On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-12-07 03:34:36
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みなさんに伝え続ける



▼議員となって5年5か月、いちばん変化を感じていることのひとつが「国会議員が何をしているか、初めて分かるようになった」という声をいただくことです。
 しかし、まだまだ不充分であると考え、たとえばきのうの国会召集日は、公務、職務の遂行に最善を尽くし切るのと同時並行で、その動きをブログにて生で主権者・国民に伝えるよう努めました。

▼ただ、自分の動きを、自分のブログが追い切れないです。
 公務の現場での実行が、当然ながら、絶対最優先ですから、ほんとうに一瞬のような間隙 ( かんげき ) を突いて、写真を撮り、アップし、エントリーを書き・・・これを続ける訳ですが、全部は、間に合わないです。

▼上掲の写真は、護る会  (  日本の尊厳と国益を護る会  )  メンバーの杉田水脈代議士が撮って、送ってくださいました。
 しかし、杉田さんからいただいたショート・メッセージ自体、見る時間がなくて、あとで気づきました。

 これは夕刻の「外交部会・外交調査会の合同会議」で外務省と厚労省、内閣官房という政府側に、武漢熱の水際対策について不可解な点を問うているところです。

▼なにが不可解か。
 ひとつには、外国人に「特段の事情」がある場合は入国を認める、という点です。
 ずっと問い続けていますが、いまだ確たる説明がありません。
 一体なにが、特段の事情なのか。
 それはほんとうに、日本の国民へのリスクを冒してでも外国の国民に入国してもらわねばならない「事情」なのか。

 もうひとつには、入国した人に指定施設に一定期間、とどまってもらう措置ですが、相変わらず細かく、出発なさった国を分けて、その国別に滞留期間を変えている問題です。
 オミクロン株は世界にどんどん広まっているので、この国の分類がどんどん変わり、要は意味を成しません。
 これで政府の事務も繁雑になり、対応が遅れがちになるだけです。

 こうしたことを、政府の答弁ぶりも合わせて、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( これです ) の次回収録で分かりやすく述べたいと考えています。
 きのう、よく奮闘している新人代議士、山本左近さん ( 元F1パイロット ) 、われらが左近ちゃんに「よく収録する時間がありますね」と聞かれました。いまの左近さんは、ぼくの動きの一部を現場で見ているからでしょう。
 そうですね、ぼくもそう思います。
 しかし今週も、明日の12月8日水曜日に、何とかやりたいと考えています。

▼ブログでこうやって生の動きを伝えるよう努力していますが・・・公務の遂行と、その発信をひとりで同時進行していますから、たとえば、1週間から10日ほど前に遡っておさらいをすることが、昨日は全くできませんでした。
 諦めずに、どこかでやりたいです。

▼また、ほんとうの忙しさは夜なのです。
 早朝から夕刻、あるいは夜の始まりまで、びっしりと公務の日程が入っています。
 国会が昨日に召集されましたから、党の日程に加えて、国会審議の日程もオンします。

 この日程は多分野にわたりますから、重なることも年中行事で起きます。
 ほんらいの専門分野だけで、外交、安全保障・防衛、国家危機管理、資源エネルギーと4分野あります。しかしそれで充分ではなく、農業からスポーツまで森羅万象、といえば僭越ですが、実際には、ほぼ森羅万象です。
 それから日本語の職業的書き手として、文化政策も重要です。

 国会議事堂、自由民主党本部、議員会館の移動時間も必要で、これに総理官邸などのほかの場所が加わることもあります。
 ふつうで言えば「目が回る」ということでしょうが、目玉を回している暇もないですね、わはは。
 移動は、車とエレベーターを使えば楽ですが、運動不足になったときだけ身体の不調が起きる体質なので、できるだけ速歩で歩き、階段を昇降します。30階を超える階段でも同じです。

 こういう日程をどうにかこなして夜に入っていくと、今度は水面下の動きにどっと入っていきます。
 まず国内の要人との電話を使った交渉です。電話は暗号化されています。
 時には、インテリジェンスとの会合もあります。
 かつ、ぼくの場合は、原稿を書く必要が毎日、あります。会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) 、月刊Hanadaの連載エッセイ、新潮社から出版を予定している新刊書、こうした原稿は、夜にスキマ時間を見つけて書くほかありませぬ。
 政治献金は受け取らない、パーティ券は売らない、その代わりにみずから政治活動費をつくらないといけないという側面もあります。武漢熱によって海外出張に行けないですが、ほんらいは海外出張も、アメリカ軍のインド太平洋軍司令部との議論など重要な出張を自費で行っています。いずれ復活しますから、その備えも必要です。

 それ以前に、ぼくはあくまでも、ひとりの物書きです。
 世間からどう見られようと、つまり「政治家の書いた本は読まない」ということであっても、自らを客観的にみれば、国会議員とはなっても従来型の政治家では全くないし、プロフェッショナルな作家として書き続けることに何の変化もありません。

 同じ人間ですから、24時間と、365日と、天がお決めになる命の時間しかありません。
 ということは、夜に、疲れた心身を励まして、彫刻をきざむように一字一句を書くだけです。

▼そして夜明けに近づいていくと、時差のある海外との議論、情報交換が始まります。
 それは、きょう12月7日火曜も、たった今からです。





 
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