2022-11-02 10:37:59
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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続いて国防部会です そのあと議員会館の青山繁晴事務所へ戻ってから行政官・官僚の呆れた発言に怒り
▼きょう11月2日水曜は、朝8時からの外交部会に続き、国防部会(と安全保障調査会の合同会議)が午前9時半から開かれました。
国防部会のテーマのひとつは、アメリカが、その国家防衛戦略(NDS)の見直し、核戦力の見直し(NPR)、それからミサイル防衛の見直し(MDR)を統合しておこなったことです。
▼わたしは、NDSを中心に原文に当たったうえで、「アメリカが中国とロシアの脅威に集中し、北朝鮮はやや横に置くという傾向が表れている。日本への影響は大きい」と指摘し「戦略弾道ミサイルによる防衛に集中するという意味では、アメリカの先祖返りでもある」と述べて、防衛省、外務省の見解を問いました。
両省はいずれも、「先祖返りという指摘は当たっている」という分析を述べたうえで、「そうした傾向はあっても日米同盟の強化に努めたい」という趣旨を答弁しました。
この件は、できるだけ「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の次回収録でやりたいと思います。
▼そのあと徒歩で議員会館へ戻りました。テレビ記者の取材を受けながらでしたが、いつものように、警備の警官に「いつも、ありがとう」と声を掛けました。
▼青山繁晴事務所に入ってから、令和4年度補正予算案について担当官庁の幹部が説明に来ました。
わたしは「ガス代の値上がりへの対策が、都市ガスに偏り、プロパンガスを使う国民には全く不足している」と述べたのをはじめ、問題点を指摘しました。
幹部はこれに反論しました。
それはいいのですが、「私は東京が長いので、プロパンをどれくらい国民が使っているか知らない」と発言しました。
雑談ではなく、自由民主党の経済産業部会長代理であるわたしに、正式に説明している場での発言です。
わたしが怒りの声をあげると、「個人として知らないと言っただけです」と述べました。
個人として ?
個人として、遊びに来てもらっているのではありませぬ。
わたしは主権者に負託されている国会議員として、この暴言と言うべき発言を見過ごさず、それ以上の説明を拒否し、資料も突き返しました。
したがって、わたしは令和4年度補正予算案のなかで、この官庁の部分を諒承していません。
▼こうしたこともまた、主権者の知らない現実です。
こうした官僚が居ることを、決してナァナァで見逃したりしません。国会議員が立ち向かうべき現実のひとつだと考えます。