On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-09-24 20:56:39
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【ひとことだけ書き加えました】  護る会代表としても、青山繁晴個人としても、徹底的に公平であろうとうすることと、どの候補を支持するのかを鮮明にすることの、両立を図っています

 これは、ぼくの生き方の根幹を成すひとつであり、譲れない、譲らない一線です。
 自由民主党の総裁選だから、そうするのではなく、常にこのように試みています。

▼「ただただ、河野候補を落とそうとしている」という趣旨のコメントが、大量のコメントのなかでたったおひとりですが、ありました。
  河野候補の支持者のかたでしょうか、なるべくお気持ちは汲みたいです。
 しかし、ぼく自身を突き放して客観的に見てみて、やはり違います。

▼たとえば河野候補は、議院内閣制における与党の機能の中心である「部会」について、発言なさいました。
 すると、「非難しないなら、あなたはけしからん」という趣旨のコメントがありました。
 しかし、ぼくは河野さんはこれを必ず修整されると考えましたから、一切、言及しませんでした。
 そして河野候補はきょう9月24日に、その発言を撤回され、お詫びも仰いました。

 部会長のなかに、厳しく批判されたかたもいらっしゃいます。
 それはそれで、まったく正しいです。この部会長は、どの候補の推薦人にもなっておられませんから。
 経済産業部会・部会長代理のぼくは、高市候補の推薦人です。河野候補の部会をめぐる刺激的な発言を、そのまま引用したり、非難すれば、高市候補の当選へ利用するような側面を持ちますから、この件を静観しました。
 もしもぼくの振る舞いが、冒頭に記したかたのコメントのようであれば、ここぞと引用して攻撃したはずではないでしょうか。

▼また、高市候補は9月20日にツイッターで以下のように仰いました。みなさんの多くがご存じの通りです。

「しかし、悲しいことに私の元に、高市支持者が他候補への政策批判を超えた罵詈雑言を発する行動があると多数報告を受けております。
総裁選は議論していく場でもあり、例え正反対の意見であっても尊重しあう場です。各候補者も、その支援者も決して敵ではありません」 ( 原文のまま、引用 )

 このことも大切なことだと考えます。
 大切な、いつでも誰にも共通することですね。




 
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