On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-12-02 05:17:03
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
Comments (0)

国際線の予約停止は、部会でも対策本部でも一切、出ていません

▼オミクロン株をめぐって、政府は航空会社に対し、日本に到着する国際便の予約の一時停止 ( 今月末まで ) を要請しました。
 しかし自由民主党の外交部会でも、新型コロナウイルス対策本部でも、そんな話は一切、政府側から出ていません。
 すなわち党側に黙ったまま進められました。

▼菅政権のとき、議院内閣制の基本を外して、党と議論せずに施策が決定され、実行されることが増えました。
 党からは、わたしを含めて怒りの声が上がったのでした。
「人の意見を聴くのが特技」と仰る岸田総理の政権になって改善されるかと見えましたが、こうしたことが起きています。

▼それでも、めげず負けず諦めず、やり続けるしかありません。
 民主主義の正当な手続きと法に基づいて、主権者・国民の代理人を務めていてます。そして政府を直に動かせるのは、やはり自由民主党の国会議員が第一です。

 その主権者も、同じ国民のなかで利害の食い違うことがあります。
 今回で言えば、水際対策をめぐって、それが起きます。具体的な例を申すと、未明から記してきたように、「堅い無条件の守りでオミクロン株の侵入を防ぎたい日本国民」と、「帰らねばならない理由があるのだから帰りたい日本国民」の違いです。
 だからこそ、ふだんから政治献金を受け取らず、パーティ券も決して売らず、利害に染まらずに居ることが大切だし、食い違うそのさなかに入って、なんとか共通項、一致点を模索することを続けます。

 いま12月2日木曜の午前5時44分。
 日の出まで、あと1時間を切りました。
 きょうも国会、自由民主党本部でささやかなりに戦い、さらに今日は大阪へ飛んですぐ戻ることもせねばなりませぬ。
 どこにいらっしゃる日本国民、同胞であっても、いくらかでも楽になりますように。こゝろの中だけでも安らぎがありますように。





 
  • 前の記事へ
  • 記事の一覧へ
  • 次の記事へ
  • ページのトップへ

 

コメントは原則非公開です。それをご理解のうえ、投稿してください

名前
タイトル
メールアドレス
コメント
認証入力
画像認証 CAPTCHA Image 画像変更

※入力欄はすべて必須です。
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。

もう一度、コメントがすべて「原則非公開」であることを確認され、投稿ボタンを押してください。

  • ページのトップへ