2024-04-28 21:48:42
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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最高責任者のモラルハザードに断が下った3補選です (尖閣諸島その2)
▼日本国沖縄県石垣市の尖閣諸島の海において、中国の武装船を相手に、海上保安官が高い技倆と確かな志をもって、中山義隆・石垣市長とわたしたちの海洋調査船による魚釣島の環境・生態系調査や海底資源探査を守ってくれました。
▼尖閣諸島で中国がここまで傍若無人に国家主権を侵し、国際法を破るまでの情況にした主たる責任は、自由民主党にあります。
その自由民主党が、きょう4月28日、日本が敗戦後に主権を回復した記念日に、衆院3補選で全敗しました。
この全敗のほんとうの原因は、わたし自身を含めた自由民主党全体と、そして最高責任者のモラルハザードにあります。
たった今のまつりごと(政)において、日本の主権者の考える倫理、モラルとは、派閥とカネの問題で責任を取るべき人がみずから責任を取ることであり、ご自分は「個人としての政治資金収支報告書に問題はない」とされて他者を処分することではありません。
また、国政選挙における政権党の倫理、モラルとは、情勢不利であってもきちんと自前の候補を立てることであって、『負けるより不戦敗の方がマシ』などと血迷い、主権者の神聖な投票機会における選択肢を狭めることではありませぬ。
もはや、指導力 ( リーダーシップ ) とか統治能力 ( ガバナンス ) という問題すら超えて、もっともっと根深い倫理の欠落 ( モラルハザード ) を主権者が見抜いての結果です。
▼わたしはきょう尖閣諸島から帰り、そのまま横浜でニッポン放送のイベントに参加し、敬愛する知友のお三方、飯田浩司アナ、須田慎一郎さん、宮崎哲弥さんと議論して、羽田空港に再び戻りました。
そしていま、出発します。米軍のINDO-PACOM ( インド太平洋司令部 ) で最高指揮官のアキリーノ司令官と議論するため、太平洋を渡ります。
そして即、戻ってきて、主権者のみなさんへ発信するため議員会館の青山繁晴事務所で「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」を収録し、また再び、太平洋を越えて、今度は米軍の太平洋艦隊司令部でケーラー艦隊司令官と議論します。
いずれも台湾有事の際に米軍を指揮する中枢部です。
▼その「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」 ( ここ / 数十秒で完結するショート動画はここ ) の最新分のひとつは、これです。
LINEを辞めて国産のプラットフォームをつくるのが国の責務であると提唱しています。
わたしは、おのれの歩みをいささかも変えません。