2023-04-23 03:43:11
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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一緒に考える その素晴らしさ 日本の本物の主人公はどこまでもあなたです 大衆と呼ばれた時代は終わった 主人公です
▼東京大学教養学部の非常勤講師だったときの授業です。
東大は懐が深い。
ぼくは、自由民主党の国会議員になってから、正式な非常勤講師に任命されたのです。
教授から非常勤講師まで、その人物が特定の政党、特に左派ではなく自由民主党の国会議員になれば、おそらく少なくない日本の大学が、教職の継続に強い難色を示すと思います。
ましてや、それまで東大の教鞭を執っていなくて、民間の専門家から自由民主党の国会議員になった人間を、それまでの自主ゼミなどの実績を見て、また学生の要望を容れて、正規の非常勤講師にするというのは、ふつうはちょっと考えられません。
いまは、どんなに凄絶な公務日程であっても、東大の有志学生のために、自主ゼミナールを続けています。
いずれの場でも、学生にまず、こう呼びかけています。
「模範解答に合わせるという受験勉強はもはや終わったということを、受験勉強の勝者だからこそ、深く自覚してほしい。東大は行政官・官僚になるひとが多い。きみたちも、そうだろう。しかし、国民の幸福と祖国の復活、安寧、興隆の一翼を担う現場に出たときに、もはや模範解答はどこにも存在しない。カケラも存在しない。この講義をきっかけに、一緒に考えよう。わたしも今、民間の専門家として培った、世界の現場体験をもとに、国政の現場にいる。一緒に考えて、きみは、受験脳を脱却するんだ、国民のために」
▼そして、学生たちの大半は今、各省庁の行政現場にいます。
良心的にやればやるほど、どれほど苦しんでいるかと思います。
ぼくの授業をいちどでも受けたひとなら、生涯、ぼくの教え子です。
いつでも、相談においで。
それは、近畿大学経済学部でも、浦和大学、京都大学でも全く同じです。
近大は、民間の専門家時代に客員教授となって11年、東京から大阪に通い、おのれを励まして懸命に授業を続け、今も年に2回の特別講義をおこなっています。
その特別講義は、近畿大学の先進的な考え方によって、どなたでも広く、そして無償で参加できます。
浦和大学は、熱心な教授からお手紙をいただきました。
秘書さん、そして学生インターンに聞いても、誰もその大学名を知りません。ぼくも初耳でした。
東京から行くには時間をとるので、秘書さんの中には慎重意見が強かったです。
しかし、小学校の教員を多く輩出する大学だと知って、迷わず行きました。
たった1回の授業の途中から、学生たちの眼が輝き始めるのが素晴らしかったです。
あのとき会った学生諸君、小学校の教育現場で苦しかったら、相談してこいよ。苦しくなくて楽しくても、報告してくれ。
京都大学も、たった1回の臨時講義でした。
しかし、初めて入るキャンパスを、講義前に歩いているだけで、世界のどこにも無いような独特の雰囲気が伝わってきました。
ぼくは国内よりも、むしろ海外の大学のキャンパスを歩いています。
ショパンの家族が一時期、住んでいたと聴いたワルシャワ大学、世界に名の轟くハーバード大学、いずれとも京大はまったく違っています。
ぼくの大好きなふたつの母校、自由の精神を掲げる早稲田大学 ( 政経学部 ) 、慶應義塾大学 ( 文学部 / 中退して早大政経学部を受け直しました。ひとりで早慶戦であります。今でも慶応も大好きです。専攻を変えようとしただけです・・・) のいずれにも無いような、なんとも言えない自由な雰囲気に感心しました。
▼ぼくが不肖ながら、現場の知見、そこから生まれ出ずる哲学を伝えようと悪戦苦闘するのは、大学生にだけでしょうか。
そうです。
あなたにも、伝えようとしています。伝えています。
いかなる講演でも長短関係なく、自由民主党の中央政治大学院でも、そして選挙の応援演説、生涯にまだ2度のおのれの選挙演説、すべて、一切合切、同じです。
ぼくの魂の姿勢は、東京大学の歴史ある教室でも、街頭で熱風吹きすさぶ暑い7月の参院選でも、まったく、寸分も変わりません。
▼きのう、神戸で第138回の独立講演会を終えて、国会議事堂のある東京に戻ってきました。
独立講演会の「独立」とは、スポンサーが一切つかないという意味です。同時に、日本国の真の独立を一緒に目指そうという隠れた意味もあります。
スポンサーが付かないから、沢山の主権者をお迎えできる広大な会場費を捻出するために、参加者から参加費をいただいています。
主宰者の独立総合研究所 ( 独研 ) は、講演仲介業ではなく、政府に「独立」してもの申すシンクタンクです。だから、利益のためではありませぬ。
参加費をいただくために、なんとなく参加したと言うより、祖国を甦らせたいという共通の意思を持った日本国民が集まるということが強化されている、そう考えます。
そこで、ぼくがほぼ毎日のように行っている水面下交渉の一部を、お伝えしています。
