On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-07-14 22:34:53
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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魂を入れずして、まつりごとを、おこなうなかれ





きのうのエントリーでは、靖國神社の御霊 ( みたま ) 祭りを、夜の美しい写真で紹介しました。
 田島みちこさんという主権者から、議員会館の青山繁晴事務所に提供してくださった写真です。

 きょうは、明るい日の光のなかの、みたま祭りです。
 田島さんは、おそらくは朝早くから靖國神社を歩かれたのではないでしょうか。
 まだ参拝客が増えるまえ、しんと鎮まった、英霊のおやしろです。

▼ことしも靖國神社からお求めをいただき、揮毫いたしています。7月16日のお祭り最終日まで、展示されていると思います。
 わたしはこの頃、人前で話すとき、その演題を「魂からの国造りをふたたび」と致すことが多いです。
 現在の日本のまつりごと ( 政 ) には、魂が喪われているという深い危惧を抱いているからです。

 ふたたび、と称しているのは、わずか150年まえの日本に、祖国の魂を取り戻そうという運動があったからです。幕末の動乱と混迷の時代に、西洋列強の暴力的な脅威に打ち克とうと、先人はそれを模索しました。

 靖國神社の揮毫では、それを「あたらしく」としました。
 揮毫は、議員会館の青山繁晴事務所でしたためました。
 一気に書き、三浦麻未公設第一秘書が「いいじゃないですか!」と言ってくれたのを皮切りに、公設秘書の全員、といっても3人しかいない ( 他の議員は40人から80人の秘書がいたりします ) ですが、みな、支持してくれたので、予備の紙を使うことなくこれを靖國神社へお届けしました。
 なぜ「ふたたび」ではなく、「あたらしく」としたのか。

 講演会では、「ふたたび」の意味を、聴衆のみなさんに説明しています。
 揮毫では、もちろん、それはできませぬ。
 そこで、「150年まえの模索に学びつつ、まったくあたらしく試みること」への意欲をわかりやすく共有できるように考えました。

▼すべて、祈りであると同時に、主権者のみなさんへの発信です。
 どんなに忙しくても、発信の責任は果たします。

 今夜も「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新放送をアップしています。
 北朝鮮の大がかりな擬態、フェイクに負けないために、ここで『はりぼて国家』であることを話しています。
 数十秒で話し切るショート動画も、ここにどんどんガンガン、最新分をアップしています。




▼靖國神社の御霊祭りは、こうやって夜に入っていきます。
 英霊の安堵の場所へ、参拝してくださるみんなへの、感謝と敬意がこみあげてきます。
 ふらりと来られるだけでいいのです。





 
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