On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-04-26 18:13:39
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初めて「登壇」します

▼国会質問には、各委員会での質問と、本会議での質問と2種類があります。
 単に場所(委員会室か、本会議場か)が違うだけではなく、本質的な違いがあります。
 それは、委員会では、議員はひとりの議員として質問しますが、本会議の代表質問は、自由民主党の会派を代表して質問することです。
 したがって、後者は、参議院自由民主党の政審(政策審議会)と議論して質問を共同作成します。委員会質問のように、ひとりで質問をつくることはできません。

▼見た目も大きく違います。
 本会議での代表質問は、「登壇もの」と称される重要法案の審議に限りますから、質問者は良く知られた本会議場の壇に登って、質問します。
 議長席の前、さらに、畏れ多いですが、天皇陛下が国会の開会式にお見えになるお席の前でもあります。

▼ぼくはこれまで6年近く、一度もその機会はありませんでした。
 予算委員会の「TV中継入り」は、モリカケで緊急に質問を要請された以外は、6年ずっと質問機会が無かったのと同じです。
 これは、ぼくが完全に無派閥だからです。
 登壇や、TV中継入りといった檜舞台での質問者を誰にするかは、派閥同士の協議で候補者が決まります。
 予算委員会については、ついに党の首脳陣に「同期当選でただひとり、6年間フルに予算委員を務めていて、国民がじかに審議を見られる質問がモリカケ以外にはないというのはおかしいです」と申し、短い時間ながら、一度、質問できました。
 しかし「登壇」は諦めていました。

 すると意外なことに、前述の党首脳陣から「そう言えば、青山さん、やってなかった。やってください」というお話しがありました。

▼明日4月27日(水)の午前10:05頃(正確には未定。大臣の法案説明のあとです)から、10分間です。
 参議院の本会議です。

▼そして、傍聴を希望されるかたは、以下を見てください。秘書さんの力作です。

■本会議の傍聴について
▽参議院の本会議は、原則として、自由に傍聴することができます。
今回は青山事務所の紹介による傍聴ではありません。
▽傍聴を希望する方は、本会議開会当日、傍聴受付窓口(参議院別館議員面会所内)にて各自申請をしてください。
▽申請の際には、名前を確認できる本人確認書(運転免許証、保険証、クレジットカード等)が必要になります。
▽開会時刻の30分前から先着順に傍聴券を交付いたします。
傍聴できるのは、先着30人のようですが、多少、増えるのは問題ないようです。
▽退席はいつでも自由に可能です。

<参議院HP見学・傍聴について>
 ここです。

★新型コロナウイルス感染症対策のため、傍聴については極力御遠慮願っているところですが、傍聴を希望される方については、体温計の計測により37.5℃以上の発熱がないこと、感染症の疑いがないことを確認させていただくとともに、マスクの着用をお願いいたします。




 
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