Home > 記事一覧 > 不肖わたしの「特別講義」をお聴きになり、その前後に東京大学をご覧になりませんか 国民の税をもっとも費やしているのが東大だからです 東大OBも駒場寮の無くなったキャンパスを歩かれるのは新鮮かも知れません
2024-11-20 00:10:38
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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不肖わたしの「特別講義」をお聴きになり、その前後に東京大学をご覧になりませんか 国民の税をもっとも費やしているのが東大だからです 東大OBも駒場寮の無くなったキャンパスを歩かれるのは新鮮かも知れません
▼わたしが東京大学教養学部 ( 駒場キャンパス ) の正式な非常勤講師だった時の講義です。
当時、東大から許可を得て、撮影しました。
聴講を希望する東大生が多くて、廊下に溢れています。
授業名は、「知力の再構築ゼミ」です。
▼東大から非常勤講師のオファーがあったのは、わたしが参議院議員に初当選した直後で、就任は2か月後でした。
だから平成28年、西暦2016年の9月ですね。
わたしは東大の懐の深さに驚きました。
そもそも東大が、現役の国会議員に教職をオファーすることが予想外ですが、左派の強い日本の大学で、左翼政党の議員ならまだしも自由民主党の新人議員に、というのは今なお驚きを感じます。
背景は、ひとりの志ある学生の存在です。
初期の虎ノ門ニュースにわたしが民間の専門家 ( シンクタンクの独立総合研究所の代表取締役社長・兼・首席研究員 / 近畿大学経済学部客員教授 ) として参加していたとき、ガラス張りスタジオの外の舗道で、熱心に視聴してくれていた東大生がいたのです。
それが屋敷尭紀くんです。
屋敷くんはやがて、東大教養学部の自治会主宰のゼミナールとしてわたしの授業 ( 東大の公式な授業ではなく自治会主宰ゼミとしての授業 ) が開講できるよう、さまざまなステップを踏んで努力され、実現しました。
そのゼミに参加した学生たちの声・評価があって、非常勤講師へのオファーとなったようです。学生諸君の志が、「自由民主党の国会議員」という東大にとっての壁を越えたと言えるかも知れません。
非常勤講師となってからは「知力の再構築ゼミ」は東大の公式な授業となり、学生に試験を実施し、単位を出しました。
▼そして現在は、学生の自主ゼミとして、この「知力の再構築ゼミ」を継続しています。
東大のキャンパスに行くのではなく、議員会館の青山繁晴事務所のちいさな会議室を活用して、学生がそこに集まってきます。
今回の駒場祭の「特別講義」は、その公開版と言えるものです。
現在のゼミ長を務める東大生 ( 工学系 ) が、開催に努力してくれました。わたしの教え子として社会に出ている、元ゼミ生も協力してくれました。
▼この「特別講義」への参加に何の壁もありません。
資格も、申し込みも、参加費も、いずれも不要です。
どなたでも、ただ東大の駒場キャンパスにお出でになるだけで大丈夫です。
会場の900番講堂は、正門脇の守衛さんに聞けば、親切に教えてくれると思います。
( これが東大駒場キャンパスの正門です。時計台の前の大樹を左に行けば、すぐ900番講堂があります )
▼現在の自主ゼミとなってからの「知力の再構築ゼミ」は、試験もなく、単位が出ません。
すると学生の参加は激減しました。
しかし、そもそも「知力の再構築」とは、「受験脳」を脱することです。受験勉強には模範解答がありますが、現実世界にはありません。
したがって、行政官(官僚)になっても、政治家になっても、何になっても、模範解答に依存する頭では、日本を前に進められません。
そのためのゼミであることを、現役の学生諸君にも、もう一度考えてもらうきっかけになる特別講義にしたいと考えています。
東大の現役の学生諸君も、お出でください。
広く主権者のみなさんも、お出でください。
▼この特別講義は、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の凝縮版でもあり、新刊の『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』の別バージョンでもあると、考えています。
貫く志が、同じだからです。
それは屋敷くんをはじめ、ゼミを支えてきた学生諸君、OBのみなさんと連帯し共有する志です。
▼「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の未紹介の最新放送を、今夜もひとつ、紹介しておきます。
この第838回放送です。
石破政権が、衆院の予算委員長を立憲民主党に渡したことを愚策と明言し、自由民主党の現職議員の責任として追及しています。
ちなみに、兵庫県知事選については、きょう11月20日水曜日に公務のすきまを縫って収録する予定の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で触れます。
わたしの旧友から、「ノーコメントはあり得ない」という投稿がこのブログにありました。誰がノーコメントなんですか。それは思い込みですね。
わたしはわたしの日程と場所で、自由意志にて発信します。旧友だから申します。わたしは強要を受容しませぬ。