2021-11-12 04:45:32
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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★写真を加えました 【どなたにも分かりやすいように書き加えました】 ここにも見えざる戦いがあります
( 世界最大の地球物理学会~AGU American Geophysical Union アメリカ地球物理学連合~のポスター発表会場で、独立総合研究所のメタンハイドレート・メタンプルーム研究が諸国の学者から大きな関心を集めている現場です。
青山千春Phd.は、このAGUでこうしたポスター発表や口頭発表を行っています。ぼくもAGUで口頭発表、そして招待講演を行いました )
▼青山千春Phd.東京海洋大学特任准教授 ( 独立総合研究所社長 ) と研究チームは、きょうから再び、研究調査船に乗船し、荒れる季節の日本海に出て行きます。
ぼくが総選挙の応援遊説で、駆け回っていたときも、乗船中でしたが、再び洋上です。再び、陸に居ません。
▼目指すのは、日本の海が抱擁する自前資源であるメタンハイドレート、メタンプルームの実用化です。
特に日本海は、現状では、メタンプルーム ( 凍った天然ガスであるメタンハイドレートの粒々が海底から柱状に立ち上がっている、それがメタンプルーム ) を通じて海面から大気中にメタンが出ています。
メタンは、地球温暖化効果が二酸化炭素の25倍ほどだというのが国際学会で主流の説です。
そのメタンプルームを海中で、つまり海底から湧きあがってくるのを膜で捉まえて、天然ガスとして実用化します。
海底の掘削が一切ありません。
だから漁家の尊い仕事を破壊しません。逆に、日本海の漁家と連携してカニ篭漁のさらなる隆盛に繋がるよう連携しています。メタンプルームの噴き出すところにカニが集まるからです。
ぼく自身も、日本海の漁家、漁協を訪れています。
▼上述のように、海面から大気へのメタン放出を抑えますから、実用化によってむしろ環境を改善する、初めての埋蔵資源として、世界最大、世界権威の国際学会AGU ( アメリカ地球物理学連合 ) で長年、深い注目を浴び続けている研究です。
青山千春Phd. ( 博士 ) が世界中で特許を取った技術が、特許使用料を取ることなく無償で活かされています。
▼これは独立総合研究所 ( 独研 ) の自主調査と聞いています。
調査航海における研究者は徹夜続きです。それを荒れる海で遂行する心身の烈しい負担に加え、独研の費用負担も凄まじいものがあります。
独研は自立のために株式会社ですが、「会社の利益は追求せず国益を追求する」という理念を初代社長のぼくが創業時に掲げたことを守り続け、国家国民のためだけに調査を遂行しますから、売り上げはゼロ、まったく売りません。すなわち費用負担の全額がそのまま巨額の赤字となります。
そして受け取るのは、執拗な妨害と中傷という現状です。
▼しかし不肖ぼくが国会に出てから5年4か月、国、すなわち経産省と内閣の姿勢は大きく変わりました。
まったく無視していたのが、すくなくとも邪魔はしなくなり、わずかながら予算も出るようになり、経産省の良心派と連携できるようになりました。
( ただし今回の調査航海は、前述のように、独研の自主負担です。今回とは別に、国の正しい調査も行われるようになったということです )
▼天知る、海知る、地知る。
こゝろある主権者も、海から吹く風で、そこはかとなくご存じだ。
そう思うのみです。
報われざる者どもよ、恐ろしさも秘めた海から、無事に戻れ。