On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-03-20 03:08:57
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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わたしのまったく知らないところで、こんなことまで起きます  国会議員が何という無責任な中傷をするのでしょうか  この忙中、こんなことへの対処に長い時間と労力を強いられることにも怒りを禁じ得ません


※この写真は、ぼくのパソコンの記録では「平成27年、西暦2015年12月撮影」とあります。
 12月19日に京都で開いた第48回独立講演会だと思います。
 フィナーレで有志が舞台上に集まってくれました。日章旗の右下に、不肖のぼくが居ます。

 この直後になにが起きたか。
 当時の安倍政権の世耕弘成・官房副長官が、わたしに「安倍総理からのお願いです。ことし ( 平成28年、西暦2016年 ) 6月22日公示の参院選に出てください」と最初に仰ったのが、年が明けてすぐの1月4日でした。
 政治記者の時代から「選挙に出ないか」という何度かの提案を断り続けていましたから、この写真のときも、まさか国会議員になるとはまったく考えていなかったのでした。
 独立講演会の参加者も、多くがそう思われていたでしょう。

 その1月4日から5か月ずっと断り続けて、世耕さんと安倍さんは諦めず、公示直前の6月半ばになって安倍総理から電話が掛かり、「青山さんが議員になると、外務省が変わる、経産省も変わるな。自民党議員も変わる」と稀代の人たらし ( いい意味です ) の安倍さんらしく、ちょっと驚くような率直さで仰って、初めて「考えます」と答えたのでした。
 そして、青山千春博士と当時の清水麻未・独立総合研究所社長秘書 ( 現・三浦麻未公設第一秘書 ) のふたりに、国益のためだと背中を押されて、最後はおのれ自身で覚悟を決めたのですから、全責任はぼくにあります。

「では、お受けします」と電話するとき、「おまえ、後悔するぞ。背負わずともよい、とんでもないもの、それを背負うことになる」ともうひとりのぼくが胸の奥で叫ぶのを、えいやっと、押し潰して、世耕さん、安倍総理に受諾のお話をしました。
 もし国会議員になっていなかったら、あるいは議員になっても既成権益と戦ったり、ましてや総裁選に出ようとしなかったら、きのう夜からこの未明にかけて味わうような憤激を知ることも無かったのかもしれません。
 しかし、もう一度申します。決めたのは、わたし自身です。全責任があります )

      ――――――       ――――――      ――――――


▼きのう3月19日の火曜に、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の視聴者から、一種の告発の書き込みがこのブログにありました。
 記録では「2024-03-19 13:28:54に投稿」とあります。
 それを読んだのは、国会から自宅に戻った夜です。
 女性の実名と思われる方が、以下のような趣旨を書き込まれていました。 ( すべてが言葉の通りではありません。すこしだけ分かりにくいところもあったので整理しました )

 
∇昨日 ( 3月18日 ) 、「文化人放送局」というネット番組で高橋洋一氏が「YouTubeや書籍の収入は、政治家が政治活動と言えば非課税の対象になる」と話していました。
 それは「文化人放送局」のなかの「洋一の部屋」と「マンデーバスターズ」というふたつの番組です。
 前者は、現職の自民党の国会議員 ( 原文は実名 ) がゲストでした。

∇その際、青山さんの名前を出して、動画で高収入があるのに、政治活動ということにして、税を免れていると話していました。
 青山さんは、YouTubeで一切、収入は得ていないと認識しておりますので、正直、聴いていてムカつきました。
 
∇高橋洋一氏には、誤解がある様ですので、是非、真実をお伝えして頂けないでしょうか ?
 青山議員のチャンネルを見ていればわかる事ですが、文化人放送局をご覧になっている方々には間違った情報が入っていますので、お忙しいとは存じますが高橋洋一氏ご本人に事実をお伝えいただきたいです。
 
▼わたしは、これには驚きました。髙橋さんとは信頼関係と友情があります。
 すぐに電話しましたが、繋がりません。留守電にもなりません。
 そこで「髙橋さん、青山繁晴です。重大なお話がありますので、なるべく早く電話いただきたく存じます」というショートメッセージを残しました。

▼すると深夜の23時15分に高橋さんから電話が掛かってきました。
 わたしは「動画のスポンサー料をまったく受け取っていません。撮影クルーに全額、渡しています。これは何度も明示しているし、撮影クルーもそれを確認し、動画の概要欄にも毎回、明記されています。収入ゼロにもかかわらず収入を政治活動の扱いにして課税を免れているとネット番組で語られたのは、酷すぎる中傷です」と伝えました。
 また、「議員になる前からプロの作家であり、国会議員になったあとも、書籍を出すことを政治活動扱いにしたことなどありません。もちろん印税に対して、昔も今も税をきちんと納めています。必要経費をわずかしか申告しませんから、税額は大きいです。これらの誤った中傷誹謗が、著名人と現職国会議員によってネットで拡散されつつある現状は、刑法の名誉毀損、侮辱、偽計業務妨害に当たります」と話しました。

 高橋さんは「それは、ゲストのK議員 ( 実際は実名 ) が言ったのです。確かにK議員 ( 実際は実名 ) が青山さんの名前は出していたけど、なにを言っているのかよく分からず、そのままにしました。否定しなかったのは、申し訳ない。訂正します」と仰いました。
 そして高橋さんは、ご自分のXにポストしたと連絡してこられました。

