On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-06-08 12:10:33
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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そう言えば、参院選についてまた、記者に問われました

▼「青山さんの同期の先生方がみな、選挙事務所開きとかを大々的にやっているのに、やらないのですか」

 自由民主党本部で部会に参加して、いつも通り、階段を降りていると、記者が追ってきます。
 エレベーターに乗る議員よりきっと、取材しやすいのでしょうね。

 社は、なぜかいつも、NHKか朝日新聞がいちばん多く、次に古巣の共同通信、それから産経新聞、時事通信、稀には毎日新聞、日経新聞このあたりです。
 NHK、朝日、共同は、何人もの記者が入れ替わり立ち替わりです。
 読売新聞、東京新聞、民放テレビはまず無いですね。
 デスクやキャップの指示によるものかどうかは、分かりません。

▼このうち、参院選について、もっとも熱心に絶えず聴いてくるのは、NHKと朝日です。
 冒頭に記した「みんなもう走り出しているのに、やらなくていいのか。ほんとうにやらないのか」という趣旨の質問は、この頃、増えました。
 なかには党本部を出てからも、ずっと追ってくる記者も居ます。
 ぼくが歩いて議員会館へ戻ろうとする時ですね。どんなに追ってきても、まったく問題ありませぬ。

 いちばん最近には、こう答えました。
「選挙活動は、公示があってからと、法律で決まっているよ。立法府の国会議員が、法律を守らなくてどうする」
 記者は、非常に納得した表情になりました。





 
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