On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2022-08-06 07:24:49
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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(ゆずを、訂正しました)  安倍さんの唯一無比の人生



▼6月22日の公示のあと、立候補の届け出が完了してから、参院選の選挙活動を始めました。
 7月9日の夜に、選挙活動をすべて終えました。

 明けて、7月10日の日曜は、投開票日です。
 昼すぎ、泊まっていた大阪のホテルの近く、清潔な蕎麦屋さんで、19日ぶりにふつうに食事をしようとしました。
 選挙期間中は、食べる時間も無かったですが、なにより食べる気が湧きませんでした。元気がないのでは無く、その逆です。
 あまりに集中しているから、なにも要らないのです。
 事前運動はしなかったですから、この18日間の選挙期間中に、すべてを出し切るほかありませぬ。

 その代わり、大好きなヨーグルトドリンクを中心に、オレンジジュースも加えて、飲んで飲んで飲みました。
 ところが、朝から夜までの11時間前後の遊説中は、トイレにまったく行かないのです。無理をしているのではなくて、行く必要がまるでありません。

 秘書さんとも、ボランティアのみなさんとも、撮影してくださっていた藤田カメラマン ( 「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」のときは音声担当 ) とも遊説車のなかで、「凄いね、全部、汗で出てしまうんだ」と話していました。
 遊説を聴いてくださるかたがたは、動員がゼロです。団体の支援は一切、受けませんから。
 自律した自由な意思で集まってくださった主権者のみなさんと、グータッチ、望む方には握手、そして書籍へのサイン、すべて終えて、ホテルか自宅に戻ると、ごく自然にトイレに行く気になります。

 しかし食べる気になれないのは、18日間の選挙期間中、変わりませんでした。
 ヨーグルトドリンクとオレンジジュースを毎日、買ってきてくれた入間川和美・公設第二秘書に感謝しています。

▼そして写真のおそばを食べようとしたとき、ゆず 【 → すだちです。すだちと書いたつもりでなぜか、ゆずと書いていました 】 の香りに癒やされていながら、どっと新しい悲しみが襲ってきたのです。
 安倍晋三さんが、もう食べられない ?
 そんなことがあるはずが無い。

 食べることも含めて、よく楽しみ、よく戦い、あまりにも苦しまれ、しかし人生を棲みこなした日本国内閣総理大臣閣下であったと思います。

 何が日本の元総理を奪ったのか。
 その真相は明かされねばなりません。
 ゆうべも、ここを通じて、みなさんにお伝えすべきをお伝えしました。






 
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