On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-06-15 19:17:30
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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岸田総理が今国会での解散を断念しても、明日6月16日金曜の参院本会議でLGBT法案が採決になったとき、わたしがどう行動するかは、当初の決意と何も変わりません  覚悟を決めて、日本の子供と女性のためにこそ行動します



▼きょう令和5年、西暦2023年6月15日木曜夜7時半の、自由民主党本部です。
 議員会館の青山繁晴事務所から撮りました。

 総理に振り回され、党が培ってきた党内民主主義も壊し、いずれは苦境の総選挙を迎えるだろう、党の姿です。

▼わたしは今日も、経済産業委員会や自由民主党の部会などの公務を終えてから、東京大学の有志学生を相手にゼミナールを行っている最中に、岸田総理が「今国会では解散しない」と記者団に語ったことを、出口太公設政策秘書からの連絡で知りました。

 日本の子供と女性、ひいては男性を含めた社会の根っこを不安に晒すLGBT法案を廃案にする最後の機会は、岸田総理が明日16日、野党の内閣不信任案の動きに立ち向かって、参議院本会議を開く前に解散することだけでした。
 衆議院を解散すれば、参議院で審議中の法案はすべて廃案になります。継続審議にもならずに廃案です。

 わたしは最後まで、そのための水面下の努力も尽くしました。
 しかし、岸田総理が記者団に語ったことがその通りになれば、これで、誰も幸福にしない、当事者も含めて幸福にしないLGBT法案が成立します。
 解散権を持つのは、日本人で現職総理唯ひとりです。その総理が新しい決断をできないのであれば、万事休すです。

▼岸田総理はおそらく、「このまま総選挙に突っ込めば、自由民主党が岩盤の支持層をはじめ広範囲に支持を喪い、負ける」という最新の予測に恐れを抱かれて、解散を先送りなさったのでしょう。
 もともと、今国会での解散を岸田総理が強く望んでおられたのは間違いありません。
 だからこそ、辞めさせたくなかった総理秘書官の息子さんを辞めさせ、総選挙で公明党に支援を続けて欲しければLGBT法案を今国会で上げろと迫られて、審議がまったく足りないまま、LGBT法案の無理な可決に走りました。

▼そこから救われる最後の、そして唯一の道が、前述の通りLGBT法案を上げる前に衆院解散に打って出ることでした。
 しかし岸田総理は、できませんでした。
 みずからが望まれていた早期解散という勝負を、みずから回避なさいました。

▼わたしは明日、国のために、民のために、自由民主党を中から変えるために、という覚悟を寸分変えず、行動します。
 どんな圧力があっても、行動します。






 
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