On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-04-19 03:31:11
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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中国の「海外警察」という主権を無視した弾圧機関、ニューヨークではその海外警察の男ふたりを逮捕、日本政府は放置、護る会はこの現実にも向かい合うため「カウンター・インテリジェンス分科会」の第3回を開きました


▼護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) はきのう4月18日火曜の夕刻、国会内で、「カウンター・インテリジェンス分科会」の第3回を開きました。
 写真の、講師で来ていただいた日大危機管理学部の小谷賢教授とは、良き議論ができたと考えています。
 旧知の小谷さんは、本物の専門家です。
 たとえば、わたしが「日本には、犯罪捜査の通信傍受を可能とした法律はありますが、これではまだ半分足りませんね」と提起すると、小谷さんはズバリ、「そうです。行政の通信傍受を可能にせねばなりません」と指摘されました。



▼他の護る会議員からは、きわめて政治的な課題についても、遠慮なく質問が出ました。
 小谷さんはとても賢い人ですから「それは、みなさんの側の問題です」とお答えになりました。
 まさしく、正しいです。

 ・・・それでね、小谷さん。
 ちょっとだけ聴いていただけますか。

 ぼくも7年ほどまえまで、選挙にだけは出ないと固く決意していた専門家でした。
 ぼくの場合は、危機管理の現場に入っている実務者でした。
 大学で教えてもいて、作家でもあり、それもあってか世間様からは「実務者」ということを全く理解されていませんでしたが、民間の立場で日々、実務をこなして、政治に影響をささやかにでも、もたらして、日本を前に進めたいと考えていました。
 しかし、やむを得ず、まさかの国会議員となり、護る会を同志と共につくりました。
 苦闘ばかりではありますが、7年まえまではやはり間接的だったのが、今は毎日が直接的です。
 だから昨日の分科会で、小谷さんのような本物の専門家が国会に来て、護る会で一緒にやってほしいな、そうしたら助かるなと思いましたよ、内心では。
 小谷さんご本人は、「まさか、とんでもない」と首と両手を横に振られるでしょうが。



▼昨日は、自由民主党本部で開かれていた国防部会で、陸自のヘリ墜落について防衛省と議論し、そこから急いで国会内に移って、分科会に参加しました。
 写真手前にいらっしゃる山田宏・護る会幹事長 ( 参議院議員 ) らと一緒の動きです。

 護る会冒頭に代表としてあいさつするとき、陸自のヘリ墜落をめぐるネット上の事実無根の風説がもたらしている問題にも触れ、カウンター・インテリジェンスとは、誤情報との戦いという一面を持つことを指摘しました。
 こうした部分は、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( ここです ) で、みなさんにお伝えします。
 


▼いま通常国会は、衆参の両院とも、各分野の委員会が一斉に開会中です。
 わたし自身も、昨日は朝から夕方までずっと、経済産業委員会で座りっぱなしの長時間審議でした。
 そこから国防部会に駆けつけ、さらに護る会の分科会に急ぎ、やって来たわけです。

 こうした国会の審議のために、写真のように分科会の始まりは、満席ではありませんでした。
 しかし会の途中から、どんどん、委員会などを終えた議員が駆けつけて、満席状態となりました。
 護る会の分科会は、ほんとうに活況だと思います。意義ある活発な議論が交わされています。

 国会とは、議論の場です。そして本会議、委員会の議論だけではなく、護る会の議論には別の大きな意義があります。
 なぜか。
 本会議、委員会の議論は、義務です。絶対の義務です。
 護る会の議論は、まったくの自由参加です。議員の自主性そのものです。
 自由民主党の部会も自由参加です。ただし、部会という場は、党本部が設定しています。
 護る会は、場の設定も、議員の自主性です。



▼わたしの席から見るとこうなります。隣は小谷さんです。



▼充実した会が終わると、今回もきちんと、ブリーフィングを行いました。
「カウンター・インテリジェンス分科会」座長の鬼木誠・護る会副代表 ( 衆議院議員 ) は残念ながら公務で中座されましたが、この分科会事務局長の戦う救命医、松本尚衆議院議員がちゃんと一緒にブリーフィングをしてくれました。
 このブリーフィングは全編、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で公開します。
 分科会の議論は、部会と同じく、議論そのものは自由な議論を担保するため非公開で行いますが、冒頭のあいさつは公開、そして会の終了後に必ず、公開ブリーフィングをおこなっています。
( 部会のブリーフィングは、対象がオールドメディアの記者に限定されています。護る会のブリーフィングは、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で全国民に無条件・無償で公開しています )

▼さて、ひとつ前のエントリーには、この個人ブログに何でも書き込めた時代はもはや終わりですということも記しています。
 それは、そのひとつ前のエントリーで指摘したような極端な書き込み、許されざる風説の書き込みだけではありません。
 これもすでに、精一杯の誠意を込めて記しましたとおり、たとえば「正しい、価値ある意見を青山に指摘した」と自負されている書き込みにも、公務をはじめ仕事の遂行に良くないものが含まれています。
 こうした書き込みも、もはや終わりです。
 書き込めません。
 その措置を、万やむを得ず、執ります。
 ただし、みなさん、これはほんとうに最小限に、とどめます。
 このブログは公務上のものではなく、あくまで個人のものです。そうであっても、おのれの感情や都合だけでは、そうした措置は執りません。今後も執りません。
 よほどの場合だけです。
 ただ、投稿されるご本人には、全くと言っていいほどその自覚はないでしょうから、そこが懸念であり、本音を申せば、ほんとうに残念無念です。
 残念ですが、もう、終わりです。これまで関心を持っていただき、ありがとうございました。本音の、こゝろからの、感謝です。


※ 文中、「わたし」と「ぼく」が混在しています。意味があって、そのようにしています。





 
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