On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-12-16 07:52:35
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
Comments (0)

きょうも早朝7時48分には自由民主党本部に入りました  このあとは予算委員会で7時間座りっぱなしであります



▼午前8時ちょうどから、党本部で「海洋総合戦略小委員会」が始まりました。
 ぼくのすぐ前は、F1のドライバーズ・シートから国会議事堂に現れた山本左近代議士 ( 護る会メンバー ) が今朝も、ちゃんといらっしゃいます。
 左近代議士、左近ちゃんは、レースと同じく、好スタートを切っておられるのです。

▼これは世界第6位の広さを誇る日本の海が抱擁する、多様な自前資源 ( メタンハイドレート、メタンプルーム、レアアース泥、コバルトリッチクラスト、マンガン団塊、熱水鉱床など ) を実用化するための、党の正式機関です。
 もの凄く大切なのですが、予算委員会が午前8時50分開始ですから、残念ながら、中座せねばなりませぬ。

▼予算委では、あの歪んだ古い椅子の上で、きょうは昼を挟んで実に7時間、じっと座ったままになります。
 ぼくはトイレも行かないように努めています。
 きっと腰痛はきょうから無事、再発すると思います。わはは。

▼同期当選の議員のなかで、初当選から5年5か月、最初からずっと変わらずに予算委員なのは、なぜか、ぼくひとりです。
 予算委には、公共放送の生中継入りと、それがまったく無い審議と、ふたつがあります。
 前者の「TVの生中継入り」は、ぼくには5年5か月、唯ひとつの例外を除いて、質問の機会がありませんでした。( 後者の「TV中継無し」の質問機会は、少な目ですが、ありました )

 その例外とは、モリカケの時だけです。
 ぼくは、いわゆる加計問題について、報道とはまったく逆、すなわち「獣医師の育成、充足をしない方こそ問題だ」という故加戸守行・元愛媛県知事の証言を引き出しました。
 客観的にみて、報道を大逆転する国会審議となったと考えます。
 この国会審議を、報道機関は、いわば「やむを得ない」生中継以外には、ほぼ無視しました。無かったことにしたのです。
 そしてそれ以来、ぼくという国会議員はこの世にいないことにするという傾向が一気に強まりました。

▼きょうの予算委員会も、その「公共放送の生中継入り」の審議です。
 ぼくは7時間の審議時間中、じっと座ったままです。これも大切な職務です。





 
  • 前の記事へ
  • 記事の一覧へ
  • 次の記事へ
  • ページのトップへ

 

コメントは原則非公開です。それをご理解のうえ、投稿してください

名前
タイトル
メールアドレス
コメント
認証入力
画像認証 CAPTCHA Image 画像変更

※入力欄はすべて必須です。
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。

もう一度、コメントがすべて「原則非公開」であることを確認され、投稿ボタンを押してください。

  • ページのトップへ