On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-08-31 06:14:12
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【推敲し、写真を加えました】  総裁選は実質的に祖国の総理選びですから決定的に大切です。同時に、決して、日々のまつりごとがそれだけになってはなりませぬ

 
( 中国の深刻な人権侵害への非難決議を推進する超党派の議連で、ウイグル、チベット、南モンゴル、香港、中国民主化運動の代表のみなさまに語りかけています。自由民主党の杉田水脈代議士が知らないうちに撮ってくださいました )

▼この5年と1か月余りずっと、主権者に、国会議員の仕事の現場をありのままに伝えることも、大切にしてきました。
 総裁選のさなかであろうが、それは変わりません。
 たとえば、8月25日、26日両日の、不肖ぼくの動きをそのまま記します。

▼まず8月25日水曜の午前に、自由民主党の本部で「安全保障と土地法制に関する特命委員会」が開かれました。
 おそらく多くのかたがお気づきの通り、非常に重要な部会です。
 ことし6月についに成立した、外国の買収から国土を守る最初の一歩となる法律について、いつどのように施行するかをめぐって議論しました。

 ゆうべにアップした動画 ( ここ ) で、詳しく述べています。
 よろしければどうぞ。

▼次に同じ午前中に、今度は国会内 ( 正確には参議院議員会館の地階にある会議室 ) で「国防議員連盟」が開かれました。



 テーマは、自衛隊が熱海に災害派遣されたときの教訓や、防衛省の概算要求などです。
 国会が閉会中で、かつ総選挙がいずれにせよ間近なので参加者が少ないです。 ( 画面の右側は、すべて政府の行政官 )
 逆に言うと、どんなときでもちゃんと参加される議員は参加されるということでもあります。
 ぼくの隣に、といってもやや遠いですが、映っているのは、衆議院兵庫7区の山田賢司代議士です。
 衆議院議員選挙を控えて地元での活動がどんなに忙しくても、こうやって「日本ではあまり票にならない」とされる国防の議連に参加されるのが、山田賢司さんです。
 護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の創建以来のたいせつなメンバーです。

 ぼくが政府側に問うたことを含め、議論の中身は、いずれ「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」にて紹介したいと考えています。

▼続いて、午後1時から、議員会館の青山繁晴事務所にて、経産省幹部と、「車体課税」、それから「電気自動車とエンジン車の近未来」について議論しました。
 これも、経産省の概算要求の関連です。
 概算要求は、きょう8月31日が〆切です。

▼続いて、午後1時半から、防衛省の会計課との議論です。これも令和4年度の概算要求をめぐって意見を交わしました。

▼続いて、午後2時半から、経産省の資源エネルギー庁の幹部と、「エネルギー基本計画」について議論しました。
 ぼくは菅内閣のエネルギー基本計画の「案」に反対です。再生可能エネルギー万能論は、国家にとっても環境にとっても間違いです。
 この動画で述べています。

▼さらに、午後2時45分から3時まで、経産省の会計課と、翌日の経産部会について事前の議論をしました。
 これは、自由民主党の経産部会長代理としての任務です。

▼続いて、午後3時から、公正取引委員会の概算要求について議論しました。

▼続いて、午後3時半から3時45分まで、日本ガス協会の幹部陣から「平成4年度の税制改正要望」をお聴きし、意見交換をしました。
 ぼくはいかなる団体の支持も献金も受けません。
 これは、経産部会長代理の義務として定められた意見聴取です。

▼次は、自由民主党本部に戻り、午後4時から「航空政策特別委員会、航空議員連盟合同会議」に参加しました。
 中国製武漢熱によって痛めつけられている航空業界の情勢を聴き、予算についても議論します。
 このあと国防部会が控えているので、自分の意見を言う時間のないまま、次の部会に移動しました。部会の時間が重なるのはやむを得ないですが、残念です。

▼続いて、午後4時半から、「国防部会・安全保障調査会 合同会議」です。
 来年度の防衛予算のおおまかな内容を決める重大な部会です。



 冒頭に発言なさっているのは、岸信夫防衛大臣です。
 杖を使って散歩なさっている様子が週刊誌に載って健康不安ということにされていますが、乙武洋匡さんが「スタスタ歩けないと大臣は務まらないのでしょうか」と疑問を呈しておられることが、正しいと考えます。
 また、同様の症状で手術され完治されたかたに話を聴きましたが、岸大臣もおそらくは手術されると完治するのではないでしょうか。防衛大臣として、その時間がとりにくいのでしょう。総選挙が近いこともあります。
 政治家については、ネガティヴな内容しか報じられませんが、「不安」という曖昧な表現にして、いかにも任務が務まらないような、まったく事実に反することを広めるのは、報道と言えません。



 防衛予算をめぐって政府側の説明を、じっと聴いています。
 やはり杉田水脈代議士が知らないうちに撮ってくださいました。
 眼をつぶっていますが、眠気はありません。神経を集中して聴いています。国防は、国と国民の土台です。

▼この日の公式日程は、これで一応、完了です。
 もちろん休憩時間などはありませんでした。
 このあと、水面下での動きになります。
 水面下といっても、日本のドラマと映画とは違って、料亭には行きません !

▼そして翌日8月26日木曜の午前10時から、護る会の執行部会を、国会内で開きました。
 議題は、ずばり総裁選です。
 護る会は、もとより、派閥では全くなく、むしろ全派閥から自発的に衆参両院議員が集まって、「皇位継承の父系一系による安定」、「中韓による国土侵蝕の防止と回復」、「スパイ防止法の制定」の三本柱の政策を実現するための議員集団です。
 その基本を守って、今回の総裁選にも臨むことで一致しました。
 しかし執行部会だけで決めることはしません。
 67人の会員議員がどなたでも参加できるオンラインにて、9月7日に総会を開いて決します。

▼護る会の執行部会を1時間たっぷり行ってから、午前11時に、国会内で開かれた超党派の議連に参加しました。
 冒頭の写真にあるとおりです。



▼このあと午後零時半ぐらいに議員会館の青山繁晴事務所に戻り、原稿の執筆と電話、メールで仕事しつつ、午後1時から、ある出版社の編集者の来訪を受けました。
「青山繁晴さんの本を出したいから、編集者になりました」といつも仰っている方です。
 突然の来訪の申し込みを、秘書さんから聴いた瞬間に「あ、退社されるのかな」と思いましたが、お会いしてみると、その通りです。
 編集者ではあり続けて、別の出版社に入られるということでしたから、こゝろから、エールを贈りました。

▼このあと党本部に移り、午後 2時半から、「経済産業部会・関係調査会合同会議」に経産部会長代理として臨み、概算要求の議論に加わりました。



 経産部会では、平場 ( ひらば ) ではなく役員席 ( 通称・雛壇/ひなだん ) に座ります。
 だから他の写真と目線が違いますね。
 そして、また部会が重なってしまったので、佐藤ゆかり経産部会長の了解を得て、別の部会へ移動です。

▼午後3時から、「外交部会・外交調査会・外交戦略小委員会合同会議」に参加しました。
 アフガニスタンへの自衛隊派遣や韓国、問題は山積みです。



 ぼくの右手は、護る会副代表の長尾敬代議士です。
 地元の大坂14区でたいへんな困難に直面し続けているのに、護る会の執行部会に参加され、前述の中国の人権侵害をめぐる超党派の議連では、重要な司会役を務め、そしてこの外交部会にも参加です。
 さすがの同志です。

▼このあと、再び、水面下に移りました。
 もちろん料亭ではありませぬ !





 
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