2022-03-28 17:53:26
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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佐渡金山の世界文化遺産への登録、その新段階の始まり
▼きょう3月28日月曜、自由民主党本部で佐渡金山の世界文化遺産への登録を実現するための議員連盟の設立総会が開かれました。
花角新潟県知事と渡辺佐渡市長も参加してくださいました。
ぼくは幹事に任命されました。ただし、首脳陣という立場では全くありません。役員の一員ではあっても、権限は何も無い立場です。
▼その首脳陣の判断で、今回の総会は、冒頭部分が終わったあとカメラマンは退出、ペン記者はそのまま取材OKという、やや異例のことになりました。
取材陣は、写真でお分かりのように、凄い数でした。
だからといって、登録への助けになるとは正直、思えません。
▼ぼくはこの件が部会で議論されている段階から、「佐渡金山は明治維新のあともずっと尊い努力が続いていました。江戸期だけに絞ると、韓国から、韓国との関わりを回避するためだろう、後ろ暗いからだ、などとあらぬ攻撃をされる原因をつくることになりかねません」と指摘してきました。
しかし、きょう配布された議連の設立趣意書を見ると、完全に、江戸期だけに絞っています。
ちなみに、前述したようにぼくは首脳陣の一員ではないので、趣意書の作成に関わってはいません。きょうの席で初めて見ました。
▼そこで、以下のような趣旨を発言しました。
(1)この議連が発足することを喜び、花角新潟県知事、渡辺佐渡市長とも連携して、わたし自身、力を尽くします。
(2)佐渡金山は、実際には、資源量が無くなって採掘を終えたのが平成元年という息の長さです。そのすべてが尊い努力と創意工夫の足跡です。
(3)しかし、部会などの自由な議論を経て、きょうの趣意書が決定された以上は、今後は、韓国などから「なぜ江戸期だけなんだ」と批判された時に、きちんと反論、対応できる準備を充分に整えることを提案します。
▼これに対する文科省の回答は、ありのままに申して、不安の残るものでした。
登録を実現できるよう、この問題もカバーするべく、水面下を含めて努力していきます。
先人の努力に報いるために、祖国の名誉を護るために、日本と世界の子どもたちにちゃんと伝えるために。
