それが中国製の武漢熱によって、すなわちずっと指摘しているように中国科学院・武漢病毒研究所から漏洩した疑いのある、また人工物の疑いがあるウイルスによって、苦闘の日々をみなさんが送られ、そこに失政も加わって命を喪うひとも続出して、どうにも苦しい、苦しいです。

 しかし、そのなかでも、天皇陛下のご存在を護ることをはじめ、何があっても取り組み続けねばならない根幹の課題がいくつも重なっています。
 重なる根本課題のそのなかでも、ぼくら日本人にとってもっとも大切な、天皇陛下のご存在を護るカギは、日本の唯一の主人公である国民・主権者が、ほとんど何も知らされていないという現実を打破することです。
 それを、いささかでも改善するひとつの工夫、効果のある工夫として、およそ2年前でしたか、「まんがで発信する」ということを、いちばん最初は関係者だけに提案しました。
 皇位継承という簡単ではないテーマを、まんがで表現する・・・ちょっと無理でしょう、原作を誰が書くんですか、青山さんもまんがの原作って、やったことないでしょう、しかも公務絶対優先で時間がなくて、ほかの大量の原稿を会員制レポートを含めて夜中に書くなかで、そんなことやれるんですか、さすがにやれないでしょう、という反応が多かったです。

 無理が通れば道理が引っ込む、という言葉を、子供の頃、小学生の頃かな、それこそまんがで読みました。
 車のまんがだったと思います。
 ヘルメットを被った主人公が、そう言って車を道路の土手に乗り上げて前車を抜くシーンだったかなと思います。
 こども心に、この言葉は良くないなぁと思いつつ、この運転もぼくは大人になってもやらないなぁと考えつつ、頭に残りました。
 今も、良い言葉だとは決して思いません。しかし、その無理をぼくひとりが引き受けることは正直、あります。他人に、ひとさまには絶対に、どんなことがあっても無理は求めません。そんなことをしたら、父と母が化けて出てきます。
 化けていいから出てきて欲しいけど、ひとに無理を求めることはありません。
 おのれは・・・父と母が与えてくれた強い躯が、とりあえずは耐えてくれます。

 そして皇位継承まんがが、ついに形になり、ぼくは心苦しくも、この武漢熱のさなかに出費も求めて、みなさんに「読んでください」とお願いせざるを得ません。
 そこで、これまで一度もやったことが無い、考えたことも無い、価格の引き下げ交渉を出版社とするということにもなりました。

 また、こういう異例のまんがですから、スタートダッシュも大切だと考え、まだ本を手に取れないみなさんに「予約してください」とお願いするという、もっともっと心苦しいことも伏してお願いせざるを得ませんでした。
 そして予約は、まさかの好スタートを切りましたが、価格の引き下げが幅はちいさくとも実現したあとは、勢いがなくなり、やむを得ないと考えつつ、なによりも、実際に予約してくださったかたがたへの深い敬意と感謝を抱いています。
 そこには、わたしたちの天皇陛下のご存在をお護りするという主権者の決意が感じられるからです。

 そしてこの敬意と感謝を、この地味なブログに記したところ、予約状況が改善しているのです。
 発刊日までまだ15日あります。
 予約の快調がこのまま続くかどうかは、簡単なことではないと思いますが、みなみなさまに、その底力に、あらためて不肖ぼくなりの深い敬意と、頭を何度、下げても足りないような感謝を申しあげます。

 以下は、書くべきかどうか正直、迷いました。
 ・・・もっともっと驚くのは、複数の予約をなさって、周囲のひとに配るというかたや、いったん予約したあとにまた予約なさって、やっぱり周りに配ることを考えていると仰るかたが、沢山いらっしゃるということです。
 みなさん、これは、他のかたもこうしてくださいということでは絶対に無いですよ。

 このまんがは、ちょっとだけ価格を下げられたと言っても、ふつうのまんがより高いです。
 しかも武漢熱の生活苦のさなかです。まんがに出すおかねがあるのかと言われれば、その通りです。
 だからくれぐれも誤解しないでくださいね。1冊の予約でも、どれほど尊いか。
 そのうえで、すべてのみなさん、まんがを予約されていないかたがたも含めて、天皇陛下のご存在を護る意思をお持ちのすべての日本国民に、満腔の尊敬を捧げます。





 
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