2021-10-21 02:20:49
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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落ちそうという現実 ( 自由民主党のひとり負け、というエントリーの後半をこちらに移し、すこし加筆しました )
▼きのう10月20日水曜に、千葉県の松戸駅前で、渡辺博道候補 ( 護る会メンバー ) の応援演説を致したとき、参議院・千葉選挙区選出の国際政治学者、猪口邦子参議院議員 ( 護る会メンバー ) も、熱意のこもった演説をなさいました。
猪口さんは、来年夏が選挙です。
来年7月とみられる参議院議員選挙まで、あと9か月しかありません。
渡辺博道候補と猪口邦子参議院議員のおふたりを見ながら、この選挙で渡辺候補が勝ち、来年には、猪口さんも必ず当選してほしいと,こゝろから思いました。
▼衆院総選挙の自由民主党の大苦戦と、護る会候補の敢闘を、現場で見ていて、ぼく自身が望んだ「1期だけで国会を去り、作家に専念すること」を断念し、来年夏の2期目の参院選挙に臨むほかないと決断したことを、あらためてやむを得ない判断だったと、みずからを謙虚に顧みて、考えました。
同時に、こうやって選挙の現場を回っていますと、国会議員の得る票というのは、実際には地方議員のみなさんが積み重ねる票であったり、地元の商業団体、経済団体、そして医師会や郵便局、農協といった団体の票が重ねられて、成り立っているということを、あらためて実感します。
政治記者の時代はもちろん、そのまえの経済記者、さらには地方支局の事件記者だった頃から、その実態は、ディープな取材によって知り尽くしているはずです。
しかし、おととい、昨日の現場で胸に突き刺さってくる実感とは、比べものになりません。
ぼくには、上記のいずれの票も、皆無です。
団体の支持はすべてお断りしていることは、これまでにも述べてきました。
ほんとうはさらに、地方議員の糾合も一切していません。地方議員のみなさんの地道な貢献、活動は、強く支持しています。しかし自分の選挙のために集まってもらうことは、まったくしません。
▼さらに、ぼくは後援会をつくりません。
後援会長もいません。
こういう国会議員は、おのれが政治記者のときから聞いたことが無いです。
資金も票も、誰も集めてくれないわけです。
自分の意志で、そのようにしています。
▼つまり、ぼくの来年夏は、どこに流れていくか分からない雲をつかもうとするのと同じです。
固定票はゼロです。どこまで行ってもゼロです。
これをオールドメディアは、浮動票と言っています。浮動とはなんと失礼なことでしょうか。ほんとうは、自らの信念だけに依って投票なさる、不動の志の票です。
そのなかでぼくに確実に投票なさるのは、おそらく9万人以下でしょう。8万から9万人が実態だと考えています。
大袈裟に言っているのでも、根拠なく言っているのでも、ありません。
動画やブログへの確実なアクセス数を考えれば、これが現実です。
ぼくは作家ですが、議員になる前の本の読まれかたと比べると、現在では比較になりません。本の読者からみれば、もっと減ります。せいぜい2万から3万人でしょうか。
8万人でも、9万人でも、おひとりおひとりを考えれば、なんと凄いことでしょう。
たとえば8万人、9万人が、集まられて演説を聴いている様子を頭に描いてみれば、どんなに凄いことか分かります。
深い感謝と、主権者・有権者への畏敬を感じます。
▼そして、参議院議員選挙の全国比例で仮に8万票から9万票であれば、落選です。
落ちます。
たとえば、西暦2016年の参院選は、自由民主党の全国比例でみると、10万票超えで最下位当選、およそ8万8千票で落選です。
そのときのぼくは、48万1890票ですが、その後のオールドメディアのみごとに徹底した無視作戦にて、ほぼ忘れられています。
総選挙初日、大阪4区の中山泰秀候補 ( 護る会メンバー ) のために応援演説をしたとき、どういうわけでしょうか東スポ ( 東京スポーツ ) が写真入りの長い記事にしています。
その写真のキャプション ( 写真説明 ) が「大阪では知られている青山繁晴」。
わはは。
大阪でしか知られていない、全国比例の参議院議員というわけですね。
なるほど。よく分かります。さすが東スポです。ちなみに青山千春博士は、東スポの競馬記事の大ファンです。
しかしほんとうは、その大阪でも、とっくに忘れられているのです。
大阪を歩けば、自分でよく分かります。関西テレビの「水曜アンカー」やテレビ大阪の「たかじんのマネー」をはじめ、テレビ番組に参加していたときは、歩けないほどひとが寄ってこられました。 ( 大阪のおばちゃん、ぼくは今でも大好きです )
しかし今は、ほぼどなたも気づきません。
ごくたまに「あ、青山さんやんか。あんた、そろそろ選挙に出たら、どないや」と聞かれます。実話です。
勝手に「2期目もやらざるを得ません。やります」と言っているのはいいけれど、落選しそうです。
