2022-03-06 01:45:12
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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「トイレには行こうかな」のその後 日本の国会をプーチン国会にしないぞっ
▼万やむを得ず、国会議員になって5年8か月、国会審議に出席しているときは、それが9時間続く予算委員会の審議であっても、一切トイレにも行かないできました。
国民の負託を受けた国会議員は安易な離席をしない、それをわが身を持って示そうとしただけです。
しかし、議員に声高に言ったりしません。黙って、勝手にやっています。
それでも6年目になると、「そう言えば青山さんはトイレにも行きませんね」と聞いてくる議員が、たまに居たりするようになりました。
▼国会議員だけではなく、主権者・国民にも、国会審議のほんらいの意味をちらりとだけでも、考えてみていただきたかった。
「トイレぐらい行ってください」という意見が多いこともあり、このエントリーに記したとおり、2月28日の審議から、短いトイレには行くこともあり得るようにしました。
その後、実際の審議でどうしていたか。
実は・・・一度も、審議中にトイレに行っていません。
審議の始まる前に、その時間は無くても、1分ほどのトイレタイムをつくって、あらかじめトイレに行っておくようにしているからです。
それでも7時間、8時間、9時間の審議ですから、耐えることも必要になります。
審議に参加、と言っても、ほとんどは聴いているだけです。しかし、席を外す気になれません。
ほんとうはトイレ云々の話ではなく、離席しない、ということです。
▼みなさん、プーチン大統領は、自分がどれほど国会も支配しているかという映像を自ら世界に公開しましたね。議員を怒鳴りつけたりしています。議員も情けないことに、それで怯えて、発言を変えます。
「プーチン国会」は、国会の意味がありません。
それを含めて正気の沙汰ではありませんが、ぼくは逆に、自由な国会審議の意義を、あらためて感じています。
日本の国会審議には、暗黒国会と呼ばざるを得ない現実があります。
しかしだからといって、批判しているだけでは、何も良くはなりません。評論家やコメンテーターの収入にはなっても、世の中が良くはならないのです。
現場で、わが身を使って、できることをやるしかありませぬ。
もちろん、離席しないということだけではなく、おのれが質問できる機会が来れば、ベストを尽くし、質問だけではなく、ふだんから各省の行政官 ( 官僚 ) と徹底的に議論し、交渉し、内閣総理大臣をはじめ政治家と直に議論し、交渉し、という水面下の努力が肝心です。
▼ところで、ひとつ前のエントリーで記したとおり、きのう3月5日の土曜に、無理にでも時間をつくってジムへ行き、トレーニングを久しぶりにやりました。
かなり烈しい鍛錬のあと、トレーナーの「血流を整えるために、すこしトレッドミルで歩いてください」というアドバイスにしたがって、トレッドミルを使って歩き始めました。
いつものように斜度を最大角にして、急坂の状態にして歩きつつ、小型テレビを視ると、NHKの国際放送をやっていました。
イヤホンで音を聴くことはしないのですが、国際放送なので、日本語の番組に英語の字幕が付いています。
高齢者と、わりあい若い人のトイレをめぐる1日の実験をやっていて、高齢者の『夜間頻尿』という問題を取りあげていました。
就寝中に、3回ほどトイレに立つために、健康に深刻に影響しているという映像でした。
そこで気がつきました。
ぼくはこの『夜間頻尿』というものが全くありません。
1日にトイレに行く回数は、とても多いです。番組の若い人と同じです。いや、番組では「小」だけを扱っていましたから、「大」も合わせると、若い人よりずっと多いでしょう。
食べればほぼ即座に、前の分が排出されます。水分も良く摂るので、日中、しょっちゅう、トイレに行きます。自宅で原稿を書いているようなときは、トイレの合間に仕事をしているみたいだと自分で思います。
しかし寝ている間は、決して、トイレに行きたくなりません。
そういうことが、子どもの頃から変わりません。
むしろ、新陳代謝は、年を重ねるにつれ、活発になっている感があります。
ぼくのことを「ショートスリーパーですね」と仰るコメントがこのブログに少なからず、来ます。
わかります。
人間ドックの病院のドクターが、代理でアドバイスを聴いてきてくれる秘書さんに「こんなに寝ていないと、脳がやられ、死にますよ」と真剣に伝えるという現実ですからね。
