On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-08-18 13:45:26
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またしても現在の施策に反対の項目が増えています

▼緊急事態宣言の延長あるいは繰り返しについては、すでにここで反対を明言しています。去る7月9日に反対を表明しています。
 効果が弱まっていることが、はっきりしている策、そして効果が小さい反面で国民の仕事と生活に打撃が大きい策を、なぜ繰り返すのか。
 まったく賛成できません。反対です。

▼アフガニスタンへの対応も、すくなくとも現在までの策は、邦人救出についても、事態の展開への対応についても、専門家の端くれとして納得できません。

▼補正予算への取り組みの弱さも、日本経済にとっては重大問題です。

▼このほかにも反対している施策が、幾つもあります。
 残念ながら、賛成できない項目が、少なくないです。

 与党議員の責任としても、水面下も含めて、政策の転換へ動き続けます。
 旧盆やオリンピックなどの影響もあって、自由民主党の部会も対策本部も、なかなか開かれません。
 しかし、さきほど明日は外交部会が開かれることが決まったので、ぼくは自分の本来の日程を無理にでも変更し、参加して、政府に徹底的に問います。

▼ネガティヴな話ばかりだと、主権者のお気持ちが心配ですから、あえて申しておきますと、こうしたなかでも国益と国民のために常に前進させるべきことにはずっと、取り組んでいます。
 たとえば本日は、日本の本物の独立への鍵となる自前エネルギーについて、水素の国産化を官・学と協議をおこない、希望の兆しを模索しました。
 とても意義の深い協議となりました。

 放っておくと、次のエネルギーの柱となる水素についても、政府、現政権は、オーストラリアの褐炭 ( 石炭の一種類 ) から取り出した水素を膨大な量、輸入して、またしても輸入に依存しようという愚策ばかりを推進してしまいます。
 エネルギーはすべてベスト・ミックスですから、オーストラリアとの協力を全否定したりはしませんが、『資源エネルギーを輸入している限りは既得権益が温存されるから、それをやり続ける』という日本の仕組みを、打破していかねばなりません。
 こうした面からも、政権に国家観が全く感じられません。
 国家観なき日本国の運営は、もはや続けてはなりません。

 その観点に立脚して、秋に予想される政局にも毅然と臨みます。






 
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