2021-12-08 04:50:11
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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「国債の増発を続ければ国家財政は果たして破綻するか」を党の正式な機関で議論しました
▼臨時国会の2日目、12月7日火曜も長い一日となりました。
早朝の靖國神社の正式参拝から始まって、そこから自由民主党本部に直行し、朝8:45から開始の「新型コロナウイルス ( 武漢熱 ) 等感染症対策本部」に早めに入りました。
発言し、政府側の答弁を聴く最中に、岸田総理から電話が入り、部屋の隅っこに移って小声で、護る会(日本の尊厳と国益を護る会)による申し入れの具体的な調整を進行させました。
議員会館の青山繁晴事務所に戻って、10時すぎには、政府側と海外の同胞の選挙人登録と投票を根本的に楽にする方策を協議しました。
これは、ことしのお正月に急逝された外務省の和田幸浩・総務課長と一昨年から取り組んでいた課題です。
ついに実現の方向が見えてきた協議となりました。
これが実現すれば、国内でも選挙が変わる可能性が出てくる大きな、根本的なテーマです。
その協議の最中に、総理官邸との調整を、わが秘書陣と一緒に同時進行させ、時間などが確定、護る会の全議員に通知して、申し入れに同行なさる議員を募りました。
再び、党本部に移り、11:30から経済産業部会に部会長代理として出席し、税制改正の「マル政」を議論。
そのまま、13:00から税制調査会のマル政を決定する全体会議に参加し、30分でやむを得ず途中退席して、総理官邸へ。
13:50から15分間、護る会として岸田総理と会い、北京五輪の外交ボイコットと人権侵害国会決議の採択について申し入れをしました。
その直後、総理官邸の1階のロビーで、各社のぶら下がり取材があるので、申し入れに参加された8人の議員に「よろしければ一緒にどうぞ」と呼びかけておきました。そしてロビーでぶら下がり取材が始まり、代表として丁寧に、総理との議論を説明し、記者の質問に答えました。
代表だけが話すことにはしたくないので、記者団の幹事社がぶら下がり取材を終えようとするのを止めて、一緒に留まってくださっていた議員みんなに発言を求めました。
そのあと官邸を出て、編集者から「もう先延ばしは限界です」と言われていた、オーディオブックの録音をしました。
これは小説の「わたしは灰猫」のオーディオブックが出るという嬉しい話なのですが、あまりの多忙で、かつ、総選挙の応援遊説でいったん声が潰れたので、延ばし延ばしになっていたのです。
台本はなく、考えたとおりに、また自然に声として出てくるままに、この物語文学を生み出すまでの長い、別の物語、それから作品の肝について話、収録は一発で完了しました。
▼そしてもう日が暮れているなか、自由民主党本部に戻り、新設の「財政政策検討本部」に役員のひとりとして参加したのが、写真です。
先に役員会がありましたが、この日が平場の議論の初回です。
テーマは、「国債発行の意味すること」と定められていました。
講師に、土居丈朗・慶應義塾大学教授と永濱利廣・第一生命経済研究所主席エコノミストを迎えました。
最後に写真の安倍前総理から発言があり、「きょうのクロスファイアの議論は意味があった」と話され、アベノミクスの歴史的意義について熱弁を振るわれました。
ぼくは土居教授に「上がらない金利が最後に上がるリスクがあるという説を述べられましたが、その要因は何でしょうか」と問いました。
土居教授が「黒ひげ危機一発」のゲームにたとえて金利上昇リスクを説明されたので、「話を分かりやすくする工夫をしてくださったと理解していますが、わたしたちが知りたいのは、その最後の一刺しに当たるものが具体的に何なのかです」と、礼儀を尽くして、お尋ねしました。
土居教授の答えは、要は不安心理という答えだったと、ぼくは解釈しました。
ぼく自身としては、その答えで諒とはしませんでした。しかし土居教授、それからぼくの古い知己でもある永濱さんが、安倍さんが仰ったようにクロスファイアの議論に参加してくださったことに、大感謝です。
またこの新しい画期的な本部を発足させることに努力され、実現された西田昌司本部長 ( 参議院議員 ) の功績も大したものだと考えています。
写真では、安倍さんの左にいらっしゃいます。
▼そして夜に入り、このエントリーでお話ししたような水面下の動きに入りました。
非常に重要な電話が2本、繋がりました。
しかし原稿に取り組む時間がなく、今朝はたいへんです。
そして今朝もまた、まもなく自宅を出発して党本部へ向かわねばなりません。
正直、烈烈の日々です。
報われることは永遠にないと思いますが、本望です。
毎朝、天と硫黄島の英霊と白梅の少女たちと、すべてのくるしむひとびとと、北朝鮮に囚われている同胞に祈りを捧げ、脱私即的、わたくし心を脱してほんらいの目的に即 ( つ ) くと誓って、国会議事堂と自由民主党本部の戦場に出ていきます。
総理官邸や、議員会館の青山繁晴事務所もまた、戦場のひとつです。
英霊と白梅の少女たち、あるいはすべての同胞のたった今の苦しみを思えば、ぼくはまだどんな苦労も致してはおりませぬ。