2024-03-19 03:44:41
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【かなり推敲しました】 外国人労働者の増加と、実質的な移民政策 ( 特定技能2号 ) に、反対しました
▼きのう3月18日月曜、自由民主党の本部で「外国人労働者受け入れに関する合同会議」が開かれました。
テーマとして「特定技能制度の受け入れ見込数の再設定 及び 対象分野等の追加に関する検討状況」が掲げられていました。
月曜はふつう、おおくの議員がまだ地元にいて、部会への参加者は少ないのに、この多さです。
おおくの議員が、地元や支持団体・支持業界から「人手不足が深刻なんだから外国人労働者を入れてくれ」と要求されていることを、その背中からあらためて感じました。
わたしは地元もつくりません。団体や業界からの支持・応援はすべてお断りしています。統一教会といった宗教団体だけでは無く、わたしの専門分野からして関心の強い防衛産業や自動車産業であっても、カネや票の応援は一切お断りしています。議員は誰でもつくる後援会もつくらず、後援会長も置きません。献金を受けずパーティも開かず派閥にも属さないことと同じ生き方です。
派閥とカネの問題が深刻な現在、こうした国会議員が居ることは以前に増して、逆に隠されようとしていることをありあり感じます。
そういうわけで、わたしは月曜でもふつうに部会に参加します。だから、ふだんの月曜の部会と違い、この外国人労働者のための合同会議に限ってはどれほど参加議員が多いか、実感しました。
ただ、わたしはこの日の朝から昼過ぎまで半日かけて、選挙カーの事故の後遺症の首の痛みに対処するため痛い一群の神経ブロック注射を大病院で受けていましたから、ほんらいはまだすこし安静にすべき時間帯でした。 ( いまこの未明には、すでに何の影響もありません )
しかし、当面の人手不足を理由に外国人を入れることによって、治安の著しい悪化や、賃下げ効果、社会や伝統の変容を深く心配される主権者のみなさんの気持ちと共に、参加しました。
▼政府や党側の説明が終わり、自由討議に入って、わたしは最初の発言者となりました。そこには、雛壇の執行部側の一定の理解がありました。
わたしは、こうした制度を支持しない基本姿勢をまず、あらためて明示したうえで、特に、特定技能2号、すなわち外国人が在留資格を無期限に更新でき、家族も帯同できる制度について「明らかな移民制度である」と指摘し、反対しました。
「わたしが接触した諸外国はすべて、この特定技能2号の制度を、IMMIGRATION、移民であると受け止めています。違うと言っているのは日本だけです」
▼なにごとも、諦めたら、そこで終わりです。
多数派の議員からは「地元の要望を受け容れてもらった」という感謝の発言が相次ぎました。
わたしが議員の背中から感じたとおりです。
しかしそうした議員からも「ただ、考えれば、今回の新制度で増える特定技能の外国人労働者の数は、80万人を超えて、私の地元の全県の人口を上回る。歯止めが必要だ」という意見もありました。
また、特定技能の外国人労働者が容易に帰化しているという問題の深刻化を指摘する、真っ当な反対論も少数ながらありました。
▼そして、ひとつ留意していただきたいのは、こうした政策は、自由民主党だけが推進しているのでは無いことです。
与野党の別なく日本の政界全体と言うべきです。
国民の不安や反対の強い政策は、ジミントウがやっていることにしておきたいのが他の政党であるだけです。
▼そのうえで、諦めたらオシマイです。この祖国を子々孫々に渡せなくなります。
コメンテーター、評論家、学者が何を仰ろうと、このブログにどれほど中傷誹謗、非難、批判、決めつけが来ようとも、わたしはみなさんの現実の代理人として諦めない。
それだけです。
▼最近、わたしを総裁選に出させまい、推薦人になりそうな国会議員には事前に圧を掛けておく、さらには水面下で組織立った、かつ根拠の無い中傷誹謗を進行させる動き、それらがこれまでより遙かに強く、巧妙におこなわれていることに、直面しています。
感じるのでは無く、現に直面しています。
これに対抗する最強最大の盟友は、あなたです。
