2023-10-29 21:19:03
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【さらに推敲しました】【中段に書き加えました】 結果が出ることもあれば、結果がなかなか出ないこともあります
▼たとえば、これは国会内で10月24日に開かれた、原子力をめぐる議論の場です。
議員となって7年3か月あまりのあいだ、原子力についても、国会の委員会での質問、議員連盟での議論、原発の現場を訪問しての議論、そして水面下の交渉を続けてきました。
▼原子力ひとつをとっても、テーマは山のようにあります。
そのなかで、新しい安全基準を達成した発電所の再稼働は一部については実現し、処理水問題の決着はまったく楽観できる実情ではありませんが、菅総理 ( 当時 ) の英断もあって前進はしました。
一方で、福島原子力災害の根本的な見直し、新しい安全基準そのものの適正化などは、まだ結果が出ていません。
また、取り組みの途上にある課題も、新型炉の開発、その新型炉へのリプレース(再設置)、再稼働の進展によるエネルギー供給の見直し、風評被害の根絶など沢山です。
▼そして、ウクライナ戦争で初めて起きてしまった原発への軍事攻撃、その恐ろしい現実を直視して、北朝鮮、ロシア、中国という独裁国家を隣に抱える日本の護りをどうするか。
ことしの1月に自主自費で7か国を回り、ウイーンのIAEA ( 国際原子力機関 ) の本部でグロッシー事務局長と一対一で議論しました。
日本の原発に新しい備えを整えるために、政府、自治体、電力業界に働きかけるための情報を集めることが、この海外出張の目的のひとつです。
これを続けているのですが、日本は他の課題と同じく、万事、腰が重く「昨日と同じ今日、今日と同じ明日があるはず」という愚かな思い込みに、政府も自治体も業界も陥りがちです。
その壁にも立ち向かって悪戦苦闘ばかりが続きますが、懲りず、諦めず、今年の12月と来年の1月、いずれも国会が閉会中のわずかな隙に、やはり自主自費の海外出張を行う準備を進めています。
▼先日、大手銀行に就職した大学の先輩から「国会議員って、まったく何をしているか知らないよ。ヒマでしょうがないんじゃないの。何もすることが無いだろう」と大真面目に言われました。
反論するとか、そういうことではありませんね。
知られるまつりごと ( 政 ) にすることも、取り組みのひとつということです。
▼今夜、紹介する「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新版のひとつは、これです。
ウクライナ戦争、イスラエルとパレスティナの惨劇、世界大乱のなかで日本はG7の議長国という巡り合わせになりました。
当然、敗戦国の枠を遙かに超える活躍をすると思いきや、G7のうち6か国から外される、つまりは議長国だけが孤立する事態になっています。
この失態は、想像を超えています。
根幹から変えねばなりません。立て直さねばなりません。