2024-12-26 03:32:01
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【最後にひとこと書き加えました】 こんな烈しい動きの国会閉会日は初めてでした しかし動けば動くほど元気が出ます わたしゃ鮫かマグロか
▼少数与党時代の臨時国会は、去る12月24日火曜に閉会しました。
通常の閉会日というのは、閉会の手続きが主で、分刻みで忙しいけれど、いわば儀式的なこと、「儀式」はすこし言い過ぎなら手続き上のことが多いのです。
今回の閉会日は、手続き上のこともいつも通りやらねばなりませんが、中身の濃い議論、協議、交渉も水面下で続きました。
▼この日はまず、朝早めに自宅を出て、余裕をもって国会に入りました。
「高校生未来会議」という催しで、自由民主党の代表 ( 組織運動本部の副本部長 ) として、最初に講演するからです。遅れるわけにいきません。議員宿舎に住んでいないので、万一の交通トラブルを考えねばなりません。
主宰者のお話では「全党から代表に、順に講演してもらいます」ということでした。
▼制限時間5分という超短い講演です。
全党から講演があるなら、この短さは理解できますね。
その短い講演に中身をぎゅっと詰め込みました。全国から集まった志ある高校生は、わたしと眼を合わせて、しっかりと聴いてくれました。
講演の前、というか会の始まる前には、ツーショットの写真を撮りたいという男女の高校生でとても長い列ができました。
早めに来ておいて良かったと思いました。
それから、高校生はやはりネットを良く視ているんだなぁとも思いました。
講演が終わると、すぐ、やはり短時間の質疑応答タイムです。
▼わたしの出番を終えると、大急ぎで議員会館の青山繁晴事務所へ。
国民民主党の議員と議論です。こちらからお伺いすると申し入れましたが、わざわざ来てくださいました。
それを終えると、資源エネルギー庁の責任担当官と、エネルギー基本計画の仕上げについて議論しました。
次は、大下英治事務所から来られたジャーナリストからインタビュー取材です。
時間短縮のために早口で質問のすべてにお答えしましたが、ちゃんと対応してくださり、ありがたかったです。
▼次は、この日が締め切り日だった「手書きのメッセージ」を執筆しました。
「まいにち哲学 日めくりカレンダー」の新版が、意外にも出版されることに伴い、版元の扶桑社から「予約が始まっているネット書店で購入される方のために手書きのメッセージをダウンロードできるようにしたい」という要請がありました。
こゝろを込めて、真っ直ぐに書きました。
▼その筆を措くと、これも大急ぎで、自由民主党の本部へ。
党大阪府連の新しい会長として、党執行部のおひとりと、緊急性のある懸案について議論をしました。
そこから、議員会館の青山繁晴事務所へとって返して、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の役員のひとりと懇談しました。
護る会は、総選挙で20人ほどを減らしましたが、それでもおよそ80人の陣容です。
総選挙後の態勢づくりを進めていますが、年明けの通常国会から本格的に活動を再開します。
▼次は、国民民主党の別の議員と議論しました。このかたも、こちらからお伺いすると申し入れたところ、議員会館の青山繁晴事務所にやって来てくださいました。たいへんに恐縮しました。
わたしの立場は、消費減税を軸に減税派の立場を長くとってきた、いち議員です。
議論の本題とは別に、『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』、『誰があなたを護るのか 不安の時代の皇』を読んでくださるとのことです。こころから光栄に思いました。
▼そこから、ふたりとも急いで国会議事堂へ。
国民民主党の議員は党の議員総会へ。
わたしは、環境委員会へ向かいました。
環境委員会は、委員長としてまず理事会を開き、閉会の手続きについて各党理事の合意ができました。
続いて、環境委員会を開会し、閉会のための手続きである議事を終えました。
