On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2023-10-23 17:01:41
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【日付を訂正しました】  ちいさな予言通り、無かったことにされています  この世に居ないことにされている議員ですから当然ですね



▼おととい10月21日土曜に、東京都庁前の広場で、拉致被害者と特定失踪者、そのご家族のための集いがありました。
 膨大な数の特定失踪者、すなわち北朝鮮に拉致された疑いのある同胞のうち政府が拉致被害者と認定していないかたがたがいらっしゃり、その家族の一部が、悲痛苦を切々と訴えかけられました。
 特定失踪者問題調査会の荒木和博代表が主宰されました。

 家族のうちおふたりが「日本の総理大臣とは何をする人か。何もしない人だ」という深い怒りと悲しみの問題提起をなさいました。 ( 写真の女性とは違います。写真のかたは、特定失踪者の生島孝子さんの家族です )



▼不肖わたしは荒木さんから要請されて、荒木さんと対談を行いました。
 そのあと壇上から降りて、家族おひとりおひとりの訴えを全身に受け止めつつ、お聴きしました。



▼勇気づけられたのは、この立川第七中学校のみなさんが、魂のこもった叫び、語り、歌で、すべての拉致被害者、拉致されて認定すらされない被害者の奪還を訴えてくれたことでした。



▼わたしは対談で、与党議員のタブーを乗り越えて、懸命にお話をしました。
 たとえば、憲法9条の改正と同時進行で、現9条の範囲内で陸海空の自衛隊が総理の決断によって「拉致被害者救出部隊」を編成し、北朝鮮の目の前で、奪還の訓練を行うことを提案しました。

 対談の冒頭、荒木さんと聴衆のかたがたに「この対談は無かったことにされます」とあえて、ちいさな予言を申しあげました。
 その通り、メディアでもネットでも、対談は無かったかのように扱われています。



▼行き過ぎようとして、足を止められた方を含め、たくさんの方が聴いてくださいました。
 それを同行していた三浦麻未公設第一秘書と、学生インターンの増野優斗くんが確認して、写真も撮ってくれました。
 また、対談のあと、前述のように悲痛な訴えをされた、特定失踪者のご家族から「青山議員の話を聴いて、初めて、国政の側から、聴きたかった言葉を聴いた」と仰ってくださった家族もいらっしゃいました。

 無かったことにされても、この世に居ないことにされても、天と、こうしたみなさんに届けば、ささやかな意味もあるかも知れません。
 みなさんに、魂からの感謝と敬意を捧げます。

▼なにもかも淡々と受け容れつつ、発信を続けます。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は・・・

∇やっといい話がひとつです。自衛隊が全世界に先駆けて、極めて有効な抑止力となる「レールガン」の実験に成功しました。これです。

∇一方で、油断も隙もありません。突如、太平洋のたいせつな一角が中国に新しく侵されつつあります。
 これです。

∇19歳の日本男児、学生インターンの増野優斗くんからの無茶振りを含めた問いかけに、打ち合わせなく、かつ数十秒で答え続けています。ここです。

▼ちなみに、無かったことになっている対談について、この地味なブログにはコメントも頂いています。
 原文のまま、紹介します。

~ここから引用~

 
2023-10-23 06:45:11に投稿
「拉致被害者・特定失踪者家族の集い」に参加しました。
青山さん、いつも身を削っての献身的な行動に感謝しております。
またご著作も読んでいます。(読むのが追いついてはいませんが、、、)
 
さて、10月21日の【「お帰り」と言うために 拉致被害者・特定失踪者家族の集い】
に参加しました。荒木代表と青山さんの討論は本当に心に響きました。
家族の方で何人も青山さんの発言に勇気を貰えたという趣旨の話をしておられました。
私自身は、解釈改憲してでも早く助け出すべきという荒木代表の考えに賛同していますが、
憲法改正して自衛隊法、防衛省設置法を改正し軍法を整備して、自衛官が不当に裁かれる
事の無いように、現在の刑法、刑事訴訟法とは別に作らないといけないとは分かっていますが、
ご家族の話を聞くと胸が締め付けられます。
 
まず、すぐにできる事として、陸・海・空自衛隊を横断する形での救出部隊を作るという
事は大賛成です。北朝鮮に見せる行動を取る事は現行法制でも可能だと、改めて思いました。
 
自分なりにできる事はあると思います。土曜日の事をきっかっけに自分でも考えて
行動したいと、改めて思いました。
 
青山さん、「自由民主党を中から変える」意志を「戦 TELL-ALL BOOK」の末尾でいよいよ
明確に示されましたね。これでいよいよ風当たりも強くなるでしょう。
でも、断固、支持しています。一緒に祖国を護りましょう。

※ 原文はここに実名とメールアドレス。それ以外は原文のまま。
~引用ここまで~


 このかたにも、深い感謝と敬意を捧げます。
 ありがとうございます。
 ちなみに、このかたの書き込みにある「戦 TELLーALL BOOK」というのは発刊されたばかりの新書です。
 ここここにあります。お近くの書店にも、書店員の考え方によっては、あるかも知れません




 
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