On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-04-15 06:27:38
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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きょう月曜日、朝5時半に都内の自宅を出て、いま能登半島に向かう途上です



▼おととい4月13日の土曜は、独立講演会@神戸で4時間半とすこし、お話をしました。



▼写真のいちばん下、左からふたりめは、拉致被害者の有本恵子さんのお父さま、有本明弘さんです。
 95歳になられているのですが、物凄くしっかりされていて、休憩時間 ( 参加者にお手洗いに行っていただく時間 ) を1回とるときに、いつも必ずわたしの控え室へ来られて、熱心に話されていきます。
 こころから、勇気づけられます。



▼二階席に行くのも、務めだと考えています。
 独立講演会の主宰者である独立総合研究所の「舞台を降りるなら、マスクを必ずしてください」という方針で、やむを得ず、マスクをしています。
 わたしは、およそ8年前の最初の選挙中に決心して、独立総合研究所の代表取締役社長・兼・首席研究員を辞め、創業者株も無償で返上しています。独立講演会は、講演だけを委託されて、遂行していますから、独立講演会の運営には一切タッチできません。

 そういえば、5月11日土曜に東京で開催する第150回独立講演会は、明日4月16日の13時が、募集〆切ですね。
 主宰者の独立総合研究所はギリギリの人員でやっているので、〆切の扱いはシビアだと思います。ご関心のかたは、ここです。このボタンを押して、質問を書き込むこともできます。

▼今朝5時台に、新幹線のホームを歩いていて、おのれがほんとうにトボトボと歩いていることに、嫌でも気づきました。
 議員となって7年と9か月、ただ一日の休みもないことの肉体の疲れなのか、さまざまにげんなりする気持ちなのか、その両方なのか、いずれも、さしたることではないと考えて、元気を出して歩きました。

 雪のないところに生まれ育って、だからアルペン競技スキーに挑むのはとても困難で、困難だから挑み続けて、たまに足のかかとが痛くなることがあります。
 アルペンスキーでは、両膝の皿を割ったり、腰の骨を5本折ったりしているのに、それらの後遺症はありません。
 しかし、強い加重を足の裏全体にかけることを心がけて滑っているせいか、土踏まずや、かかとに負担がかかります。
 年にたった数本の滑走でも、今も冬の出張先でわずかな時間を見つけて思い切り加速して滑ったりするので、後遺症ではなく、現在進行形なのでしょうね。わはは。

 新幹線のホームで元気を出して歩いたら、今度は、あっと声が出るくらいかかとが痛みました。
 つま先で歩いて、席に座って、モバイルパソコンで新幹線が出発したのも知らずに仕事をしていたら、やがて、雪の消えゆく浅間山が目に飛び込んできました。



▼独立講演会に志を持って集まってくださるみなさん、そして祖国の大自然が、慰め、励ましてくれます。

 国会議員のほんらいの仕事、本分は、国会質問です。
 議員となって50回の質問をいたしましたが、その49回目の質問は、経済産業委員会で45分という、おそらく過去いちばん長い質問時間をいただいて政府に問いました。
 日本の自前資源をめぐって、依然として妨害が烈しく、そのなかには経産省所管の研究機関に信じがたい愚行もあることを質問しています。質問はもちろんそれだけではなく中小企業政策を含め、多様に問うています。

 答弁は、いずれも護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) メンバーの齋藤健・経産大臣と森屋宏・内閣官房副長官、それに政治家ではない原子力規制委員長です。
 それを収録したこの動画は、上記の質問時間45分も入っていますから、ふだんよりやや長尺ですが、みなさんは日本の唯一の主人公である主権者ですから、できましたら、ご覧になってください。
「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( ここ / 数十秒で完結するショート動画はここ ) の第710回です。

▼まもなく最初の訪問地の富山に着きます。
 仕事をしていると、あっという間です。
 残念ながら、仮眠はできませんでした。

 富山を出発点に、1日半をかけて、能登半島を含め被災地を広く回ります。
 今回は、自由民主党の経済産業部会長代理としての公務による被災地訪問です。
 国会の会期中ですから、ハードスケジュールになります。

 被災地では、あまりにも当然ながら、トボトボ歩いたりは一切、いたしませぬ。
 今なお、主権者のみなさんがたいへんな苦闘のさなかにいらっしゃいます。





 


 
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