On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-07-13 09:23:42
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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みなさん、たった今、大谷選手の明るい勇姿を見ながら、同じことを感じておられると思います

▼仕事をしつつ、テレビ画面が消音でついています。
 メジャーリーグのホームランダービー、観客席に凄い数のひと、ひと。
 しかも、ほとんどマスクもしていない。
 日本より遙かに、遙かに武漢熱の死者の多いアメリカがこうで、なぜ菅政権下の日本は五輪が無観客なのか。
 しかも自由民主党はただの一度も、意見を聴かれていません。

 イギリスをはじめ欧州のサッカーの試合もそうだけど、ホームランダービーは日本人で初めて、大谷選手が出場されているから余計に、この違いが胸に迫ります。

▼もうひとつ。
 オールスター・ゲームの本番では、先発投手となった大谷選手が、ルールを変えて、DHで打席にも立つ。
 大谷選手が日本にいたなら、こんな風にお客さん本位の柔軟なルール変更ができたかなぁ。

★ぼくは正直、悔しいです。
 このあと大谷選手が、結果はどうであれ、スカッと爽やかな活躍をしてくれます。

 しかし胸の奥では悔しいです。
 こんな日本でいちゃ駄目だ。
 悔しいと言っているだけじゃなく、戦います。
 戦います、戦います。





 
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