On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2021-12-23 09:24:03
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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外交部会でのみなの憤激からきょうも始まりました



▼朝から、政府への怒りが、出席の全議員から噴き出ています。
 北京五輪の外交ボイコットをめぐっての議論です。

 ぼくも以下のように、最初に挙手をして発言しました。

「判断保留が年を越すようなことがあってはいけない。必ず、年内に、表明すべきです。
 総理を含めた閣僚は行かないという方針らしいと、個人的に考えているが、室伏スポーツ庁長官も政府の一員であるから行ってはいけない。橋本聖子五輪組織委員会会長も、主権者に選ばれた国会議員であるから、行ってはいけない。山下JOC会長の派遣がぎりぎりの線であると考えます。
 中国も、東京オリパラのとき、五輪関係者を派遣したのであるから、ふつうの相互主義にも合致します」

▼これに対して、全参加議員がほぼ同じ意見でした。
 たとえば衛藤晟一・元領土担当大臣は「閣僚、副大臣、政務官という政治家を送らなければいいということではない。政府関係者は絶対に送ってはいけない」と強調されました。
 この衛藤さんを含め、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) メンバーがいつも外交部会には多く参加しています。


 岸田総理をはじめ政府の判断が遅れている、なかなか表明されないことへの怒りも次々に出席議員から表明されました。

▼部会はたった今、まだ、進行中です。
 自由民主党外交部会として、この件で「北京冬季五輪に政府代表団を派遣しないことを速やかに決めよ」という趣旨の決議をまとめ、外務大臣に提出することが決まりました。
 原案は示されましたが、原案ですからここには記しません。
 衛藤征士郎・外交調査会長に、最終的な文章修整 ( 修文 ) は一任することを、部会として諒解しました。





 
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