それは、これも会費制の機密レポート、東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) と同じです。
独立講演会は、東日本大震災の発災からわずか2か月後、日本再建のためにこそ、阪神淡路大震災の被災地、神戸で第1回を開きました。 ( この第1回はチャリティで行い、みなさんからいただいた参加費は全額、ぼくが被災地の南三陸町に持参し、町長に直接、渡しました )
あのとき「こんなに集まってもらえるかなぁ」と話しつつ、およそ200人の会場で開きました。
それが今は、1000人の会場で溢れてしまうので、抽選です。
あれから12年、途中で武漢熱に苦悩しつつも、着実に、あらゆる妨害に絶対に負けずに、回を重ねてきました。
すでに140回近いです。
「選挙に出てほしい」と西暦2016年1月から参院選の公示の迫る同年6月まで、ずっと熱心に求めてこられた安倍総理の要請を受けるかどうか、ぼくが悩み抜き、それを密かに相談したのも、独立講演会のみなさんでした。
民間の専門家として、政府にも自由自在にもの申せる立場を捨てるのか。
「株式会社であるが、会社の利益は追求しない。国益だけを追求する」という、世界でも常識外の社是を掲げる独立総合研究所が奇跡のごとく、ようやく黒字転換したばかりのときに、代表取締役社長・兼・首席研究員を去るのか。
ぼくの本業中の本業である作家として、筆がおのれでも気持ちいいほど熟して、脂ののってきたときに、書く時間もほとんどを喪うのか。
そして、おのれの人生を粉々に壊して、魑魅魍魎が24時間フルに暗躍する国政・世界政治の現場のただなかに入るのか。
そのことを独立講演会の会場の京都劇場で、参加者の全員に相談し、その全員が、信じられないような不思議な現象を体験しました。
それが真実であることは、参加者であれば、どなたでも分かっています。
それでね、みなさん。
この独立講演会って、要はぼくが内緒でおこなっている水面下交渉を、一部とは言え主権者に明かす、内緒の話ですよね。
おのれの交渉ですから、関係者に絶対に迷惑を掛けない範囲内で、一部だけは公開できます。
一部ではあっても、非常に深い、高度なナイショの話ですよね。
それが、一度も、漏れたことが無いのです。
参加者はみなバラバラです。
ふつうの講演会は、会社や、団体や、そうした組織を通じて聴衆を集めることがいちばん多いです。だから、その聴衆には、居眠りが多いのです。
居眠りは多いですが、組織から「こうしてくれ」と要求されれば、聞く人が大半です。
これに反して、独立講演会は、みんなそれぞれの意思で、自由意志で集まっています。
バラバラで、つまり組織から指示されているのでは無くて、集まった。
それなのに、ただの一度も、そしてカケラも、漏れたことがありません。
こんな「民衆」は、世界に居ません。
日本だけです。
世界を歩いてきた経験から、断言します。
日本人だけです。
凄いぞ、われら同胞。
若き19歳の同胞が、ひとりで懸命に考えて、ぼくにぶつけてくる剛速球の質問の数々があります。
それに20秒から30秒ぐらいで応えている、特別な発信があります。
ここにずらり並んでいます。もちろん無償です。
独立講演会は6月、久しぶりに福岡で開きます。
「福岡でも開いてほしい」、「名古屋でも開いてほしい」、「札幌でも開いてほしい」、「岐阜でも開いてほしい」という声をいただきます。
いずれも、主宰者の独立総合研究所は、聴衆集めに苦労するそうです。
抽選になる東京、神戸とは違います。
そして、ぼくは7年まえの最初の選挙中に、みずから決して独立総合研究所の社長を前述のように辞め、創業者株も全株、無償で返上したのです。
創業した独立総合研究所との関係を、絶っています。
したがって独立講演会は、講演することだけを、独立総合研究所から委託されています。運営にはタッチしていません。 ( 東京コンフィデンシャル・レポート/TCRも、レポートの作成だけです。レポート一本一本のテーマの企画、決定、情報の収集と分析、執筆、それをひとりで行います。しかし会員制の運営・管理やレポートの配信にはタッチしていません )
だから、独立講演会の開催地も、独研が決めます。
ぼくとしてはもちろん、主権者から要望のあるところはどこでも、行きたいなとふだん、胸の裡 ( うち ) で考えています。考えるだけです。決定権は、独研です。
福岡の情報はここにあります。独立講演会全体の情報はここです。東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) はここです。
関心のある主権者は、どうぞ、ご覧ください。すべて、あなたの自由意思次第です。わたしたちは営業活動をしません。独研は、営業担当者はいないという不思議な会社です。わたしが、ほかのすべての議員と違って、公示にならない限り選挙活動は一切しないのと同じです。
ありのままに申しました。
きょうの日曜、仕事の無いひとはゆっくりされ、仕事のひともリラックスして働けるよう、こゝろから祈っています。