ひとつまえのエントリーのタイトルは、自由民主党のひとり負け、ですね。
ぼく自身のひとり負け、護る会代表のひとり負け、それも込みのタイトルなのです、ほんとうは。
▼静かに現実を見つめている夜です。
それでも朝が来ます。
朝がくる幸せを、深々と、感じます。
猪口さんは、来年夏が選挙です。
来年7月とみられる参議院議員選挙まで、あと9か月しかありません。
渡辺博道候補と猪口邦子参議院議員のおふたりを見ながら、この選挙で渡辺候補が勝ち、来年には、猪口さんも必ず当選してほしいと,こゝろから思いました。
▼衆院総選挙の自由民主党の大苦戦と、護る会候補の敢闘を、現場で見ていて、ぼく自身が望んだ「1期だけで国会を去り、作家に専念すること」を断念し、来年夏の2期目の参院選挙に臨むほかないと決断したことを、あらためてやむを得ない判断だったと、みずからを謙虚に顧みて、考えました。
同時に、こうやって選挙の現場を回っていますと、国会議員の得る票というのは、実際には地方議員のみなさんが積み重ねる票であったり、地元の商業団体、経済団体、そして医師会や郵便局、農協といった団体の票が重ねられて、成り立っているということを、あらためて実感します。
政治記者の時代はもちろん、そのまえの経済記者、さらには地方支局の事件記者だった頃から、その実態は、ディープな取材によって知り尽くしているはずです。
しかし、おととい、昨日の現場で胸に突き刺さってくる実感とは、比べものになりません。
ぼくには、上記のいずれの票も、皆無です。
団体の支持はすべてお断りしていることは、これまでにも述べてきました。
ほんとうはさらに、地方議員の糾合も一切していません。地方議員のみなさんの地道な貢献、活動は、強く支持しています。しかし自分の選挙のために集まってもらうことは、まったくしません。
▼さらに、ぼくは後援会をつくりません。
後援会長もいません。
こういう国会議員は、おのれが政治記者のときから聞いたことが無いです。
資金も票も、誰も集めてくれないわけです。
自分の意志で、そのようにしています。
▼つまり、ぼくの来年夏は、どこに流れていくか分からない雲をつかもうとするのと同じです。
固定票はゼロです。どこまで行ってもゼロです。
これをオールドメディアは、浮動票と言っています。浮動とはなんと失礼なことでしょうか。ほんとうは、自らの信念だけに依って投票なさる、不動の志の票です。
そのなかでぼくに確実に投票なさるのは、おそらく9万人以下でしょう。8万から9万人が実態だと考えています。
大袈裟に言っているのでも、根拠なく言っているのでも、ありません。
動画やブログへの確実なアクセス数を考えれば、これが現実です。
ぼくは作家ですが、議員になる前の本の読まれかたと比べると、現在では比較になりません。本の読者からみれば、もっと減ります。せいぜい2万から3万人でしょうか。
8万人でも、9万人でも、おひとりおひとりを考えれば、なんと凄いことでしょう。
たとえば8万人、9万人が、集まられて演説を聴いている様子を頭に描いてみれば、どんなに凄いことか分かります。
深い感謝と、主権者・有権者への畏敬を感じます。
▼そして、参議院議員選挙の全国比例で仮に8万票から9万票であれば、落選です。
落ちます。
たとえば、西暦2016年の参院選は、自由民主党の全国比例でみると、10万票超えで最下位当選、およそ8万8千票で落選です。
そのときのぼくは、48万1890票ですが、その後のオールドメディアのみごとに徹底した無視作戦にて、ほぼ忘れられています。
総選挙初日、大阪4区の中山泰秀候補 ( 護る会メンバー ) のために応援演説をしたとき、どういうわけでしょうか東スポ ( 東京スポーツ ) が写真入りの長い記事にしています。
その写真のキャプション ( 写真説明 ) が「大阪では知られている青山繁晴」。
わはは。
大阪でしか知られていない、全国比例の参議院議員というわけですね。
なるほど。よく分かります。さすが東スポです。ちなみに青山千春博士は、東スポの競馬記事の大ファンです。
しかしほんとうは、その大阪でも、とっくに忘れられているのです。
大阪を歩けば、自分でよく分かります。関西テレビの「水曜アンカー」やテレビ大阪の「たかじんのマネー」をはじめ、テレビ番組に参加していたときは、歩けないほどひとが寄ってこられました。 ( 大阪のおばちゃん、ぼくは今でも大好きです )
しかし今は、ほぼどなたも気づきません。
ごくたまに「あ、青山さんやんか。あんた、そろそろ選挙に出たら、どないや」と聞かれます。実話です。
勝手に「2期目もやらざるを得ません。やります」と言っているのはいいけれど、落選しそうです。
ひとつまえのエントリーのタイトルは、自由民主党のひとり負け、ですね。
ぼく自身のひとり負け、護る会代表のひとり負け、それも込みのタイトルなのです、ほんとうは。
▼静かに現実を見つめている夜です。
それでも朝が来ます。
朝がくる幸せを、深々と、感じます。