On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-11-18 03:36:38
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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主権者のみなさん、このブログでは、7日ぶりです



▼総選挙のあとは、首班指名選挙などをおこなう特別国会を召集することが、憲法で定められています。
 その特別国会は会期がわずか4日間だったために、逆に公務がぎゅっと凝縮されて、隙間のない多忙となりました。
 夜半に自宅に戻ったあとも、トランプさんの当選やウクライナ戦争の新展開などがあり、未明にかけて、時差のある諸国の知友と議論や交渉が続きました。
 石破総理の海外出張が終われば、今度は、臨時国会の召集です。そこでは少数与党下で補正予算の編成、審議、採決という重大な、かつ現在の全国会議員にとって未知の進行になるでしょう。年末には、来年度の本予算案の編成、それから来年度の税をどうするかの税制改正が待ち構えています。
 年が明ければ、次は、長丁場の通常国会の召集です。来年夏の参院選も事実上、本番です。わたしは護る会(日本の尊厳と国益を護る会)メンバーの和田政宗・参議院議員や、護る会の元副代表、長尾敬・元衆議院議員を支援しています。ともに全国比例です。

 こうしたなか、年始のごくごく短い隙を使って、日本の危機管理を前進させるための、自主による海外出張も行います。
 心身とも充実させ、苦しい費用負担にも耐え、すべてをこれまで通りに貫徹していきます。

▼このなかで、ブログの更新は不可能でした。
 それでも、一度はしっかり書いたのですが、原因不明のまま謎のエントリー消失が起きたりしました。
 一方で、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の収録は行っています。「どんなときにも続ける」とみなさんに告げているからです。
( いまだに「青山は献金、パーティ、団体支持はゼロでも動画で億単位の金を稼いでいる」といった真っ赤な嘘が拡散されています。わたしが動画のスポンサー収入を得ていないことは、動画のひとつひとつに明記されています。たとえば、最新の第841回放送では、画像の下にこうありますね。

127K views  1 day ago  #青山繁晴 #内閣支持率
「ニュースの尻尾」800回目は、石破総理の衆参ダブル選挙に向けた戦略についてお話ししております。・・・more
 そのmoreをクリックしてください。わたしがスポンサー収入・広告収入を手にしてないことが明記されています )

▼この動画はほぼ毎晩、アップされているのですが、ブログではまったく紹介できていませんでした。
 これから遡って、ひとつづつ紹介していきます。
 まずは、これです。日本もアメリカもイギリスもドイツも、このままでは経済を中国にやられるという警告です。
 中国は習近平体制が経済危機に追い詰められていますが、それだけに異常なまでの攻勢に出るのです。

★きのう11月17日の日曜は、神奈川県の鎌倉市の大船に出向き、「女性のための憲法カフェ」で講演をいたし、質問にお答えしました。
「女性のための」と銘打たれているのは、旧知の浅尾慶一郎参議院議員(現・環境大臣)の女性後援者が中心になって開催されたからです。上掲の写真でお分かりのように、男性も沢山いらっしゃいました。



▼いつものように、身近に語りかけていきます。
 新刊の『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』 ( たとえばここここ ) を持っておられるかたがびっくりするほど多くて、そのことに内心では、とてもとても励まされました。
 この頃、この本の意義を、あらためて著者みずから考えることがあるのです。上記の過密仕事をこなしながら、夜が明けていく、日本の秋の美しさを窓越しに見ていると、亡き安倍晋三総理がわたしに仰った言葉があの親しみやすい口調のまま甦ります。
 その言の葉のなかから、日本政治史に記憶されるべき場面を選んでありのままに記したこのノンフィクションは、不肖わたしの小説群とともに、わたしの死後に再評価される時が、ひょっとしたら来るのかなぁと考えたりします。

 わたしが、やむを得ず国会議員となってから、著作の読まれ具合は一変しました。
 ノンフィクションであれ、物語(小説)であれ、「政治家の書いた本なんて」という偏見、思い込みから自由にはなりません。
『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』も、あっという間に4刷までは行き、しかしそこでぴたりと止まっています。
 すなわち固定の読者は読んでくださいますが、その先はありません。
 しかし、これも最後はみずから選んだ道ですから、主権者から負託された公務は最期まで貫き、作家としての歩みもやめません。

 カギは、心と身体の体力です。
 心身の体力がさらに増すのを、感じています。
 トレーニングの時間が取れないのが深刻な悩みですが、工夫すれば、トレーニングを日常の動きのなかで実現できます。それを強化します。



▼講演のあと、主宰者が用意なさった、質問を事前に集めた紙を見ながら、主権者のみなさんの問いに答えていきます。
 実は、わたしにとって、愉しい時間です。



▼主宰者から「時間オーバーにつき、ここまでです」と告げられて、すべて終了。
 講演の始まりと同じく、終わりにも、日章旗に拝礼をいたしました。
 胸の裡では、硫黄島の英霊、白梅学徒隊の少女たちをはじめ、後世のわたしたちのためにこそ命を捧げられたみなさまに『これからも使命を果たしてまいります』と申しています。



▼最後に、質問の紙を思わず掲げて、別れのあいさつを致しました。



▼と、思ったら、希望者と記念写真の撮影がありました。

 このあと、廊下にて、『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』や小説の『わたしは灰猫』にサインを求める方々の長い列ができて、こころからうれしく思いました。





 
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