On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-06-18 02:18:28
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【訂正しました】  護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) はすでに98人です



▼・・・「護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) は、ブログでは96人なのに、近畿大学の講義で98人と言っている。睡眠不足で間違えたのだろう」という趣旨の書き込みがありました。

 やむを得ず、今夜、夜明けまでにやらねばならない他の仕事をいったん止めて、短く、このブログを書いています。
 誤解なきよう、そのコメントには全く悪意がありません。まったくの善意のコメントだと考えます。

▼そのうえで、その書き込みにお答えします。

 ・・・いいえ、違います。
 睡眠不足のために大学の講義においてそんな間違いをするぐらいなら、必要不可欠な仕事でも直ちに全部やめて、寝ます。
 辛いコンディションであっても自分のベストを尽くすことができるから、ナマケモノのぼくが夜中に起きて、あぁ、さっさと寝たいなぁという欲を抑えて、国家国民のためになると勝手に、僭越にも、信じるところの仕事をしています。
 ちなみに、ナマケモノというのは、謙遜では、ゆめ、ありませぬ。

 そして、近畿大学の「特別講義」において、「ブログ上ではまだ96人ですが、すでに護る会は98人になっています」と正確に述べています。
 ひとつ前のエントリーで記したとおり、死力を尽くして行うのが、不肖ぼくの大学講義です。近畿大学でも、東京大学でも、まるで同じです。
 独自の見解を述べることはあっても、客観的な事実関係は、間違えないように、かつ誇張しないように努めています。
 ビジネス目的ではないからです。

▼ブログで「98人になりました」という事実を書くのが遅くなっているのは、新しく参加された議員について、世の常識とは違う良きところを、たとえひとことでも、記す時間がまだ無いからです。
 日本の、本物の主人公である主権者のみなさんに、正しくお伝えしたいのです。

 この頃、凄まじく忙しくて、以前はブログを書くことに費やしていた夜中の時間も、ほとんど公務のフォローアップに埋め尽くされています。

 政府の役職は依然、何もありません。
 国会においても、「委員長」といった役職はゼロ、国会の委員会では次席の「理事」です。
 自由民主党でも、部会長の「代理」や組織運動本部の「副本部長」といった役職です。
 つまりすべてサブの立場です。

 それでも、自由民主党に唯一、政権を担当できる潜在能力があると考えるのなら、そういう下積み仕事にこそ、あらん限りの力を注がねばなりません。
 それが、不肖わたしのささやかな生き方です。
 その生き方のまま、野心なく野望なく、総裁選に出ることを目指しています。既得権益の側の妨害はお見事と言うほかないほど徹底していますが、わたしにすれば、それだからといって変わる、屈する理由はありませぬ。

 深更の誰も知らない仕事がちょい進めば、夜が明けるまでの残りのわずかな時間を、すでに300枚以上 ( 400字詰め原稿用紙換算 ) も書いているのに編集者に渡さない謎のノンフィクション、すなわち苦悩の新しいノンフィクションである『反回想  わたしの接したもうひとりの安倍総理』の原稿をシコシコ書きます。書いた分も、何度も絵画の塗り直しをするように書き直します。
 そして地球と日本列島の壮大な夜明けに出逢います。なんというラッキー・ガイでしょうか。

▼さて、著名な弁護士の若狭勝さんが、不肖ぼくが総理総裁になるべきだという動画をアップされたということを、沢山のみなさんが知らせてくださいました。
 もちろん、若狭さんから何の連絡もありませぬ。
 共にテレビ番組に参加したことがわずかにあるだけです。おそらく若狭さんは今も、テレビから引っ張りだこだと思いますが、ぼくは、8年前に国会議員となったときに、「TVタックル」と「朝まで生テレビ」のオファーをお断りしたら、ほぼすべての番組からオファーが絶えました。そのため、お付き合いもありません。
 つまりなにも裏が無いのです。
 
 だから、「なぜ、若狭さんが ? 」と、ちょいビックリして、冒頭の部分だけは視ました。青山千春博士にみせると、「え、急にどうなさったのかな」という、ぼくと同じ感想でした。
 そのあとすぐに仕事に入る時間となり、続きが視られません。