言葉の遊びや、単なる表現ではありませぬ。実体です。
議員会館の青山繁晴事務所は、しがらみの一切無い、まったく新しい議員事務所です。秘書さんは公設秘書のみ、パーティ券も売らなければ、献金の受付もせず、支持団体や後援会・後援会長、派閥の仰ることを聞くこともありません。
その代わりにあるのは、派閥と対局にある新しい議員集団、カネも人事も関与しない「護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) 」と「政治 ( まつりごと ) 変革会議」の事務、そして党員に募集してくださった主権者のみなさんへの膨大な対応と作業です。
わたしの議員活動を根っこから支えるのは、その議員会館の青山繁晴事務所を通じて、みなさんの大嫌いなジミントウを変えるために自由民主党員になってくださる主権者です。
それから独立講演会に集うてくださる主権者です。
独立講演会は、スポンサーを表でも裏でも決して置かないのです。ですからその名に「独立」を冠し、参加者から尊い参加費をいただくことによって、かろうじて開いています。そこへ、志を持って集まってくださる主権者です。
党員に申し込まれるには、ここにアクセスされて、必要事項を書き込んでくださるだけです。そのあとは、国士の三浦麻未公設第一秘書がおひとりおひとりに対処します。
独立講演会は明日20日の祝日 ( 春分の日、日本の被占領が起きるまでは春季皇霊祭 ) に、東京で開きます。募集は締め切っています。申し訳ないですが、当日の参加はできません。
次は、4月13日の土曜に神戸で開きます。募集の〆切は、もう目の前の金曜日22日の午後1時ちょうどです。
( 独立講演会の主宰は、わたしがすでに完全に退社し創業者株も全株、返上した、独立総合研究所です。わたしは講演だけを独立総合研究所から委託されています。運営には、8年前の初選挙の時から一切タッチしていません。締め切り日などは参考情報です。ここに全体情報があります)
もしもよろしければ、この青いボタンを押してくだされば、苦況が強まるなか、勇気づけられます。質問も書いてください。現場でひとつひとつ、分野を問わず、お答えしていきます。
これだけ参加議員が多いなか、長い話をするのはだめです。意見が違っても意見が同じでも、みな、主権者から選挙されてここに居て、発言されるのです。国会日程のさなかに限られた時間で行っている、部会・合同会議で、他の議員の発言時間を奪う、減らすようなことはいけません。
そこで、挙げる例は一つにしました。
外国人労働者に新しく追加された分野の一つである鉄道について、世界の鉄道も見てきた立場から、深い懸念を述べました。
日本の誇りでもある鉄道に、特に、保線作業や整備の分野に外国人を受け入れる、そのための条件整備が日本語能力に「N3」を求めるだけというのは、非常に深刻な危険を呼びます。
N3というのは「日常レベルの日本語をある程度理解できる」という能力です。これで新幹線も走る日本の国民の命を預けるコミュニケーション ( 運転士、保線、整備の方々らの意思疎通 ) ができるでしょうか。
もう夜が明けきってしまいます。
この無償ブログは、有償の本を書くのとまったく同じく、ていねいに丁寧に、書いています。だから未明に書き始めても、朝まで掛かってしまいます。おそらくみなさんが想像されているより、ずっと時間、気力を要します。
もはや公務に入って行く時間です。
外国人労働者受け入れの件は、次の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( ここです。数十秒で完結するショート動画はここです ) の収録で話します。
21日の木曜日に収録時間を捻り出せるのではないかと期待しています。
今朝に紹介する最新放送の一つは、これです。ジミントウが政権喪失へまっしぐらという現実を、総理らがほんとうにはご存じない「政治刷新本部」の真実を問うています。
★みなさんの今日の一日が、すこしでも平安であり、明日の祝日には、できればゆっくりリラックスできますように。
祝日にも働くみなさんは、お仕事が充実しますように。疲れすぎないことをこゝろから祈ります。