2022-12-06 16:41:35
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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税制をめぐる『マルバツ』に参加しています いつも通り、自由参加です
▼税制は、消費税や所得税、法人税だけではなく、広範な範囲に及びます。
そして税制は毎年度、変わります。
これを「税制改正」と呼んでいます。
ですから消費税も、岸田総理が繰り返して国会答弁なさるような「消費減税は考えていません」ということでは無いと考え、減税を主張し続けています。
▼令和5年度の税制改正の各項目について、改正をやるかやらないかについて、○=やる、△=検討する、×=やらないなどに分けて審議する会を、『マルバツ』と呼んでいます。
この場で、いわゆる党税調、自由民主党税制調査会の首脳陣が、平場、つまり自由参加の議員から意見を聴いて、決めていきます。
最終的には政府が決めるのですが、実質的には、ここでほぼ党が決めてしまいます。
▼ですから重大な場です。
非常に多くの議員が参加するので、発言は1回に限られます。
また、事前の党税調首脳陣と政府側の水面下協議で、テーマが選択されています。
▼残念ながら、消費税全体の減税は、テーマに選ばれていません。
これは、総理が上述のような姿勢だからということが大きいです。
『いちばん高度な政治判断を必要とする税であり、その見直しをテーブルに載せるにはまず、総理の決断が必要』とされています。
令和5年度の税制改正で、消費税については ( 1 ) 更生緊急保護の医療には非課税にするかどうか ( 2 ) 日米宇宙協定の物品輸入については配慮するかどうか ( 3 ) 認可外保育施設の利用料は非課税にするかどうか ( 4 ) インボイス導入の影響を受ける中小・小規模事業者への負担軽減をやるかどうかーーこの4点がテーマに上がっています。
しかし、もう一度言いますが、極めて残念なことに、消費税全体の減税はテーマにされていません。
▼安倍政権の時代に、わたしは民間の専門家時代も、国会議員となってからも変わらず、安倍総理に直接、消費減税を交渉し続けました。
その結果、安倍総理は「消費税を10%から8%に戻すことは ( 秘密裏に ) 一度、考えてみよう」というところまで、いわば降りてこられました。
一時期は、消費減税について「青山さん、その話はできないよ」という姿勢だったのが、まさしく、降りてこられたのです。
しかしそのすぐ後に、辞任となりました。
安倍さんのあとの菅総理、岸田総理、いずれも消費減税は全否定の姿勢です。
しかしわたしの考えは変わりませんから、今後も動きを続けます。
▼きょうのマルバツでは、防衛に関する発言をしました。
日本の防衛産業のサイバーセキュリティ確立を応援するための税制改正です。
しかし、これも残念ながら、党税調の首脳陣は消極的です。
▼税という国民の最大関心事をめぐって、毎年こうした交渉、ある意味の勝負が行われていることも、主権者・国民のみなさんにほとんど知られていません。
だからこそ、会議に参加しつつ、リアルタイムでこうやって報告しています。
自由民主党という政党の在り方が、政権党である限りは、どれほど大きな影響を国民生活に及ぼすかという、ひとつの例でもあります。
だからこそ、何をどう言われようが、自由民主党を中から変えることに見えざる努力も続け、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) も存在し、どこの団体の推しでもなく、みなさんが自由意志で、議員会館の青山繁晴事務所を通じて自由民主党員、自民党員ではなく、自由民主党員になってくださるよう呼びかけ続けています。
・・・あらためて、下掲します。
▽自由民主党への入党を希望される方は、以下のURLから必要事項を記載し申込みをして下さい。
https://forms.gle/RSeWBxrfTKzs1HqH6