On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-07-25 20:18:53
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【推敲しました】  過去のオリンピックで一度も誰も背負ったことの無い苦しみを背負わされた、選手たちが・・・

・・・こんなに凄い戦いぶりを、日本人に見せてくれるとは、もう、敬意と感謝の気持ちが溢れ出てきます。

 なかでもー
 大橋選手の金メダル、日本選手権で最下位も体験した選手が、貧血症の克服と、それに何よりメンタルの課題を克服して金メダルというのは、小説にもなかなか書けない偉大な回生物語です。
 不肖ぼくとふるさとが同じ、神戸の阿部兄妹のプレッシャーに負けない完勝ぶり、そして日本の武道の根幹を踏まえた礼節、まるで、見たいと願った夢をみているようでした。
 こんな兄妹物語、最高のうえにも最高です。
 スケボーの堀米選手も、出だしは過去の日本のオリンピック選手にありがちな緊張ぶりだったのが、後半で本来の自分に立ち戻っての金は、立派です。

 それにまだ途中経過ですが、女子ソフトボールのサヨナラ勝ちなどの、価値ある4勝、ランキングが60位台にまで落ちている錦織選手の世界7位への完勝、大坂選手の初戦の圧勝、いずれも感嘆しています。
 大坂なおみ選手は、聖火の最終ランナーに選ばれたことで、日本の代表としての自覚が深まり、トラブルから吹っ切れた感がありますね。





 
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