On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-01-19 11:04:05
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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急ぎ ! サイン本は実現できませんでした !



▼きょう1月19日、朝一番に自由民主党本部に入り、「ウェルビーイング」をめぐる特命委の役員会です。
 役員会ですから、内容は、ここに記しません。
 ただ、ぼくは依然、この新しいカタカナを用いて国策を進めることに反対です。
「取り残される人をつくることに繋がる」、「言葉が変化するものであり、日本語も外来語も採り入れて変化し続けていることを承知の上で、現役の作家としても、日本が言霊の国であることを忘れているかのような名付けを首肯しない」、「学会や企業の取り組みはあくまで自由であり、Well-being という国際語をそのまま使うのもあり得るが、官庁が国策の呼び名として使うことには反対する」という意見を、常に表明し、きょうも申しました。
 そのうえで、最低限、カッコで日本語の呼び名も付けるよう求め、その私案もふたつ、提供しました。

 写真右の鈴木寛東大教授・兼・慶大教授をはじめ有識者も参加してくださいました。感謝しています。
 上述の通り、役員会です。「オフレコです」という縛りはきょう、特にありませんでしたが、ふつう役員会の内容は公表しません。したがって、ぼく自身の発言以外は紹介しませんが、有識者のかたがたから有意義な発言がありました。

▼さて、この役員会が終わったあと、トレ国 ( トレーニング付き国会活動 ) として階段を駆け下りて、1階ロビーにある売店に行きました。
 そして、ぼくの本「わたしは灰猫」と皇位継承まんがの『誰があなたを護るのか 不安の時代の皇(すめらぎ)』(ともに扶桑社)をたくさん置いてくださっていることに、係の人に感謝を申しあげてから、「サインします」と申し出ました。
 同時に、「サインをしてしまうと、 ( 売れない場合にも ) 返本ができなくなりますが、大丈夫ですか」とお尋ねしました。
 すると、係の人の表情にすこし陰りがありました。
 そして係のかたは「サインがあると、新品の本じゃないと誤解されることがあります」と仰いました。
 ぼくは「では、分かりました。サインは致しません。ありがとうございました」と即座に申しあげて、辞去しました。

 というわけで、サイン本はありません。
 この頃、武漢熱のためにサイン会を開けていないので、申し出たのでしたが、売る側にご懸念があるのでしたら、当然ながら、致しません。
 またいずれ、サイン会が開ければいいですね。

 そのあと徒歩で議員会館の青山繁晴事務所へ戻り、トレ国として最上階へ駆け上がり、すこし仕事をしていると、もう次の部会の時間です。
 トレ国にて、議員車もエレベーターも使わないので、時間に余裕をみないといけません。



▼そして議員会館の青山繁晴事務所から駆け下りて、徒歩で自由民主党本部へ移り、経済産業部会に出席しました。
 この部会では、部会長代理なので、すこし座る位置が違います。いわゆる雛壇 ( ひなだん ) です。
 ただし、まったくエラくないのは、同じです。謙遜ではありませぬ。
 右端に見えているのは、部会長です。これはエラいです。護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の執行部の一員、石川昭政・護る会常任幹事です。
 護る会メンバーの盟友だから申すのではなく、ほんとうに素晴らしい部会長です。
 専門知識が豊富で、運営が公平で、冷静です。

▼昼に予定している「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録時間がどんどん迫るのですが、まったく準備の時間がありません。
 なおかつ、ゆうべから今朝にかけて同盟国とかなり烈しく、本音剥き出しで議論をしているうちに、眠る時間をまったく喪ってしまいました。
 収録の時ぐらいは、すこし寝てから臨みたいし、トレ国を始めてすっきりしているところを見せたかったのですが・・・目のクマに、眠そうな目です。
 ごめんなさい。





 
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