On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-09-09 11:16:28
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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ようやく発言はできました  子どもを護れ、これに絞って発言しました



 自由民主党の本部できょう9月9日木曜、開かれている「新型コロナウイルス感染症対策本部」です。
 開会から、1時間半を経て、ずいぶんと議員の数が減りました。
 写真の右側は、政府側です。これは変わりません。

▼手を挙げ続けて、ついに発言の順番が来ました。
「ありがとうございます。不肖わたくしは、司会の福岡資麿 ( たかまろ ) 対策本部事務局長 ( 参議院議員 ) の指示をきょうも墨守 ( ぼくしゅ ) しまして、ひとつだけに絞ります」

 どっと議員は沸きました。
 強烈に長い発言をなさる議員が多いからです。

 参加議員がとても多いなかで、ひとりがあまりに長いと、会の時間が長くなるだけではなく、時間の経過と共に他の行事のために途中退席せざるを得なくなる議員がどんどん増えて、発言機会を喪う、つまりはその議員の背後にいる主権者の声を代弁する機会が減るのです。
 福岡事務局長はずっと「発言なさる議員が多いので、話を絞ってください」と繰り返し要請されますが、ほぼ、誰も言うことを聴かないです・・・。

▼で、何に絞ったか。
 それは「保育園 ( 保育所 ) 、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学、そして大学院」に通う日本国民のことです。
 そのなかでも、保育園児に絞りました。

 その内容は、次回の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( これです ) の収録で丁寧に述べますが、ポイントを何に置いて述べたか。

 お母さん、お父さんが共に働いている家庭で、保育園に預けたちいさな子どもが園内クラスターで感染し、そうした家庭は大きな家に住んでいるひとは少ないから、あっという間にお母さんにうつり、お母さんは働けなくなり、すぐにお父さんにもうつり、一家の収入も途絶えかねず、その家庭が追い詰められていく。

 こんな自由民主党、日本政府でいいのか。
 いいはずは無いでしょう、あり得ないことです。そのように申しました。
 そして具体策のひとつとして、「子どもを預かる緊急の医療施設をつくる」と提案しました。

▼まだずっと、議員の発言が続いています。
 だから、政府の回答はまだ先です。
 その回答が終わっても、会が終わるまで、中座は致しませぬ。





 
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