2024-10-07 03:04:35
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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苦悩の向こう
▼羽田から日本の晴れた空を大分へ飛んで、自由民主党の「大分政治学院」で講演をいたしました。
新しい総理に納得しがたい挙動が多いなか、何をどこまで語るべきか、考え考えの機中でありました。不肖わたしの用意した演題は、「魂からの国造りをふたたび」です。
▼聴講者には、大分自由民主党の県議や市議ら、現職の地方議員も沢山いらっしゃいました。
大分は、ひとりあたりの県民所得が全国平均よりかなり低いという厳しい現状があります。しかし、1世帯あたりの貯蓄は、相当な額にのぼります。
(いずれも自由民主党の内部資料によります。具体的な数字は、他の統計と違う可能性もあるのでここには記しません。講演では数字を挙げて、話しました。講演内容はオフレコの扱いです)
低い所得、高い貯蓄は、日本全体の傾向でもあります。
特に地方の生活現場で、日本国民がどれだけ将来に不安を持ち、消費に回すおカネがいかに限られているかという証左でもあります。
地方議員は、その苦悩と向かいあうみなさんです。
▼飛行機に遅れるギリギリまで話し、一緒に考え、みなさんの眼がどんどん輝くのが伝わってきました。
わたしたちは、祖国と主権者のためにこそ、新しい灯火をともさねばならない。そのことが、おたがいに、まさしく魂から響きあう時間だったと今、東京の深更にて、考えています。
▼みなさん、ほんとうにいいお顔です。
ちなみに、男性ばかりだなぁと思われる人もいらっしゃるでしょう。
その通りです。
しかし、岡野涼子さんという、地元の日田市でみんなの仕事を創り出すために戦う、爽やかな若いお母さん県議もいらっしゃいました。
事務局側ということで、最後の集合写真には入られなかったようです。
岡野さんは、事務局として大分空港への行き帰りに同行してくださいましたから、女性の船乗り、海洋学者としていまだに差別や偏見と戦う青山千春・東京海洋大学特任准教授のことも、車内ですこしお話をいたしました。
▼講演は、「政治学院」の講義のふたこまのうちの、ひとこまでした。
したがって時間は短めで、中心的な県議のかたが『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』を思いがけなく掲げてくださり、「これを読んで理解を深めてください」と仰ってくださいました。
じぶんではとても言えないので、正直、内心でちょっとうれしかったです。
夜も朝も昼も、苦悩なさっているみなさん。
あなたは孤独じゃない。