On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-10-13 05:35:10
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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日本サッカー、よくぞ耐えて克ちましたね。勝ったと言うより克った。サウジアラビアで中傷に立ち向かった吉田麻也主将、おめでとうございます



▼きのう10月12日火曜は、朝8時半の「国防部会・外交部会・内閣第1部会の合同会議」から公務日程が始まりました。
 護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の創建メンバーにして、副代表の鬼木誠代議士がみごと、防衛副大臣に就任されました。
 そこで、この合同会議で政府側から防衛省を代表してあいさつに立たれました。しっかりと明瞭な発言ぶりです。

▼この鬼木代議士、ぼくのいつもの呼び方で申せば、鬼木ちゃんは、総選挙になると衆議院・福岡2区でいつも稀にみる激戦に臨みます。
 明日14日には衆院解散です。すなわちすべての衆議院議員が失職します。
 そして総選挙になだれ込んでいきます。

 ぼくは26日火曜に福岡に入り、鬼木・護る会副代表を国会に戻っていただくために、応援します。
 まだ仮の予定ですが、18:00から20:00、鬼木ちゃんのために街頭演説や個人演説会に参加する見通しです。

▼鬼木代議士の隣は、外務政務官に就任された三宅伸吾参議院議員です。
 三宅さんも、護る会メンバーです。
 こちらは外務省を代表して、やはりしっかりとあいさつされました。



▼うしろを見ると、冒頭取材の記者団はいつも通りに数多いです。
 国防部会や外交部会は、いつもこうやって記者のみなさんがたくさん来られるのですが、報道は少ないです。
 部会は常に、冒頭だけの取材です。その代わり、終われば部会長が記者ブリーフをされます。

 実質的な審議、議論が始まる前に、記者団には退出していただき、ドアが閉まるのです。



▼そのドアが閉まったあとの議論で、不肖ぼくが発言しています。
 なんと防衛副大臣でいらっしゃる鬼木副代表が知らないあいだに撮って、送ってくれました。

 中国の台湾侵攻計画とアメリカ第7艦隊の関係、北朝鮮の極超音速滑空ミサイル ( HGV ) の実態などについて防衛省に問いました。
 また外務省には、AUKUS ( オーカス / 米英豪の新しい同盟 ) に日本が積極参加してJAUKUS ( ジョーカス ) にすべきだと問いました。



▼上記の部会が終わらないうちに、参議院の議員総会が始まってしまいました。
 やむを得ず、部会を途中退席して党本部を去り、この議員総会にきちんと間に合うように国会議事堂に入りました。
 部会だけでなくあらゆる会合に、誰よりも早く入り、中途退席はしません。
「遅れて来て、早く出る」のがエラい証拠のように思っている一部の国会議員に無言で「あなたの振る舞いは、どうでしょうか」と問うためにもそうしているのですが、きのうは、万やむを得ませんでした。

▼議員総会では、世耕弘成・参議院自由民主党幹事長が、立憲民主党の議員による拉致事件をめぐる酷い発言を批判されました。
 写真の奥のマスク姿です。

▼このあと本会議となり、岸田総理の初めての代表質問が行われました。
 2時間の本会議を終えると、地下道を使って議員会館へ戻る議員の大集団から離れ、いったん国会議事堂の外へ出てふつうに信号を渡り、風と小雨を短いあいだながら感じて、議員会館へ入り、12階の階段を駆け上がって、青山繁晴事務所へ戻りました。
 そして、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録に臨みました。

 1本目の「台湾新戦争」はゆうべアップしました。これです。
 2本目の、「習近平国家主席の失脚へ新しいリスク」は、今夜アップの予定です。
 そして3本目が、上掲の部会の中身です。ぼくの問いかけも、そこできちんと明らかにしています。
 明日14日にアップの予定です。
 ここで、いずれも無条件にどなたでもご覧になれます。

▼収録の前後に、内閣府の副大臣に就任された黄川田仁志衆議院議員、支持者にぼくの読者がいらっしゃる立憲民主党の宮口治子参議院議員らの来訪を受けました。

 収録のあとには、参議院のODA特別委員会の理事の仕事をし、野党側の理事と調整作業をしました。
 また国会の事務局から担当官が来訪され、協議しました。

 また、ある自治体の次期首長候補が秘かに来訪され、謙虚にいろいろ、お尋ねになりました。
 経済の著名な専門家でいらっしゃいますから、その能力をフルに活かされるよう、ぼくなりに知ることをお話ししました。アドバイスと言うほどのことではなかったですが、丁寧にお伝えしました。

▼これらの間隙を縫って、会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) を、配信元の独立総合研究所へ送りました。
 レポートの原稿は、あらかじめ書いておいたものです。
 今回のテーマは「ポスト総裁選 その3」です。
 完全会員制のレポートですが、タイトルはどなたでもご覧になれます。ここ 最新レポートはこちら を押してください。
 ただし情報の更新は遅れることが多いです。きのう10月12日の夕方に配信した第1222号も、この翌日の朝5時半現在、まだ情報がアップされていません。書き手としては、ちょっと悲しいですが、独立総合研究所の問題なので基本、干渉しません。
 ぼくは5年2か月前の参院選の最中に、独立総合研究所の社長を辞め、創業者株も返上しています。

▼そして、気がつけば、ニッポン放送のわが友、飯田浩司アナがディレクターとともに来られていました。
 総選挙の告示日の前日、18日に放送するインタビュー撮りということでした。
 そう言えば、そんな予定も聞いていたかなとは思いましたが、忙しさに取り紛れて、すっかり忘れていました。

 しかしほかならぬ飯田こうちゃんですから、わずか10分の放送のための収録が、実に午後5時35分頃から午後7時頃まで話していました。
 一体どうやって編集するのでしょうね。

▼帰宅すると、もう午後8時です。
 すぐ電話、Eメール、いずれも暗号化された手段で情報収集と、それから原稿の執筆です。
 食事は常に、仕事をしながらです。

 こうして昨日も、あっという間に日付が変わり、去っていきました。
 さようなら~、きのう。





 
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