On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2024-12-10 09:25:15
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【バグを修正して再アップしました】  韓国、シリア、フランス・・・世界の旧来の秩序が壊れていきます



▼今朝も、朝7時台に自由民主党本部に入り、外交部会に参加しました。
 きのう、ある元議員と話していて「あの人 ( 実際は実名 ) は政策に興味ないんですよ」と仰いました。
 わたしが「政策に興味のない国会議員って・・・」と大苦笑すると、「だから部会には来ないでしょう ? 」。
 なるほど。
 あらためて、そうですね。
 部会は、その部会の役員以外は自由参加です。そして来るのは、ほぼ同じ議員です。

▼世界は大乱です。
 朝鮮半島の南には突如、戒厳令を出して失墜した大統領があり、北には、ウクライナに派兵して若者をどんどん死なせている独裁者があり、シリアには苛酷な独裁の果てにモスクワに逃亡した大統領があり、そのあとの権力を狙うイスラム原理主義の各派があり、ロシアにはシリアの独裁者への軍事支援が失敗に終わった大統領があり、イスラエルとガザとレバノンとウクライナをはじめ世界の紛争地の土中には子供や女性をはじめ普通の人間の残酷なご遺体があり、フランスには足元の内閣が瓦解する大統領があり、ドイツも中国もかつてないほどの経済不調に苦しむ首相と国家主席があり、アメリカには南北戦争以来のように見えかねない鋭い対立があり、そしてわたしたちの祖国には、少数に転落した与党がある。

 今朝の外交部会では、これらのうち韓国とシリアを議論しました。
 しかし、わが政府は、ひたすら「しっかりと注視して参ります」と繰り返すのでした。
 注視で国益と国民が護られるのなら、政府は別に無くてもいい、国民が辛い思いをして税や社会保険料を払う意味が無くなります。

 わたしは諦めず、失望も絶望もせず、昂ぶりもせず、政府を変えるためにも地道な、あくなき努力を重ねていきます。
 武士道といふは死ぬことと見つけたり。

▼月刊Hanadaでコラムの新連載が始まります。2月号からです。
 2025年2月号と言っても実際は、ことしの12月20日に発刊です。

 原稿を書き、ゲラ直しも終わりました。間違いなくコラムが載ります。
 花田紀凱編集長のご心配は、わたしの忙しさだと思いますが、コラムの執筆は、スキマ時間を活用できます。
 オモテの公務が全て終わっている夜に、仕事と生活の合間の2分、3分というスキマ時間に書き溜めます。
 書いた行数が、規定の分量に満ちてくると横目でちらちら眺め、それを通じて充分に熟成し、最後は15分ほどで一気に仕上げます。問題ありません。コラムを書くのは好きです。

 月刊Hanadaの新連載の「規定の分量」は1850字です。2ページの見開きの連載ですから、過不足があってはいけません。
 実はこうやって、分量が決まっている原稿を書くのも好きです。
 地方紙の雄、北國新聞に連載コラムを書くのと同じですね。

 なぜ、分量が決められた原稿を書くのが好きなのかな。
 たぶん、するスポーツが好きなのと関係があるでしょうね。
 スポーツは、ルールがあります。
 モータースポーツはサーキットの限られた路面を疾駆します。はみ出ると、トラックリミット違反です。
 スキーも、アルペン競技では、ポールで定められたコースを猛速で落ちていきます。ポールをまたいだりすると失格です。
 ぼくは自由人です。独立心も強いです。
 しかし人生には限りがあります。
 だからきっと、ルールのあるスポーツが好きなのでしょう。


▼きょう12月10火曜、公務の間隙を縫って、「文化人放送局」というネット番組に参加します。
 西村幸祐さんの要請に応えました。「復刊!激論ムック」という番組だそうです。こないだも一度、参加しましたね。
 この頃、よそさまのネット番組に参加することがほんとうに多いです。なるべく要請に応えていきますが、この先は正直、わかりません。

「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」のアップは、ショート動画を含め、弛まず続きます。
 今夜の分は、収録を終わっていますが、いま編集作業中です。
 アップすればなるべくお知らせします。夜も未明も、仕事がいっぱいですぐにお知らせできないことも少なくないですね。ごめんなさい。



 
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