On the road~青山繁晴の道すがらエッセイ~

2025-01-11 03:28:33
この日時は本エントリーを書き始めた時間です
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【推敲し、書き加えました】  中国人のビザ緩和をめぐって衝突


( 大雪のワシントンDCで、アインシュタインがこの日もなにか閃いた表情で、沈思黙考なさっていました。
 どこか、台湾の八田與一像とも似ています )

▼カナダ、アメリカの自主出張を終えて帰国した翌朝早くに、長駆、福井へ向かいました。
「日本海連合」が主宰する、自前の海洋資源をめぐるフォーラムに参加し、語るべきを語るよう努めました。

 もっとも語るべきことは、昨年に、海の自前資源開発において世界初の極めて画期的な採掘試験に成功したことです。
 政府の取り組みとは別途の自主努力による採掘試験です。これを国家のプロジェクトに育てねばなりません。おそらくまたしても妨害勢力、既得権益の勢力がありとあらゆる奸計を用いて阻もうとするでしょう。
 それを乗り越えるためにこそ、この重大な新情報を、日本海連合の会長である花角 ( はなずみ ) 新潟県知事、開催地の杉本福井県知事をはじめ日本海の12府県の代表と、現地参加された主権者のみなさんに直にお伝えできたのは、大きな意義がありました。

 カナダ・アメリカと日本の福井とは昼夜がちょうど逆転する時差があります。頭が鈍り、話が鈍ったりしないよう、集中していたので、写真を撮るのをすっかり忘れていました・・・。

▼そのあと自由民主党大阪府連の会長として新年の初仕事のため、関西へ向かいました。
 途中、外務省の高官から電話がありました。「中国人のビザ緩和について議論したい」とのこと。こちらは移動中で話すのは簡単ではありません。先方はおそらく役所で話しやすい環境です。しかし重要な話なので、まず相手の言い分を聴きました。

 個人攻撃はしないので、この高官の名は出しません。
 しかし、「中国人のビザ緩和は別段、そう大したことではない」とするその主張は到底、受け容れがたいものでした。
 わたしは「あなたは、国民生活の毎日に現に起きている深い問題を知らずに、大したことではないなどと言っている。許しがたい」と指摘し、久々に大憤激をしました。

 外務省といえども、国民生活の現場をちゃんと見る必要があります。
 中国共産党の動かす中国の人々によって、日本の国民生活がどれほど侵食されているか、それを知らずして、また現場も見ずして、外交論を語るのは外道と言わざるを得ません。邪説です。

 詳しくは「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の次の収録で、主権者のみなさんにお伝えします。
 日本国内での新年初収録は、1月15日に行える見込みです。国内収録ですから、いつも通りに、三浦麻未・公設政策秘書がMCを務めてくれます。
 ひとりで語る「海外スマホシリーズ」は、5本目を昨夜にアップしています。
 ここで、減税をめぐる現況を明らかにしています。

▼福井のフォーラムのあと、『反回想 わたしの接したもうひとりの安倍総理』を手に、サインを求める読者が何人もいらっしゃっいました。
 遙か遠くからも、そして雪の降り積もる地元からも、フォーラムに参加された有志の主権者のみなさんに、深い敬意と感謝を申しあげます。





 
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