ところが、それが、違うのです。
ぼくはできれば10時間、寝ていたい、いわばロングスリーパーです。
亡き父は実際に毎日、10時間、寝ていました。繊維会社の社長でしたが、自分で出社時間を決められる立場を活かして、ほんとうによく寝ていました。
今ぼくに寝る時間が喪われているのは、国会議員と作家を兼ねているからですね。また専門家としてウクライナのような危機に常にリアルに対処しなければならないからです。
ほんとうは怠け者で、1日中、寝ていても苦痛じゃないのです。謙遜ではありませぬ。ぼくの本音です。
寝られる時が仮にあれば、今でも10時間は確実に寝ます。
そのとき、就寝の途中にトイレに立つことはありません。
番組では、「日中にトイレに行って体内の水分を排出していれば夜中に行く必要が無い」という自然な結論にもなっていましたが、ぼくの毎日は、その通りです。
このことが、人間ドックで体内年齢32歳という結果が出ることに繋がっているのかな、とも考えています。
トレーナーは30代前半の身体とも思っていないようです。ぼく自身も、いつでもアルペンスキーの試合に出られるようにしておくために、そうしたメニューをトレーナーに作ってもらって、身体をつくっています。
それを支えているのは、自然な新陳代謝らしいです。
▼こうした体質ですから、9時間に及ぶことのある国会審議で、トイレに行かないのは、ほんとうは耐えがたいほどの難行苦行です。
しかし小さな事から、大きな事まで、ひとのために、難行苦行に耐えるのが国会議員でしょう。
体質は、自らの努力によるのでは無く、両親を通じて天からいただいたものです。
それのご恩に、仕事を通じて、お応えする、お返しするのは、当然至極のことですね。
雪国出身じゃないのにアルペンスキーにも打ち込むということをして、たくさん大怪我をしました。
たまに膝が痛くなったりするのですが、構わずに、30階を超える階段の登り降りなどをしていると、なぜか、その痛みが消えていきます。
身体がときどき、苦情を言うけど、諦める。この繰り返しの気もします。
なぜか老眼が無くて、書類の小さな字や、ミニ画面を読むのに問題がないのも、まさしく仕事をしろと天に言われているのと同じだと感じています。
それでは今日、京都府亀岡のみなさんと、佐賀のみなさんにお会いします。
みなさんが日曜をリラックスして過ごされることを、休日出勤のかたも、休日も何もないかたも含めて、願っています。
そして「何をしても報われない」と悩んでいるひと、大丈夫ですよ、ぼくも報われることはありません。
報われないことを前提にすることが、始まりです。
国民の負託を受けた国会議員は安易な離席をしない、それをわが身を持って示そうとしただけです。
しかし、議員に声高に言ったりしません。黙って、勝手にやっています。
それでも6年目になると、「そう言えば青山さんはトイレにも行きませんね」と聞いてくる議員が、たまに居たりするようになりました。
▼国会議員だけではなく、主権者・国民にも、国会審議のほんらいの意味をちらりとだけでも、考えてみていただきたかった。
「トイレぐらい行ってください」という意見が多いこともあり、このエントリーに記したとおり、2月28日の審議から、短いトイレには行くこともあり得るようにしました。
その後、実際の審議でどうしていたか。
実は・・・一度も、審議中にトイレに行っていません。
審議の始まる前に、その時間は無くても、1分ほどのトイレタイムをつくって、あらかじめトイレに行っておくようにしているからです。
それでも7時間、8時間、9時間の審議ですから、耐えることも必要になります。
審議に参加、と言っても、ほとんどは聴いているだけです。しかし、席を外す気になれません。
ほんとうはトイレ云々の話ではなく、離席しない、ということです。
▼みなさん、プーチン大統領は、自分がどれほど国会も支配しているかという映像を自ら世界に公開しましたね。議員を怒鳴りつけたりしています。議員も情けないことに、それで怯えて、発言を変えます。
「プーチン国会」は、国会の意味がありません。
それを含めて正気の沙汰ではありませんが、ぼくは逆に、自由な国会審議の意義を、あらためて感じています。
日本の国会審議には、暗黒国会と呼ばざるを得ない現実があります。
しかしだからといって、批判しているだけでは、何も良くはなりません。評論家やコメンテーターの収入にはなっても、世の中が良くはならないのです。
現場で、わが身を使って、できることをやるしかありませぬ。
