On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-09-27 14:49:19
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自由民主党、その内部の旧弊に負けていられません



※ いま9月27日月曜の午後2時52分。
 ほんらいであれば、護る会主催の総裁選討論会「最後に私が訴えたいこと」の最初に ( 各候補との日程調整の結果として ) 最初に登場される、岸田候補との議論の真っ最中、あと8分で終わるところですね。
 4候補の背後に掲げられる予定だった、この看板は、党選管によって突然に中止となったあと、業者さんとのキャンセルが間に合いませんでした。
 請求書とともに、議員会館の青山繁晴事務所へ届きました。
 とりあえず、ちいさな会議室の椅子のうえに、こうやって鎮座しています。


▼もともと、ありとあらゆる困難を予期しつつ、要請を受け容れて、出るはずのなかった選挙に立候補したのです。
 それは、降りかかるだろう困難への、単なる心配などではありませんでした。

 政治記者の時代から、与野党の政治家の懐へ飛び込んでいました。
 そして民間専門家として、どうにもならないほど厚い壁、自由民主党と官僚機構が癒着して形成している既得権益の壁に直面し続けて、この党の内奥を、知り尽くしていました。
 そこから来る予期です。

 特に、民間の側から、国家の資源エネルギー、外交、安全保障、危機管理の実務に携わって、自由民主党の実態に対峙してからは、やわな神経では、あるいは生半可な志では、とっくの昔に絶望していたとしか言いようがありませぬ。
 評論や批評をしているのではないのです。

 国民は、批評では食べられません。
 まつりごとを、内側から、正していくほかないのです。
 外からでは、そもそも評論や批評だけで変わるほど簡単なことではありませんし、もしも無理にでも外から変えるなら、それは革命です。
 日本には革命はない、だからこそ天皇陛下という祈りのご存在も、日本国の古代からの「民は宝」という理念も、保たれてきたのです。
 内部から変える、それが、他でもなく日本の王道です。

 内部から変えるのなら、よけいに旧弊にぶつかります。
 しかし、ぶつかってこそ、じりじりと進展していきます。
 ぶつかること自体は、どうということもありませぬ。

 その信念があってこそ、いまの現場での取り組みがあります。
 ぼくは、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の一員です。代表ではあっても、67人の連帯の一員です。
 護る会は、写真の看板とともに、日章旗も新調しました。
 看板と共に掲げる予定でした。

 その志は、困難を超えて、生き続けます。





 
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