On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-09-23 21:30:27
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総裁選と歴史的意義


 裸の本音を言います。

アップしたばかりの最新動画、そこで述べている歴史的意義をつくるためにこそ、ぼく自身が総裁選に打って出る覚悟をしたのでした。
 それは、去年9月の総裁選が終わり、菅総理が組閣されたときの決意でしたから、短兵急な話ではなく、最初の決心のあとも、ごく少数の議員と秘かに話し合いつつ、じっくりと構想を考えてきたことでした。
 高市早苗・元総務大臣が出馬表明されることは、正直、まったく存じあげませんでした。

▼しかし、高市さんの出馬を知った瞬間に、祖国を堂々と愛する国民に分断が起きることを、懸念しました。
 今の現実を客観的に見れば、その層は、厚くありません。少数派です。そこに分断を起こすなど、決してあってはなりません。

 ぼくらの多くが産まれる前から、戦勝国アメリカに安全保障の根幹を預けてしまい日本の国家主権が希薄になったままの異様なありさまが、今も続いている。それを気にされないというか、気づかないというか、その層のほうが、はるかに分厚いのです。
 国民がおかしいとかいう話では全くありませぬ。学校で、この現実認識をまったく教えないからです。真面目な日本人は、学校が教えないことには、どうしても疎 ( うと ) くなります。

 今年9月の、この総裁選は、そこに問題提起を打ち込む、世界の現場で養ってきた問いを、投げかける。
 その覚悟でした。

 この問題提起、問いかけは、少数派であっても国民の一定の堅固な理解と支持があってのことです。
 それをふたつに割ってしまえば・・・ふたつというのは僭越な言い方で、1対9に割れるのかも知れませんが、いずれにしても『少数精鋭で土台を造って、そこから多数派を形成していく』という戦略が、成り立たなくなります。

 だから、懊悩の果てに、ぼくは断念し、高市候補のご要請のとおりに推薦人になることをお受けしたのでした。

▼そして現在は、高市選対に集う議員たちと共に、そして希望の光を見出されている主権者・国民のみなさんと共に、高市早苗内閣総理大臣の誕生のために、力を尽くして、尽くしています。

 この動画で話しましたとおり、河野候補が第1回投票で過半数をとって当選、ということは起きない客観情勢です。
 一方で、河野候補が上位2人の決選投票に残る可能性は、比較的、高いです。 ( ただし、「もうそれは確定だ」という情勢ではありません )
 すると、高市候補を上位2人のなかに残すということが、まず確保されねばなりません。
 その意味からも、9月23日木曜の夜にアップした最新動画で、高市旋風を巻き起こすことの歴史的意義を語りました。

※ 上記の最新動画、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の第218回は、これです。

※ 「河野さんは1回目の投票で過半数はとれないだろう」という分析を含め、総裁選の現下の情勢を語っている動画は、これです。

※ 高市早苗内閣総理大臣の誕生への強い意志を、1分54秒のショットガン動画 ? に込めました。
  高市早苗チャンネルから、求められてのことです。
  それはこれです。




 
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