これが国会議事堂の参議院分館の3階です。
終わると、4階へ上がり、政府開発援助 ( ODA ) 沖縄・北方特別委員会に入りました。
ここでは、いち議員・いち委員に戻るので、ちょっと不思議な感覚でした。
閉会の手続きが終わりました。
続いて同じ部屋で、憲法審査会です。
ここでも、いち委員です。
やはり閉会の手続きが終わりました。
▼分館を出て、議事堂の本館に戻り、自由民主党の議員総会です。
そのまえに、まず護る会の新しい態勢について、護る会の創建メンバーと議論をし、続いて、税をめぐるキーマンのおひとりと「103万円の壁」について議論しました。
やがて議員総会の開会となりました。
これは議事堂内の「控え室」でおこなわれます。
控え室は、国会に議席のある各党に、議席数に応じて配分されます。
わたしは政治記者の時代に、ぎゅっと控え室が狭くなった時代の自由民主党も知っています。
参議院でも、来年夏に迫る参議院議員選挙で、ふたたびそうなる可能性が日々、膨らんでいます。
しかしその現実認識が、党内で非常に甘いままだと考えています。
▼その「控え室」から本会議の議場に移り、「議了案件の採決」と「会期末手続き」の議事に参加しました。
これで臨時国会は正式に閉会しました。
通常国会の開会は、来年1月24日頃の見通しです。
わたしはそれまでに、1月2日に、国際テロ防止のための海外出張に出ます。民間専門家の時代から27年間、自主的に続けている海外出張です。
その海外出張を、当初の予定の半分に減らして9日に帰国し、10日に福井へ入り、民間専門家の時に各府県に創立を呼び掛けた「日本海連合」のフォーラムに参加します。
▼席に余裕があれば、まだ申し込めるようです。
▼この日本海連合のフォーラムのあとは、大阪府連会長として、さまざまな新年会に参加し続けます。
そして1月24日とみられる通常国会の開会日を迎えます。
さて、12月24日に戻ると、本会議のあと、これも急いで議員会館の青山繁晴事務所へ戻りました。
そこで外務省の大阪の「儀典長」に就任された前ルーマニア大使とお目にかかりました。
終わると、再び急いで、東京駅に向かいました。
出張のための新幹線にぎりぎり、間に合いました。
▼いかなる時も、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の発信は絶やさないように三浦麻未公設政策秘書、撮影クルーと連携して努力しています。
未紹介の最新分はふたつです。
ここで、奈良県の「天平祭」、すなわち日本の伝統に基づく県民参加のお祭りが、なんと韓国のK-POPSに置き換えられた問題について、一緒に考えています。
ほんらいは、自治体のなさることに国会議員が異議を唱えることはなるべく控えています。
しかし、日本人の心のふるさとのひとつ、奈良で起きているこれは黙視できません。
キーワードは「侵食」です。
これは韓国による侵食ですが、もうひとつの動画は、中国による侵食です。
ここで、中国が海底下で日本の海に侵入して、資源を盗もうとする動きをリアルに告発しています。
中国が不当にも設置した海洋ブイに対して、日本政府が口先で抗議するだけで排除しないために、中国はより深刻な新たなブイを設置しました。
新聞には台湾との関連が書いてありますが、実際は、海洋資源との関連もあります。
この問題は野党に責任はありません。少数与党ではあっても第一党で内閣を構成している自由民主党の責任であり、日本政府の責任です。
撤去あるいは排除に向けて動き続けていきます。
二十歳の学生インターンの増野優斗くんの努力によって、ショート動画も倦まず弛まず、ここに並んでいきます。
▼どんな動きをしても、主権者のみなさんとの連帯がなければ無に帰してしまいます。
自由民主党に怒りが溜まるひとこそ、ここを見てください。余計に怒りが噴出するでしょうが、わたしはぶれず、諦めず、たゆまず、匍匐前進を続けます。
もしもできましたら、一緒に居てください。匍匐前進という苦悩の塊は、わたしがやります。その横に、一緒にいてくれませんか ?