2024-04-23 08:39:28
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
Comments (0)
【すこしだけ推敲しました】 早朝、春季例大祭の靖國神社に参拝をいたし、そこから自由民主党本部へ移って今、「基幹インフラ輸出小委」に参加して民間の意見を聴いています
▼靖國神社の新しい宮司です。
史上初めて自衛隊の元将官から、大塚海夫・元海将が就任されました。
大塚さんは、海上自衛隊の時代に何度も、不肖わたしの講演を聴いてくださった将軍 ( いまは退役将軍 ) で、懐かしくあいさつを交わしました。
▼きょうは超党派の国会議員団による正式参拝です。
靖國神社においては、春季例大祭と秋季例大祭がもっとも重要な行事ですから、それに合わせて参拝します。
参拝する国会議員は、自由民主党が圧倒的に多いですが、野党議員もいらっしゃいます。
これは、国会議員団から宮司が玉串を受け取られているところです。
▼大塚宮司は、靖國神社の宮司としての新しい名刺の裏が、英文です。
そこには、OTSUKA " Man of the Sea " Umio と記されています。
海夫というお名前を活かしておられるわけですね。
隠れたユーモアも、静かな威厳もお持ちの、明るい人柄です。
靖國神社は、海外からの関心も強いので、裏面が英文で正解だと考えます。
その裏面には、 Vice Admiral , JMSDF ret. すなわち日本国海上自衛隊・退役海将 ( 国際社会では退役海軍中将 ) とも記されています。これも意義があります。
大塚宮司は、自衛隊出身者として初めて特命全権大使 ( 在ジブチ ) もやったひとですから、国際感覚をお持ちなのでしょう。
▼このあと参拝に入りました。
参拝中に写真を撮ったりは、いたしませぬ。
参拝の始まりと終わりには、マスメディアによる大量のカメラが待ち構えています。
おたがいに言葉は何もありません。だから分かりませんが、まるで『靖国に参拝するなんて、とんでもなく悪い奴らだ』とでも言わんばかりの敵意が、レンズの背後からそこはかとなく伝わってくることもあります。
これは、世界の非常識です。
祖国のために命を捧げられた同胞に、その国の伝統にしたがって深い感謝と畏敬の念を捧げるのは、まさしく世界の常識です。
そこには敗戦国も戦勝国もありませぬ。
ところがNHKをはじめメディア、大学をはじめ教育界、評論家らの言論界、そして芸能界が、逆なことを、刷り込まれたまま、思い込んだままで居るのが日本の無残な現実です。
▼わたしが靖國神社に正式参拝するのは、この超党派の国会議員団による参拝だけではありません。
いずれの場合にも痛感するのは、日本のこうした拝礼がいかに簡素かということです。
バチカンの祭礼の現場をはじめ、海外の宗教的拝礼のようすも、たくさん経験してきました。
それに比べると、日本は、信じがたいほどに簡素です。
これが、わたしたちの日本です。
簡素であることのなかに、死生観と、かけがえのない美中の美があります。
▼靖國神社から真っ直ぐ自由民主党の本部に入りました。
党本部では、朝8時から、「インフラシステム輸出総合戦略特別委員会 基幹インフラ輸出小委員会」という長い名前の、実質的に部会が開かれています。
そこに遅れて参加しました。
今回は、『基幹インフラの海外展開に関する事業者ヒアリング』ということで、巨大商社、大手ゼネコンなどが意見を仰いました。
終了間際に、この特別委員会の役員でもある宮内経産部会長 ( 衆議院議員 / 写真の雛壇 ) が「きょう参加してくださった企業がいずれも、海外にさらに事業を展開したいと仰ったが、なぜ海外なのか」という本質的な質問をされました。
企業側の答えは、「日本では需要が減っている」、「日本は技術力も衰えているので、海外の技術力を吸収する必要がある」といったものでした。
これは非常にショッキングな答えです。
日本の賃上げがなぜ、諸国に劣るのか。
その大きな要因のひとつが、日本の投資が海外に偏り、国内への投資が貧弱であることなのです。
この実態が思わず知らず、表れているような、その意味では意義ある、率直な答えです。
わたしは9月に予定される総裁選に挑むにあたって、新しい経済政策の包括的に樹立する作業も進めています。
その柱のひとつは、「国内にカネを使う」ということです。
・・・総裁選で選ばれる総裁、すなわち日本の宰相は、わたしの提起している「五観」がすべて必要です。
国家観、歴史観、人間観、政局観、経済の相場観(そして、これら五観をすべて覆うべきものが、死生観)、このなかのど真ん中、『にんげんかん』は、とても大切なのです。
その人間観から、大谷サンにまつわるドラマをこんな風に話しています。
たまには、そういう動画も視てくださいね。あんまし視ていただけないだろうけど、ね。
企業側の答えは、「日本では需要が減っている」、「日本は技術力も衰えているので、海外の技術力を吸収する必要がある」といったものでした。
これは非常にショッキングな答えです。
日本の賃上げがなぜ、諸国に劣るのか。
その大きな要因のひとつが、日本の投資が海外に偏り、国内への投資が貧弱であることなのです。
この実態が思わず知らず、表れているような、その意味では意義ある、率直な答えです。
わたしは9月に予定される総裁選に挑むにあたって、新しい経済政策の包括的に樹立する作業も進めています。
その柱のひとつは、「国内にカネを使う」ということです。
・・・総裁選で選ばれる総裁、すなわち日本の宰相は、わたしの提起している「五観」がすべて必要です。
国家観、歴史観、人間観、政局観、経済の相場観(そして、これら五観をすべて覆うべきものが、死生観)、このなかのど真ん中、『にんげんかん』は、とても大切なのです。
その人間観から、大谷サンにまつわるドラマをこんな風に話しています。
たまには、そういう動画も視てくださいね。あんまし視ていただけないだろうけど、ね。