On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-11-12 17:08:10
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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国会議員の金曜日


( 総選挙後に初めて開かれた経済産業部会です。
 ぼくの隣の勇姿は、部会長に就任された石川昭政・護る会常任幹事です。
 護る会は、「日本の尊厳と国益を護る会」の略称です。
 護る会からは、合計3人のメンバーが部会長になられました。石川さんのほかは、簗和生代議士が農林部会長、長峯誠参議院議員が水産部会長です。部会長以外にも、多くの護る会メンバーが要職を占めています。

 この日の経産部会は、緊急の経済対策を審議するので、初当選したばかりの元F1パイロット、山本左近代議士をはじめたくさんの議員が参加されました。
 石川・新部会長は、みごとな仕切りでした。
 また左近ちゃんこと山本代議士は「護る会入会の手続きをされたうえで部会に参加しています」と、護る会代表のぼくに仰り、そして初登場とは思えない落ち着きで、政府側に質問されました。
 質問は「自動車の電動化ばかりではなく、eーfuelをはじめエンジンを活かしたまま従来の排ガスを出さない技術も育てよ」と政府に問う質問でした。
 これは、ぼくがこのエントリーで記した経産省との議論で述べた多くの意見、そのひとつと、期せずして同じでした。事前の摺り合わせはしていません。
 石川さん、左近ちゃん、僭越な物言いながら、いずれも立派なデビューでした )


▼きょう11月12日金曜は、このエントリーで記しましたように、朝に開かれた自由民主党の経済産業部会の正副会議 ( 役員会 ) で始まりました。
 そのあと、日経新聞の記者の取材を受けながら、議員会館の青山繁晴事務所に移りました。
 そこで共同通信経済部の記者の取材を受けながら、さまざまな要務を済ませ、国会議事堂の中に入り、経済産業委員会の理事会に参加、そして経済産業委員会に出席。
 そこから、ODA特別委員会の理事会に移って参加、そしてODA特別委員会に出席。
 さらに予算委員会に出席し、参議院自由民主党の議員総会を経て、本会議へ。
 いずれも、特別国会を閉じるための手続きなので、短時間です。
 これら国会日程は、写真を撮ることができません。

 国会日程が終わると、自由民主党の本部へ移り、経済産業部会の平場の議論です。
 これが写真ですね。
 そのあと、日経新聞や時事通信の記者の取材を受けながら、議員会館の青山繁晴事務所へ戻り、内閣府の海洋事務局と議論。
 政府の経済対策をめぐって、ぼくはその一部について、しかし重要な一部について異議を唱える考えです。
 そのあと、経産省と半導体をめぐる新法案について議論しました。

▼あっという間に時間がタイトに過ぎゆきますが、わずかなスキマ時間を使って、ゆうべに自宅で書いておいた東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) の第1228号をもう一度、確認し、夕方5時05分に配信することができました。
 TCRの見出しと小見出しは、どなたでも、ここ 最新レポートはこちら を押せば、見ていただけます。

▼先のエントリーにも記しましたように、この特別国会というのは、衆議院の解散・総選挙が終わったあと内閣がいったん総辞職し、あらためて衆参それぞれで首班指名選挙をおこなうことが中心の「特別」の国会です。
 そのために、会期が短いのです。
 特別国会の会期が短くても、国会議員が怠けているとは、言えません。
 緊急の経済対策などを審議する臨時国会が、12月6日に召集となります。

 それまで選挙活動をするために、ほぼすべての議員がどっと、いま地元に向かっているでしょう。
 支持団体を回るのも、特に来夏に参院選を控えている議員は、ほとんどなさるでしょう。
 ぼくは地元をつくらない、選挙活動をしないので、どこにも行きません。明日の土曜は、拉致事件をめぐって動きます。
 支持団体は一切、持たないので、団体回りもしません。
 来夏、すなわち9か月後の参院選に、やむを得ず、もう一度立つことを決めています。落選の可能性もありますが、生き方は何も変えませぬ。





 
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