On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-07-06 16:37:35
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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われに万感あり  和田幸浩・外務省総務課長をあらためて偲ぶ



▼きょう7月6日の火曜も自由民主党本部にて、外交部会と外交調査会の合同会議が開かれました。
 国会は閉じ、都議選で実質的に大敗し、そのなかで総選挙が迫る。
 少数とは言え、衆議院議員が参加されていることを、ぼくは僭越な物言いながら評価します。
 写真は、そのうちのおひとり、杉田水脈衆議院議員がきょうも気づかないうちに撮ってくれました。
 
 党の部会はいつも申しているとおり、自由参加です。まったく参加しなくても党内から何も言われないし、主権者に、それが分かる可能性もとても小さいと思います。
 国会の本会議や委員会とは対照的ですね。
 国会のこれらは、義務ですから、出ていないと報道されたりします。自由民主党議員の場合は、理由のない欠席は党からも厳しく指弾されるだろうと考えます。
 しかし、もう一度申しますが、部会は、その議員の考え次第です。

▼今日の外交部会は、東京オリンピック・パラリンピックの水際対策を、重ねて、政府に問う場でした。
 ぼくは「中国製やロシア製、あるいはアストラゼネカのワクチンを打って入国される選手と大会関係者には、ブースター接種 ( 効力を高めるために追加してワクチンを打つこと ) を検討すべきという提案がひとつ。
 その選手・大会関係者を国別に分けて、ましてや州や市で分けて、日数を変えて空港の検疫所に留め置くのではなく、世界がパンデミック克服の過渡期に入って移動がかなり再開している今は、一括して空港の検疫所に留め置くという提案がひとつ。
 いずれも前の部会で質問したことですから、その取り組みの進捗状況を尋ねました。

 またアストラゼネカのワクチンが議論になったので、使用しないようあらためて求めました。
 新動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で、きちんと主権者のみなさんに報告したいと思います。

▼外交部会があるたびに、今年のお正月にまさかの急逝を遂げられた和田幸浩・外務省総務課長 ( 当時 ) が政府側に黒縁メガネで、いつも静かに座っておられた姿をありありと思い出します。
 部会では黙して座っていても、あとで、ぼくの事務所へ来られて、ほんとうのことを語ってくれました。
 海外同胞へ定額給付金10万円を支給することをぼくが求めている件でも、共闘できる例外的な存在でした。

 甲子園球児にして、京大野球部でも関西学生球界のベストナインに選ばれた名野手として鳴らし、ガッチリとした肩がいまも眼に残ります。
 それがなぜ、若くして前触れもなく、ご本人もおそらくは何も分からないまま天に戻らねばならないのか、理不尽なことばかりのこの世ではあります。

▼部会を終えて、議員会館の青山繁晴事務所に戻ってくると、1枚の文書が届いていました。
 公表していいのかどうか分かりませんから、内容の詳細は一切、控えますが、外務省の同期入省 ( 平成5年 ) の行政官 ( 官僚 ) たちが中心になった、和田さんの奥さま、お子さんのための支援基金の報告です。
 立派な金額が集まっていました。
 ご遺族には、どんなにか扶 ( たす ) けになることでしょうか。
 奥さまの印象深い言葉も付されていました。

 ぼくも参加しようとしたところ、「参議院の全国比例の議員は寄付禁止」という法の定めによって不可能だったのです。
 それが、外務省の和田さんと同期の、ある女性外交官が美しい文字を添えて、このぼくにも報告を届けてくれたのでした。

 和田さん、あなたの魂魄に、ぼくは背筋をただして応えねばなりせん。
 あなたはきっと、「いや、わたしなんか」と照れながら、しばらくしたらふっと、『国会議員ならこれが出来ますよ』という提案を持ってこられるのです。
 それを元に議論しましょう、議論を続けましょう、わが胸の裡 ( うち ) にて。





 
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