▼すると、若狭弁護士の動画の全発言を文章に起こして、このブログに送ってくれたかたが居ます。
「間違っている」と書いてこられたかたも含めて、みなさんはほんとうに凄い。
 関心の強さが素晴らしいです。
 文章なら、プロフェッショナルの作家でもありますから、動画を通常速度で視るより、おのれ自身の感覚としては何百倍の速さ ( 誇張抜き ) で、全体像も細部も把握できます。
【※この部分、訂正しました。上記のように何百倍と書くべきところを、なんと、何百分の一と書いていました】

 そこに「自民党の他の国会議員からすると青山さんが総理総裁になったら何をするかわからないというような怖さもあるんだろうと思うんです」という一節がありました。

 早速にこの部分を利用して、「青山は議員の中で孤立しているから駄目だ」という言説が盛んに流されているということを、これも沢山のかたから知らされました。
 それには事実でお応えするだけです。

 もしも孤立しているのなら、わたしが代表を務める、まったく新しい議員集団、カネが一切、動かず、地位の割り当てもせず、国会の質問時間や海外出張も差配しない、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) がなぜ100人近くになるのでしょうか。
 それも、組織としての勧誘はただの一度も行っていません。
 それが自由民主党内で、98人の衆参両院議員を擁する集団に育つ経緯は、このエントリーにすこし記しています。

 わたしは不肖ながら、既得権益に表面だけではなく深い部分で逆らい、ジミントウも野党もどっぷり浸かっている日本政治の慣習にも染まりません。
 その意味で、若狭さんの想像されることはよおく分かります。さすがです。
 ただ、実際には、ひとりひとりの衆参両院議員が、主権者に直接、選ばれた責任を果たそうと、わたしが代表の護る会にみずからの自由意志で100人近く参加されているのです。

 こんな珍現象、いや、変な謙譲はやめましょう、画期的な新現象は、これまでの政治と経済と、そして社会の仕組みで利益を受け生計を立てているかたは、おそらく理解したくないでしょう。
 それを非難など決して、いたしませぬ。
 世の常です。
 人を非難する人が、小説など書いてはいけません。
 人のあらゆることを許容しようとする人が、小説も、それからノンフィクションも書くべきです。

 どんな闇にも、光があり、闇に生きてきたかたがたには、その光が見えません。自然なことです。

▼もう、ほんらいの仕事に戻ります。
 いくつか紹介しておきます。
 若狭弁護士が、まさしく何の損得勘定もなく仰ってくださったことに関連して、ぼく自身も、1か月前にここで述べています。動画のサムネイルは、「なぜ参院から総裁選に出るか」です。

 順番に紹介している動画の最新分は、今夜はたまたまこれです。「党員数1位 三連覇 何が起きるか」です。

 これらは、みな「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」です。
 始めてまだ4年経っていません。3年と11か月で、視聴回数は3億2千5百万回を超えました。
 これです。
 また、世界の森羅万象を、20歳の日本男子の問いに応えて、20秒から40秒で表現するショート動画はこれです。

▼護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) はきょう、6月18日火曜の午後に、総会を開きます。
 日本の対中外交を根幹から変えることを目指す、総会です。
 護る会にしかできない仕事だと考えます。
 山田宏・護る会幹事長 ( 参議院議員 / 全国比例 ) の、鋭く、的確な政治感覚が生き、高木啓・護る会事務局長 ( 衆議院議員/東京12区 ) の正確無比な問題意識が生きる総会です。

 きょうの総会では、護る会の新しい英文名も発表します。これまでの英文名 ”  The Conference to Japan’s Dignity and National Interest ” は、総会の了承がもしも得られれば、今日で最後になります。
 いずれ国際社会にも、発信をいたし、役割を果たしたいと考えています。

 時刻は、6月18日火曜の午前3時05分です。
 きょうも朝7時台には、自由民主党本部に入って、義務ではなく自由意志で参加する「部会」に臨みます。

 みなさん、安らかな夜と朝でありますように。
 この地味なブログに熱心にコメントをくださるかたにも、それがありますように、こゝろから祈ります。




 
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