もちろん、離席しないということだけではなく、おのれが質問できる機会が来れば、ベストを尽くし、質問だけではなく、ふだんから各省の行政官 ( 官僚 ) と徹底的に議論し、交渉し、内閣総理大臣をはじめ政治家と直に議論し、交渉し、という水面下の努力が肝心です。
▼ところで、ひとつ前のエントリーで記したとおり、きのう3月5日の土曜に、無理にでも時間をつくってジムへ行き、トレーニングを久しぶりにやりました。
かなり烈しい鍛錬のあと、トレーナーの「血流を整えるために、すこしトレッドミルで歩いてください」というアドバイスにしたがって、トレッドミルを使って歩き始めました。
いつものように斜度を最大角にして、急坂の状態にして歩きつつ、小型テレビを視ると、NHKの国際放送をやっていました。
イヤホンで音を聴くことはしないのですが、国際放送なので、日本語の番組に英語の字幕が付いています。
高齢者と、わりあい若い人のトイレをめぐる1日の実験をやっていて、高齢者の『夜間頻尿』という問題を取りあげていました。
就寝中に、3回ほどトイレに立つために、健康に深刻に影響しているという映像でした。
そこで気がつきました。
ぼくはこの『夜間頻尿』というものが全くありません。
1日にトイレに行く回数は、とても多いです。番組の若い人と同じです。いや、番組では「小」だけを扱っていましたから、「大」も合わせると、若い人よりずっと多いでしょう。
食べればほぼ即座に、前の分が排出されます。水分も良く摂るので、日中、しょっちゅう、トイレに行きます。自宅で原稿を書いているようなときは、トイレの合間に仕事をしているみたいだと自分で思います。
しかし寝ている間は、決して、トイレに行きたくなりません。
そういうことが、子どもの頃から変わりません。
むしろ、新陳代謝は、年を重ねるにつれ、活発になっている感があります。
ぼくのことを「ショートスリーパーですね」と仰るコメントがこのブログに少なからず、来ます。
わかります。
人間ドックの病院のドクターが、代理でアドバイスを聴いてきてくれる秘書さんに「こんなに寝ていないと、脳がやられ、死にますよ」と真剣に伝えるという現実ですからね。
ところが、それが、違うのです。
ぼくはできれば10時間、寝ていたい、いわばロングスリーパーです。
亡き父は実際に毎日、10時間、寝ていました。繊維会社の社長でしたが、自分で出社時間を決められる立場を活かして、ほんとうによく寝ていました。
今ぼくに寝る時間が喪われているのは、国会議員と作家を兼ねているからですね。また専門家としてウクライナのような危機に常にリアルに対処しなければならないからです。
ほんとうは怠け者で、1日中、寝ていても苦痛じゃないのです。謙遜ではありませぬ。ぼくの本音です。
寝られる時が仮にあれば、今でも10時間は確実に寝ます。
そのとき、就寝の途中にトイレに立つことはありません。
番組では、「日中にトイレに行って体内の水分を排出していれば夜中に行く必要が無い」という自然な結論にもなっていましたが、ぼくの毎日は、その通りです。
このことが、人間ドックで体内年齢32歳という結果が出ることに繋がっているのかな、とも考えています。
トレーナーは30代前半の身体とも思っていないようです。ぼく自身も、いつでもアルペンスキーの試合に出られるようにしておくために、そうしたメニューをトレーナーに作ってもらって、身体をつくっています。
それを支えているのは、自然な新陳代謝らしいです。
▼こうした体質ですから、9時間に及ぶことのある国会審議で、トイレに行かないのは、ほんとうは耐えがたいほどの難行苦行です。
しかし小さな事から、大きな事まで、ひとのために、難行苦行に耐えるのが国会議員でしょう。
体質は、自らの努力によるのでは無く、両親を通じて天からいただいたものです。
それのご恩に、仕事を通じて、お応えする、お返しするのは、当然至極のことですね。
雪国出身じゃないのにアルペンスキーにも打ち込むということをして、たくさん大怪我をしました。
たまに膝が痛くなったりするのですが、構わずに、30階を超える階段の登り降りなどをしていると、なぜか、その痛みが消えていきます。
身体がときどき、苦情を言うけど、諦める。この繰り返しの気もします。
なぜか老眼が無くて、書類の小さな字や、ミニ画面を読むのに問題がないのも、まさしく仕事をしろと天に言われているのと同じだと感じています。
それでは今日、京都府亀岡のみなさんと、佐賀のみなさんにお会いします。
みなさんが日曜をリラックスして過ごされることを、休日出勤のかたも、休日も何もないかたも含めて、願っています。
そして「何をしても報われない」と悩んでいるひと、大丈夫ですよ、ぼくも報われることはありません。
報われないことを前提にすることが、始まりです。