On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-12-16 12:10:43
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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(ちと書き加えました)  気は狂いません  快適な人生です


( 国会の食堂のランチ。「ヘルシーランチ」と書いてありました。早く食べないと昼休みが終わってしまいます。昼休みはすぐ終わるから。あんまりヘルシーとは言えないなぁ。
 いや、つくってくれた厨房のかたがたには感謝です )


▼参議院の予算委員会の初日は、いま短い昼休みになりました。
 まずトイレに入って、ようやく、ひと息つきました。
 委員会室から、トイレまで、2本の脚を動かしているのが嬉しかったです。
 審議中はトイレにも行かないようにし、古い、歪んだ、腰に悪い椅子の上で、ほぼ身動きできず、スキーヤーにとって命の下半身はまったく何も動かせません。

 何メートルぐらいかなぁ。
 そのわずかな距離を歩いているだけで幸せになるのが、ちょい、悲しかったですね。
 これを5年5か月、予算委のたびに続けているわけです。

 きょう予算委の部屋に入ると、席まで同じです。
 新しく後ろに座った山谷えり子・護る会常任幹事から「青山さんって、なんかずっと、予算委員をやってるわよね」と聞かれました。
 山谷さん、さすがです。
 そうです、同期当選組の中でなぜかただひとり、ずっと予算委員なのです。

▼午前中が3時間でした。
 この昼を挟んで、午後は4時間です。

 この予算委員会が絶対優先なので、大切な日程が全部、犠牲になります。

▽経済産業部会、中小企業・小規模事業者政策調査会総合エネルギー戦略調査会 合同会議
▽財政政策検討本部
▽自由民主党・中央政治大学院第3期「まなびと塾」新しい時代の国家ビジョン~幸福度世界一の国へ
  ※衆当選1回生A班対象
▽外交部会・国防部会・外交調査会・安全保障調査会 合同会議
 ※中東地域における日本関係船舶の安全確保に関する取組について
▽国防部会・安全保障調査会 合同会議
 ※R4年度予算折衝の現状について
▽東大有志学生・オンラインゼミ

 すべて欠席を連絡してありますが、無念です。発言して、政府に問いたかったです。
 最後の東大有志ゼミだけは、ほかの日程との絡みもありますが、他はすべて、予算委員会の審議と重なるための欠席です。
 予算委員会ではもちろん、何も発言できません。きょうも「TV中継入り審議」では質問予定者に入っていません。ひたすら聴くだけ、メモを取るだけです。

 上記の部会などに参加する他の議員はおそらく「あれ、珍しく、青山さんが居ないな。したがって発言も無いんだな」と思うでしょう。
 ほかの議員の日程まで分かりませんからね。
 誰も、初当選以来、5年5か月も予算委員を続けているとは思わないでしょうし。

 しかし問題はありません。
 すべてを併せ呑んで、公務です。
 人生は無駄が大切です。どんなに忙しくても、それは変わらないのです。





 
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