 高橋さんがXに書かれたと、わたしに知らせてこられた内容はー
・朝日新聞の記事に「参政党代表 ( 当時 ) で元衆議院議員の松田学氏がYouTubeを運営するグーグルの日本法人から約1327万円、ニコ動を運営するドワンゴから約496万円を得ていたが、松田氏は朝日新聞の取材に、政治活動なので非課税で申告納税はしていないと話した」という内容があり、それを根拠に「政治家のYouTube収入は政治活動とかで非課税のよう」と話した。
・ただし、政治家によって対応は異なり、自民党の青山繁晴さんは一切収益化していない。念のために。
ーというものでした。

▼わたしは「これでは不充分で、国民には分かりにくいです」というショートメッセージを送り、そして「洋一の部屋」というネット番組の問題部分の文字起こしを、高橋さんに送りました。
 この文字起こしは、わたしが信頼し、高橋さんとの共通の友人でもある人がボランティアでおこなってくれました。
 その全文を以下に掲げます。高橋さんの番組は髙橋さんのものですから、高橋さんにはきちんと通告しています。

 ただし、実際には実名で登場されている議員は「K議員」としました。この議員に「事実と違う。大変な問題だ」とまず連絡するのは、高橋さんの責任であり、高橋さんもそれをお認めになり、かつ、深夜・未明でもありまだ連絡はされていないので、すくなくとも現時点では、わたしは「K議員」とします。
 また文中の下線は、起こしてくれた方によるものです。

~ここから起こしの引用~
https://m.youtube.com/watch?v=Il9OJXEzjTo&pp=ygUY5rSL5LiA44Gu6YOo5bGL44CA54mH5bGx
36:30付近から ( 高橋さんによると、現在は削除 )

高橋  あとね、政治家のなかでね、Youtuberの人もいるでしょ?あれはどういう扱いなの ? 
K議員  あぁ、だからその中で物凄い所得が入るような人ってたぶん青山さんしかいないと思う。あとは、西田さんが登録10万で、私はこれでやっと3万ぐらいだから、あっ、今度来てくださいね。
高橋  これは政治活動なの?
K議員  私は政治活動のやりとりしかしていませんから
高橋  そうすると政治活動にカウントするわけ?
K議員  いや、Youtubeでは課金してないですもん
高橋  Youtubeで課金してないから、広告収入が入らないの ?
K議員  全然。だって3万でやってもしょうがないから。将来は考えたい。入ってきたら、個人でしょ。個人所得で税金払うでしょ。
高橋  これが、政治家に色々聞くとね、政治活動は非課税ということみたいですね。
K議員  えっ ? じゃあ、申告してなかったんですか?あの人たち !?
高橋  してない人もいるみたいですね。一応それは認めてもらっているという言い方をする人もいるみたいなんだ。これは、個人のひとからするとエーって言う感じなんだ、正直に言えば。率直に言えば、今K議員さんが仰ったようにね、個人所得でしょうとまず思うわね。
K議員  それだったら、政治資金収支報告に政治に貢献するために皆さんから貰ったお金ですって書いた方がいいですよね。どこに書くのか難しいけれど。
高橋  書いてる人もいるみたいだけど、判んないな、これ。このあたりが、国民から見るとエーってなって、ほら、財布が2個あって使い分けられるでしょ?そこがちょっと
K議員  印税を政治収入にする ?
高橋 うん。
K議員 印税は個人収入にして課税で納税でしょ ?
高橋 私もそう思うけどね。でもYoutuberのやつなんかは全体的な広報活動だと言うことができるっていうことみたいですね。結構グレーゾーンなんです、これ。
(以下略)
~起こしの引用ここまで~

▼まずわたしは動画のスポンサー料を受け取りませんから、動画を生業とする、あるいは収入源とするYouTuberではありません。国会や政権党の内部をろくに知らされていない主権者のために、まったくの無償で発信しているだけです。
 また、K議員が勝手に「青山さんは動画で物凄い収入を得ている」という趣旨を、まったく事実に反して述べているのは、国会議員としてあまりに無責任です。
 そして、K議員が「えっ ? じゃあ、申告してなかったんですか ? あの人たち !?」と仰っているのは、話の流れからして、青山繁晴らのことだと視聴者が誤認するのは、前述の告発の書き込み通りだと思われます。

 高橋さんがこの直後、「してない人もいるみたいですね」と仰ったのは、髙橋さんの弁明によると、わたしのことではなく、朝日新聞の記事にある人のことだったそうです。
 ただし、わたしは、朝日新聞の記事だからといって、そのまま信じることはしません。高橋さんも「いるみたいですね」という表現にとどめていらっしゃいます。

▼高橋さんとのやり取りは、深夜23時15分から未明2時半近くまで続き、「ネット放送からはすべて削除する」、「お詫びし謝罪する」、「K議員には連絡する」と高橋さんは約束されました。
 わたしは、友情の名において、高橋洋一さんの誠意と今後の行動を信じます。

 そして最後にわたしから「深更まで、おつかれさまでした」とショートメッセージを送り、髙橋さんからは「いえ、こちらこそ、大変なご迷惑をおかけして申し訳ありません」と返信があり、高橋さんの睡眠確保を考えて、ふたりのやり取りはいったん打ち止めに致しました。

▼こんな目にも遭っている「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の最新分をひとつ、救いにもなにもなりませんが、紹介しておきます。
 紹介が遅れていますから。
 韓国の裁判で日本の日立造船が供託金を奪われた問題を、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) を軸に追及すると、外務省から「韓国政府に補償を求めます」という趣旨の画期的な回答がありました。油断は一切しませんが、ひとつの成果です。この動画です。

▼冒頭の写真の、思い出深い独立講演会も楽しいですが、今の独立講演会は、総裁選にみんなと一緒に臨むためのよき緊張感でいっぱいです。今の独立講演会は、ここを見てください。〆切まであと2日です。






 
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